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3月22日 8班レポート

3月22日ヌーンレポート

船時間 2015/03/22 12:00
日本時間 2015/03/22 12:00

天候 c(薄曇り)
海水温度 22.2℃
風力 4
風向 NNE
気温 22.6℃
気圧 1018.4h
風速 7.8m/sec
波高 2.0m

団役員コメント

小池 はるか 団役員 


那覇を出港

本日、望星丸は那覇を出港し、最後の目的地、清水港に向けて航海をしています。学生は終日、報告書作成に追われました。「国際交流」「Break Through」「未来の航路」をキーワードに、各自がこの航海を振り返りました。夜には乗組員による天体観測が行われました。船の明かりを消すと、満天の星空や海中の夜光虫を見ることができました。また1つ、航海の思い出を作ることができました。

8班のレポート


8班の班員


報告書作成


報告書作成


乗組員による天体観測


乗組員による天体観測

林 宏信(東海大学文学部歴史学科日本史専攻)

ついに最後の寄港地を出港し、この航海も残りわずかとなった。初めは息苦しいと感じていた狭い船内での共同生活にもすっかり慣れ、今ではこの生活との別れがさみしく感じるようになった。那覇を出港してから船は少し揺れるようになったが、本日の天体観測に続いて、明日は吉岡君の一日船長体験など航海終盤にして多くのイベントが行われる予定なので、船酔いや眠気に負けず、残り少ない日々を充実したものにしていきたい。

森本 智(東海大学産業工学部電子知能システム工学科)

那覇を出港して清水港まで最後の船旅となる。行きと同じく那覇を出港してしばらくすると船が揺れ、船酔い気味だ。昨夜は甲板で天体観察を行った。北上しているとはいえ、日頃暮らしている熊本では見られない星もある。今回は甲板の照明をすべて落としての観察だったので多くの星を望むことができた。船内研修生活も一か月を超え、残すところあと数日となった。個性の強い8班の仲間と共に、残す航海を充実させたい。

高宮 伸太郎(東海大学工学部精密工学科)

最後の寄港地である那覇から出港した。皆と過ごす時間はとうとうカウントダウンが始まってしまった。この海外研修航海に参加して、本当に多くの経験を得ることができた。国際交流という面はもちろん、船の上で多くの仲間と長期的に過ごすということは日常では到底実現するものではなく、そこでも価値観や考え方の相違という面から交流があったことは確かである。色々と楽しいことはあったが、同程度かそれ以上に苦労したこともある。それはこの研修だからこそであり、また日常あるいはこれからの社会生活に通ずるものであり、きっと将来もこの経験が良き思い出としてとても貴重な価値がある。心からこの研修に参加できたことに感謝すると共に、良い研修だったと云いたい。

清水 則樹(東海大学海洋学部水産学科食品科学専攻)

本日、望星丸は最初の出港地であった清水へ向けて那覇を出港した。研修は今日を含めて残すところ5日となり、一週間もない。皆と過ごせる貴重な時間はついに終わりが見えている。スポーツ大会や大学交流を始めとする様々なイベントがあったが、そういった場面に加えて日常的に皆と過ごしてきたことで、沢山の強い絆を得た。本当に貴重な時間であり経験であり、もうすぐ船を降りることになったとしても皆とは長く関わり合いを続けていきたいと考えている。船で過ごす時間もわずかだが、1つ1つの瞬間を大切に過ごしていきたい。

笹野 智也(東海大学法学部法律学科)

大きな汽笛の音と共に我々を乗せた望星丸は那覇港を出港した。恐らくHPの更新も8班は最後になるだろう。残すところ4日となった研修航海での生活。少しずつ「最後の」何かというものをこなさなければならないのだ。これだけの時間をかけて築いた仲間たちと別れるのは少し寂しく感じるが、仲間たちの羽ばたきを意味する良き門出となるのではないだろうか。だからこそ私は悲しさを表現するのではなく、残された数少ない日数を悔いのないような深いものにしたいと考えている。余談だが8班の面子は個性が強いけど、仲が良いという噂話を聞いた。少し照れくさくも感じたが非常に嬉しかった。これからもそんな噂が聞こえてくるのを待っている。

小谷 孟寛(東海大学工学部動力機械工学科)

研修航海最後の寄港地、那覇を後にしてから残りの時間を皆大切に過ごしている。寄港地の疲れも多少見られたが、睡眠をとる時間があったので回復する傾向にある。また、航海士の人のお誘いがあって行うことができた天体観測は、オリオン座の近くの星々を観測し、牛の眼のアルデバランやふたご座、ぎょしゃ座、冬のダイヤモンドなどを見ることができ、とても感動した。なかなかお目にかからないカノープスという星や、夜光虫という刺激で発光するプランクトンも見ることができ、充実した天体観測であった。

斉藤 秀太(東海大学理学部物理学科)

最終寄港地の那覇を出港した。これから少し揺れる航海になるようだ。船内生活も終わりに向かう中、船側から新しい行事のお話がたくさん来た。その行事の1つに天体観測があり、本日の20時に食堂に集合し、冬の星座についての知識を少しつけてからの天体観測が後部甲板にて行われた。夜空一面に広がる星の瞬く様子に皆感動していた。残りの日数はわずかではあるものの、最後まで何があるか分からないこの研修航海を、期待と希望を星に繋げたい。

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