石垣島
沖縄県の八重山諸島は、日本の最西南端に位置し、大小32の有人・無人島で構成されています。八重山諸島の一部、石垣島や尖閣諸島など13の島から成るのが石垣市です。
石垣島は、沖縄本島・西表島に次いで同県で3番目の面積を有しています。八重山諸島のおよそ88%にあたる約4万8000人が暮らす、政治・経済・文化の中心地です。
石垣島は、那覇市から411km、鹿児島市から1018km、隣国の台湾(台北市)から278kmの距離にあります。亜熱帯海洋性気候に属し、平年気温24度、湿度77%と1年を通じて気温の変化が少ない温暖な地です。
石垣島の最大の魅力は、世界屈指の青珊瑚とエメラルドグリーンの美しい海です。海水の透明度が高く、色鮮やかな熱帯魚を間近で観察することができます。島の至る所に景勝地が存在し、また離島ツアーも盛んに行われています。
陸地は、中央に同県で最高峰の『於茂登(おもと)岳』(526m)をはじめ、雄大な山々が東西に連なっています。1年を通じて咲いているカラフルな花々、山岳部には亜熱帯の木々、平野部にはサトウキビ畑や牧草地が広がり、昔ながらの自然に触れることができます。
生活の中心は、島南端の石垣港と周辺の市街地です。石垣港からは、西表島や竹富島などへ向かう定期船が発着し、八重山諸島の玄関口となっています。
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