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3月10日 9班レポート

3月10日ヌーンレポート

船時間 2015/03/10 12:00
日本時間 2015/03/10 14:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 28.6℃
風力 4
風向 ESE
気温 29.4℃
気圧 1013.3h
風速 7.6m/sec
波高 1.5m

団役員コメント

桑田 晴香 団役員 


卒業式:全体記念撮影

本日は、研修航海における大イベントの1つ、洋上卒業式と卒業パーティ。連日、卒業生への思いを込めて準備を行い、本日も朝からみんなで協力して準備を行っておりました。その甲斐あって、どちらも非常に良い形で終えることができました。卒業生のみんなにも思いは伝わったのではないでしょうか。在校研修学生のみんな、お疲れ様でした。また、3名の卒業研修学生、25名の実習生にとっては、洋上で迎える卒業式は、やはり格別の思いであったことでしょう。これから進む先は1人1人違うと思いますが、それぞれの思いを貫き、進んでいってほしいと思います。ご卒業おめでとうございます。

9班のレポート


卒業式:答辞


合流して卒業式


卒業式:卒業生記念撮影


卒業式:卒業生記念撮影


卒業式:卒業生記念撮影


9班の班員


卒業式前の空き時間に


卒業パーティー:くす玉割り


卒業パーティー:乾杯

加藤 丈士(東海大学工学部材料科学科)

今日は洋上卒業式が行われました。望星丸のことを洋上キャンパスと表現する団長の言葉が耳に残り、この特殊な環境で卒業することができる3人の先輩方が羨ましく思いました。陸で学科の友だちと卒業を迎えられない代わりに私たちと行う洋上卒業式を心に残るものになってほしいと思う気持ちが出ました。3人の先輩方もこの海外研修航海に参加するにあたり、その卒業式のことは考えてから決めたと思います。まだこの海外研修航海は続きますが、復路になっている今を思うと様々なことに焦りが出ます。 何をやっていても流れていく時間は変わらないので、やりたいことや、残された数少ない行事を楽しんでいきたいと思いました。

雨木 勇太(東海大学工学部医用生体工学科)

今日は午前中に卒業式準備を行い、午後に最終準備を終えて、洋上卒業式が行われました。海の上での卒業式なんて普通に考えたら行わないし、大学の人数から考えて、下級生が卒業式を見に行くことのない経験だったので、海外研修航海に参加して良かったと思います。卒業式では、先輩方の立派な姿を見て、今の自分のままではなく、4年間で成長しないといけないと思えました。この海外研修航海はそのための大きな一歩になると思います。卒業式の後には卒業パーティーを行いました。ここでは皆で楽しく騒ぎました。数時間飲んだり食べたりして、さらに皆との距離が縮まった1日でした。研修生だけでなく、練習生とも交流して、年上の人と気軽に交流することができて、楽しかったし、とても素晴らしい経験でした。船はすごく揺れていたけれど、それを感じさせないほど騒いで楽しかったです。卒業生のための会ではあったけれど、どの学年の人も楽しめたと思います。この日までに企画を進めてくれた役員の人たち、本当にありがとうございました。お疲れ様です。

堀 馨太(東海大学教養学部芸術学科音楽学課程)

研修航海も折り返し地点を過ぎ、残り二週間と少しとなりました。今日は望星丸の後部甲板を会場として、照りつける太陽の中で卒業式が行われました。研修学生3名、練習生25名の計28名の名前が呼ばれ、各々に卒業証書が授与されていきました。自分としては、海の上で卒業式を行うなんて考えたこともなく、そういった貴重な体験ができた4年生の先輩方の姿はいつもより輝いて見えました。卒業式が終わってからは、食堂でパーティーが行われました。卒業パーティーの装飾係の方たちが作った飾りで、いつもとは違い、食堂がとても華やかなパーティー会場へと変身していました。卒業パーティーでは研修学生と練習生が一緒になり、とても楽しいものとなりました。学科の友人たちと行う卒業式も良いけれど、洋上で卒業式をするのも良いものだなと思えました。

氏家 将吾(東海大学体育学部競技スポーツ学科)

みんなが洋上卒業式に触れているため、私はあえて触れないでおこうと思います。強いて言うならば、私も洋上で卒業式をしてみたいと思えるほどのものであったということです。この船での生活も折り返し地点を過ぎ、日本に着々と近づいています。残りの寄港地も2つです。20日間程度をみんなと過ごしてみて、もっとこの船で生活をしたいと思いました。しかし、限度があるからこそメリハリのある生活や行動ができると思います。船内生活は楽しいことばかりではなく、辛いこともあり、様々なことを考えます。その考えたことを実行できる機会も残り少なくなってきています。だから、その考えたこと一つひとつを実行に移し悔いなく過ごしていきたいです。今の時点でも学ぶことは多くありました。これからも学ぶことは多くあると思います。38日間の航海を終えるころには、Break Through to a New Youというスローガンのように、新しい自分を見つけて成長したいと思います。

石垣 太陽(東海大学海洋学部水産学科生物生産学専攻)

私は洋上卒業式準備のお手伝いをしました。今日で22日目を迎えあらゆる行事が行われてきた研修航海ですが、今回は少し違う雰囲気を感じました。今までの行事は自分達が楽しんだり相手を楽しませたりといったことが大半でしたが、新しいスタートを切り出す卒業生達のためにという気持ちから準備をしている段階で、その真剣さがひしひしと伝わりました。強い日差しと強風が吹くなか何度も国旗を飾る位置や椅子の置く位置を修正し2時間程で卒業式準備は完了しました。午後になり卒業式本番を迎えました。卒業生が一人ずつ名前を呼ばれ卒業証書を受け取りに行く姿はとても凛々しく見入ってしまいました。陸上と違い揺れる船の上で行われた卒業式は在校生である私にも忘れられない思い出になりました。そして残り少ない研修航海の中でもっと忘れられない思い出を作りたいという気持ちになった素敵な日にもなりました。

森田 健(東海大学農学部バイオサイエンス学科)

往路は波が穏やかだったのに対し、復路に入ってから毎日船が大きく揺れ船酔いに悩む日が多いです。気温の変化としてはブルネイより高緯度にあるタイの方が高く、とても意外に感じました。天気には恵まれて、自分の知る限りでは航海開始から雨は一度も降っていません。本日の卒業式ではお世話になった農学部の先輩たちを見送ることができなくて少し残念でしたが、洋上卒業式という特別な卒業式を迎えられた先輩方をお祝いすることができてとてもよかったと思います。残り少なくなった航海の時間を無駄なく過ごし、自分の力にして、陸へ帰った後に生かしていけるようにしたいと思っています。

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