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航海日誌

3月27日

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望星丸現在地
船時間2008/03/27 12:00
日本時間2008/03/27 12:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度18.2℃
風力4風向S
気温14.4℃気圧1011.7h
風速6.4m/sec波高1.5m

■3月27日 団役員コメント

第39回海外研修航海も残り後2日。今日は大掃除があった。これまで42日間お世話になった望星丸、望星丸乗組員の方々に感謝の気持ちをこめて、第39回海外研修航海研修学生、団役員が一生懸命掃除をした。心からの感謝の気持ちをこめて。大掃除を終えて、これまでの海外研修航海のさまざまな行事、寄港地での出来事などをのんびりと振り返る時間が欲しいと思ったが、現実には、個人の荷物整理、団用品荷物整理に追われそうだ。明日はサンキュー・パーティがあり、明後日は朝8時には清水に入港予定。第39回海外研修航海に対する思いは人それぞれだと思う。でも、やっぱり基本は「笑顔」。3月29日には、研修学生、団役員が笑顔でタラップを降りられますように。。。。
(団役員 内海 里美)

13班

■3月27日 13班のコメント

今日は最後の大掃除と歌の練習、昨日に引き続き帰り支度をしました。今日の大掃除は最後ということもあり、とっても細かい部分まで丹念に掃除をし、研修学生みんなが望星丸に今までの航海に対する感謝の気持ちを込め、取り組みました。もう気付けば船上生活も今日を除き残り2日となりました。最後まで楽しんでいきたいと思います。

■大野 正幸(東海大学政治経済学部経営学科)
今日は最後の大掃除を行った。ここのところこの生活も最後という言葉がどんどん増えてきていて、いよいよ帰国なのかと考えてしまいます。そして荷造りも終了し、ロッカーの中もガランとし、残りわずかな船上生活を実感しました。本当に残り少ししかないけれども、精一杯楽しんで悔いのない航海を送りたいと思います。

■大嶋 克昌(東海大学工学部土木工学科)
今日で航海日数42日目、今日は望星丸の大掃除があった。自分に与えられた仕事もどんどん減っていき、残す仕事といえば、日本の登舷礼くらいになってしまった。思い返せば、どうやら私にとってこの44日間という日々は宝になりそうだ。いつもいつも暑く、寝汗と共に一日が始まる第9学生室、洗濯物を干した日だけ少し涼しくなる第9学生室、だから13班7人は全員寝る直前まで食堂で涼んでいた日々・・・班員を完璧にまとめていた班長、至郎さん。みんなの兄貴分だったアニキ。91人の髪はお任せあれ匂ちゃん。篤い男、渋さん。「ざじずぜぞ」の行がうまく発音できない留学生のキョンチャン。朝からいつもうるさい体育学部の広大。最高の13班、そして91人はみんなと駆け抜けた44日間という最高の日々、みんなありがとう、私にとってはこの91人は全員家族のような存在だ。このような良い経験をさせてくれた、乗組員さん、団役員の先生方、研修メンバー、親、そして望星丸に39!望星丸での日々の大きさは現段階でもとても大きいが、船を降り10日後1ヵ月後10年後、望星丸での44日間の日々の大きさに改めて気付かされるのではないだろうか、そして今日という日々を思い出し目頭を熱くさせるのではないだろうか、この航海は毎日が勉強で、さまざまなものを吸収でき、色々な事を考えさせられた。私にとってこの航海はそんな日々の連続であった。

■渋谷 恒太(東海大学工学部建築学科)
今日はついに日本が見えた。懐かしさと共に寂しさがこみ上げてきた。そんな中始まった大掃除。いつも以上の意識を持って、みんなで取り組んだ。おかげで目に見えてきれいになったと思う。さらに、今まで42日間、13班のメンバーと一緒に暮らしたもう一人の仲間である第9学生室の掃除。この部屋で過ごした日々は決して忘れることはないだろうし、忘れるつもりはない。色々なことがあったけど全てがいい思い出であり、自分を成長させてくれるものであると思う。また、個人の荷物の整理を行った。ベッドの上を片付けていくうちに自分が生活していた形跡が消えていき、悲しい気持ちになった。望星丸で出会った仲間は班員だけでなく、全員が大切な仲間であり、その絆は一生の宝になるだろう。残りの航海は二日しかないが、これが終わりではなく始まりだと感じている人はいっぱいいるのではないかと思う。この経験が日本に帰ったときにどのように自分に影響するのかは分からないが、この研修航海をみんなで造り上げたという経験を自分の糧に生活していくことが、みんなへの最大の恩返しになると思う。

■徐 敬植(東海大学文学部広報メディア学科)
今日は最後の大掃除を行った。研修が終わっていくのを実感した。日本が見えるし、携帯もつながるけど、なんとなく寂しくなった。これからの研修によって自分は何を感じて何が変わったのか?また日常の生活に戻るが、船の上や寄港地での大切な経験を忘れたくない。

■匂坂 友章(東海大学海洋学部海洋生物学科)
今日は最後の大掃除と荷物整理があった。望星丸には本当に感謝している。みんなと出会わせてくれた事、仲間と共に旅ができた事、まだ清水港に着いていないけど今まで無事に航海できた事など、ありがとうの気持ちでいっぱいだ。そんな望星丸のために一生懸命に掃除をした。大変だったけど気持ち良かった。荷物整理をしている時は部屋の中が寂しくなっていくのを見て、本当に航海が終わってしまうのを実感した。第9学生室には13班の仲間達と創った大切な思い出がいっぱい詰まっている。この部屋が替わってしまうのは悲しいけど、自分の心の中の第9学生室はいつまでも変わらない。

■村瀬 至郎(東海大学海洋学部海洋文明学科)
この2、3日は39パーティーや洋上クラブの製作物などでずっと夜遅くまで作業している。その甲斐もあり、39パーティーのほうはなかなか良い出来になったのではないかと思う。本番は明日、自分の担当は39パーティーの最後のプログラム、みんなの歌である。研修航海の最後を締めくくる最高の行事にしたい。

■米倉 広大(東海大学体育学部体育学科)
ついについに44日間の長かった海外研修航海も終わりを告げようとしています。残すところ明日に控えている39パーティーと、その次の帰港式のみとなってしまいました。ここ数日でみんな終わりを意識してからなのか、本当に日に日に絆が深まっていくのを感じます。今、望星丸がすごく居心地のいい場所となっているのを実感しているのは私だけではないと思います。今回の海外研修航海を経験した91人の学生の絆はこの先、この航海が終わってからも強く深いものとなって、一人一人の心の中に宝物として残ると思います。航海が終わってしまうのははっきり言って寂しいですが、この航海を最高の形で終わらせ全ての始まりにするために、残りの2日間全力で駆け抜けたいと思います。最後になりましたが、この航海に参加する機会を与えてくれた家族のみんな、支えてくださった望星丸の方々、学校関係者、全ての人に心からお礼を言いたいと思います。望星丸39サンキュー!!望星丸サイコー!!皆さんありがとう!!仲間サイコー!!

13班

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。