船時間 | 2008/03/26 12:00 |
日本時間 | 2008/03/26 12:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 19.4℃ |
風力 | 4 | 風向 | SW |
気温 | 19.8℃ | 気圧 | 1011.2h |
風速 | 7.3m/sec | 波高 | 1.5m |
■3月26日 団役員コメント
昨日の小笠原諸島に続き、早朝に鳥島を通過、そして夕方には八丈島の側を通過しました。今夜半には伊豆半島が見える位置まで船は進むようです。各島が近付くと携帯電話を持って後部甲板に飛び出す研修学生達。電波が無くなると電話番号の交換などをして、次の電波が入るチャンスを伺いながら、残り少なくなった春休みの予定を立てているようです。午後は研修調査報告会が行われました。5つの寄港地について寄港地前調査及び発表の事柄と寄港地での実体験とを関連づけての発表でした。各グループとも事前に調査を行ってから訪れた国には特に思い入れが強かったようです。改めて好きになった国、環境問題として、訪れた私達はこれから何をすべきかなど、新たな発見もあったようです。尚、団長賞はポートビラ班、団役員賞はヌメア班が受賞しました。
(団役員 北濱 幹士)
■3月26日 3班のコメント
研修41日目。残り3日。研修調査報告、研修についてのアンケートを実施。帰り支度が始まって、日ごとに日本へ帰らなければならないという実感が増してきます。残りの僅かな時間をどう過ごすか。91人全員が考えていることなのではないでしょうか。今年は奇跡的に船の揺れも少ないようなので、風邪をひいている人は早く治して最後の3日間を楽しんでほしいです。
■澤田 茉里(東海大学教養学部芸術学科)
44日間の海外航海研修も残すところあと3日となりました。今朝は黒潮の影響で波が高く、往路で感じたような揺れが再来しましたが、夕方には落ち着いてきたので明日は皆元気に揃って食事ができれば良いな。研修航海も終盤に入り、それぞれ自分の目標に向かってラストスパートをかけているのではないかと思います。そしてまたひとつ記念日が増えました。おめでとう!私も今出来ることを精一杯やって、悔いのないように過ごしたいです。最後に、一緒に生活してくれた美里、まりな、もも、綾、ヤスエ、リカ、そしてこの研修に関わった全ての方と、参加することに協力してくれた両親に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました!
■小林 美里(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)
今日で研修航海41日目。もう日本の海域に入っています。携帯電話がつながるようになり、みんなそれぞれ電話をしていました。夕方には黒潮も横断しました。その時はとても大きな揺れで立っているのも困難でした。まるで、テーマパークのアトラクションに乗っているようでした。船内生活では、午前中に望星丸の歌と建学の歌を練習しました。午後には寄港地後研修の発表がありました。私達の班はヌメアとゴミについて調べていて、なかなか良い発表が出来たと思います。
■鮫島 百桃子(東海大学海洋学部海洋生物学科)
とうとう研修も終盤に入り、あっという間に日本へ近づいています。5箇所の寄港地を巡り終えて、私は自分の将来についてのヒントを多く得ることが出来たと思います。様々な海を目の前にして、肌で感じて体験して本当に勉強になりました。また、海に関することだけでなく船上生活や寄港地の人々との交流も私に大きな影響を与えたと思います。この研修に参加するにあたって協力してくれた方々に心から感謝しています。今日はというと、寄港地を離れてから4日が経過して残りの船上生活を精一杯無駄のないように生活しています。この研修で出会ったメンバーとの残りわずかな時間も大切にしたいです。日本にいるたくさんの大切な人たちに久しぶりに会えるのも楽しみにしています。
■平井 麻梨奈(東海大学工学部生命化学科)
とうとう望星丸は日本の領海に入りました。今は黒潮にぶつかって大きく揺れています。私はこの研修航海で多くのことを体験し、自分自身を見つめなおし、学ぶことができました。目の前に広がる大海原や星空、言葉に出来ない多くの感動を得ることができました。その全てに仲間や寄港地の人々が携わっています。幸せは人によって違うけれど、多くのものから、自分にとって本当に大切なものと豊かさを見つけていこうと思います。今を大切に生き、自分を大切にし、相手を大切にすることを教えてくれたみんなに感謝です。後わずかになってしまった研修を、最後まで充実させたいです。
■塚本 綾(東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程)
44日間の研修も残り3日となってしまいました。この航海に参加していなかったら出会えなかった91人の仲間と共に協力し、助け合いながら過ごした日々は口では説明できないぐらいのかけがえのないものになっています。つい最近まで全く知らなかった人とは思えないぐらいに大切な仲間となりました。また、寄港地で感じたもの、触れたものを自分の生活にどう活かすかが、今後の自分の新たな課題となりました。みんなと離れるのが寂しくもあり、日本の友達が懐かしくもあり・・・複雑な気持ちでいっぱいの今日この頃です。
■平 靖恵(九州東海大学農学部応用植物科学科)
研修も残り3日となり、船も日本の領海へと入りました。船内では風邪が流行っており、寝込んでいる人も多いですが、みんな残り少ない研修を楽しもうとしています。今日は寄港地後発表があり、これまでの寄港地の写真や動画を見ることができました。発表では、行かなかった場所や知らなかった文化を知ることができ、2日、3日ではその国を知り尽くせないことを思い知りました。40日はあっという間に過ぎてしまったけれど、この航海は一生ものの思い出になりました。この研修に携わった全ての方にお礼が言いたいです。
■元永 理香(東海大学福岡短期大学国際文化学科)
41日目を迎えました。風邪が流行していて、私も風邪をひいて一日中寝ていました。船内に風邪の菌が入ってくると一気にみんなにうつって流行ってしまいます。第39回の航海で風邪が流行ったのは2回目です。風邪が流行している中、航海の終盤を迎えると共に、写真のデータ整理・交換をしている人や、夜会話を楽しんでいる人、報告書制作をしている人がいました。残り3日を有意義に過ごしたいと思います。