船時間 | 2008/03/04 12:00 |
日本時間 | 2008/03/04 10:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 29.8℃ |
風力 | 3 | 風向 | NE |
気温 | 32.8℃ | 気圧 | 1009.7h |
風速 | 3.4m/sec | 波高 | 0.8m |
■3月4日 団役員コメント
今日は、午前中に六本木令子団役員による「救命法はなぜ大事?」と題する洋上講座があった。午後は研修学生によるバヌアツ及び食料についての寄港地前研修発表があった。発表では、バヌアツが、先のマーシャル諸島、ツバルとは異なり環礁からなる国ではなく、山岳を有する国であり、そのため生物層でもあることや、英国、フランスの2つの国により統治された複雑な歴史についてわかりやすい説明がなされた。バンジー・ジャンプ発祥の地でもあるそうだ。明日からの上陸が楽しみである。
(団役員 杉山 知子)
■3月4日 4班のコメント
とても温度の高い本日、ポートビラ入港の前日の寄港地前発表があった。我が4班からは発表者が2名出た。実践できる情報が多かったのか、研修学生は真剣に聞いてくれているようだった。今日は、またゴミ焼却の日でもあった。ゴミを焼却すると、後部甲板に灰が舞う。そんな中で船上交流会のための柔道や剣道の練習をする人を見かけた。暑いので船酔いにだけでなく、甲板での熱射病などの体調管理に各自で気をつけて欲しいと思う。
■千原 はる菜(東海大学短期大学部情報ネットワーク学科)
今日は、同じ4班で同い年の子が誕生日を迎えたので、みんなでお祝いしました。おめでとう、まっすー。そして偶然にも、父の誕生日なので赤道を越えた遠い地から祝っています。おめでとう。昨日は、寄港地の事前発表のために得意なパワーポイントを駆使してプレゼンを準備したので、少しだけ寝不足です。時差も1時間戻り、気にせずマイペースで自分の好きなことをうまくこなしながら、過ごす毎日です。日焼けで肌荒れはしても、体調だけは崩さずにいけそうです。天気のいい日に甲板に出て音楽を聴いていると、気づかないうちに日焼けしてしまいます。暑い日は、外に出て、日焼けして、音楽を聴き続ける。このサイクルを、私は日本にいるときから変えずにいます。すでに訪れた寄港地で、自分がこれから過ごしていく日常生活の中での一つの課題を見つけました。まだまだこんな風に「至福の時間」や「出会い」や「感動」などを感じることになるのかと思うと、全部を受け止めるには努力が必要だと思うほどです。きちんとその土地ごとの地面を踏みしめてこようと思います。明日からのポートビラでは大事なガイドブックが大活躍しそうです。さらに大事なお守りを頼りに、自分らしく明日からの3日間を楽しもうと思います。
■鈴木 明子(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)
寄港地研修も気づけば2ヶ国が終了。そろそろこの航海も半分を迎えるということで、一日船の上で過ごす今日のような日は甲板に出て仲間といろいろな話をする。この航海を振り返ったり、船を降りてからの生活を想像したり——みんな毎日を思いっきり楽しむ反面、この航海の終わりをカウントダウンしているようだ。ほんの数ヶ月前までは赤の他人だった人たちが、こんなにも大きな存在になり合うものなのかとしみじみ思う。そして、甲板で過ごす時間に音楽は必需品!みんなで青空の下、音楽を聴いたり歌ったりする時間は最高だ。仲間といれば、退屈な時間も全部楽しい。
明日は3ヶ国目のポートビラ。今までの2ヶ国のように、新たな出会いや発見をたくさんして、素敵な時間となることを楽しみにしている。
■日高 菜美(東海大学法学部法律学科)
今日は、明日ポートビラ入港ということで、研修団と乗船実習課程生みんなで望星丸の大掃除をした。うちの班の掃除箇所は後部甲板で、今日は陽射しも強く、本来の倍以上に疲れた。頑張って掃除したため、みんな汗だくになったが、節水でシャワーは2日に1回しか浴びられず、運悪く今日はシャワーを浴びられない日だった…。このような生活を送っていると、今までの日本での生活がどれほど裕福だったのかに気付かされる。そして、みんなで「節水」のために創意工夫をして生活することによって、少しは絆も深まっているのかなと思う。
明日は3カ国目のポートビラ入港!体調管理をしっかり整えて、ポートビラでの3日間を満喫したいと思う。
■増田 智美(東海大学文学部文明学科)
時間が経つのは本当に早い。今日は私の誕生日で、明日はもう3カ国目に突入する。たくさんの店舗や、スポットがあるらしいと聞いた。前の2カ国ではあまり思うように買い物ができなかったので、観光的な要素を楽しめるものと期待している。きっと、新しい出会いや別れがあるのだろう。心を開いて、様々なことを自由に感じ取っていきたい。
■清水 いち子(東海大学工学部生命化学科)
航海研修が始まって今日で19日目。寄港地に着く前は時間が経つのが遅く感じたが、寄港地研修が始まってからは、時間が経つのが本当に早い。毎日楽しい日々を過ごしている。マジュロ、フナフティでは観光したり現地の人たちと交流したりして、とても楽しかった反面、温暖化の影響で国が沈んでしまう事を考えると心が痛かった。ゴミ問題も実際に目の当たりにして、本当に真剣に環境問題はなんとかしなければならないと思った。
明日からのポートビラはお店や観光が充実していそうだし、ツアーもあるのでとても楽しみです。
■崔 ヘリン(東海大学文学部広報メディア学科)
望星丸の生活はもう19日目で、明日で3個目の寄港地であるポートビラに着く〜〜!!ツバルで手紙とはがきを送ったが、あと一週間内で届くと思う!!
船の生活で自分にとって一番楽しいことは星を見ること!!船から降りるとこんなきれいな星は見られないので、最近は毎日ブリッジまで行って天体観測を楽しんでいる。まだ十字星や天の川しか分からないけど(笑)。それから楽しいことは夜食を食べることかな〜〜〜皆で夜食を食べるとおいしくて、どんどん食べちゃう(笑)。船の揺れは19日もたったことで、もう慣れてきた。多分日本海より揺れてないから、そう思うのかも知れないが、船の揺れに慣れてきたことが、ちょっとうれしい。
明日から3日間、ポートビラでの新しい出会いを楽しみにしながら、大変日焼けしているので、日焼け止めをしっかりぬって、出かけようと思っている!!
■田中 希実(東海大学海洋学部水産学科)
出航してから約3分の1が終わりました。初めの頃は1日が長く感じ「やっと何日目」などと思っていたが、今では全てがあっという間に過ぎて行き「もう3分の2しかないんだ」と感じるようになりました。寄港地では、現地の人たちとの交流を通じて、その国の文化を知ることができたりし、現地の人たちの篤い何かを、感じています。そのものは、幸せを感じることが出来る反面、将来の不安さえも感じさせられます。まだ3カ国残っているが、どこの国でも、それぞれの幸せと問題を知ることが出来ると思います。
明日からは、ポートビラ。ツバルに続き、船から街の中心部までは距離があるけれど、ここでしか体験出来ないことを思いっきりやってきたいと思います。ただし、虫対策と日焼け対策を忘れずに……。