船時間 | 2008/03/11 12:00 |
日本時間 | 2008/03/11 10:00 |
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天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 27.9℃ |
風力 | 3 | 風向 | SSW |
気温 | 28.7℃ | 気圧 | 1013.1h |
風速 | 4.0m/sec | 波高 | --m |
■3月11日 団役員コメント
晴天。前日から宿泊しているル・サーフホテルで朝食をとった後,各自グループ別計画研修を行った。オプショナルツアーを選択した学生はアメデ灯台,リビエルブルー国立公園,ラインフィッシングのツアーに参加したが,それ以外の研修生は水族館や植物園等の市内にある施設を見学した。
私はラインフィッシングに参加した。珊瑚の礁上にフィッシングボートを泊めたため浅瀬の魚を対象とした。船から直接,珊瑚礁にすむ魚がルアー(疑似餌)を追いかける姿が見え,色んな魚が集まるのを観るのは楽しかった。途中,無人島で休憩をとったが,その島は2月まで鳥の繁殖地のため3月にならないと入れないとガイドさんから教えて頂き,普段人が入れない島に上陸する事が出来た。島の面積は大変狭いので繁殖期には高密度で鳥が繁殖するものと推測される。往復のボートでの移動時ではジュゴンやイルカを見る事が出来きた。今回のフィッシングは,釣りだけでなく海洋の生物を様々な角度で触れる事が出来,南太平洋諸島の生物の多様性の素晴らしさを感じた。
(団役員 斎藤 裕美)
■3月11日 12班のコメント
本日は、4つ目の寄港地、フランス領ニューカレドニア3日目である。今日のグループ別行動は以下の4つに分けることができる。1.アメデ灯台2.リビエルブルー州立公園3.フィッシング4.市街地散策 である。翌日には出港が控えており、実質最後に自由に行動できる日なので、それぞれ思い思いの楽しみを感じていた1日であった。
■浅野 洋一(東海大学政治経済学部政治学科)
ホテルに泊まっていたため、起床後朝食に向かった。今までと違い、朝の点呼・体操・掃除・食事の準備などの日課がなく、ゆっくりとした朝の時間を過ごすことができた。その後、アメデ灯台に行った。
港までバスで移動し、港から乗船し目的地へ。乗船の際には、バンドの人たちが南国の陽気な音楽を奏でながらのお迎えであった。乗船中も、アテンダントがお菓子を配ったりと、気持ち良く過ごすことができた。そして、到着。第一印象は、島に白い灯台があるだけという感じであった。しかし、実際はまったく違っていた。グラスボートから見るだけではなく、そのまま飛び込め、それによって見える魚の群れ。船から見えるグレートバリアリーフ。昼食時のダンスショー。灯台から一面に広がるコバルトブルーの景色など島全体がアトラクションであると感じた。また、アテンドの船での説明・パンフレット・トイレなど日本語表記が存在した。そこから、日本人観光客の多さを感じ取れた。
もう航海も残すところ18日。これからたてつづけに起こるイベントの数々を十分に楽しみ、この航海を終えたいと思う。ともあれ、研修より旅行の趣が強かった一日であった。
■大貫 裕志(東海大学海洋学部海洋資源学科)
本日、0645時起床。前日からホテルに泊まっていたので、朝食を取りに行った。バイキング形式でとてもおいしかった。朝食後、自由研修に、出発。近くの海岸で泳いだ。思いのほか、透明度が低かったが多くの生物が見られた。その後、水族館見学。のんびりと見学した。特にサメがカッコ良かった。水族館見学の後、ヌメア市内をブラブラとした。感じたのが、日本と全然違うなと言う事である。町並み、通り、行きかう人たち。外国にいるのだという実感があった。夕食は近くのスーパーで買って船内で食べた。明日は出港である。昨日の地元の人たちとの武道の交流、船上交流会など、今までの寄港地よりも濃い日数だと感じた。 〜天国に一番近い楽園 ニューカレドニアにて〜
■長岡 央樹(東海大学工学部土木工学科)
アメデ灯台最高!!やはり天国に一番近い島と言われるだけあってそこは楽園だった。景色、海、食べ物、踊りすべてが最高だった!!ツアーに参加して本当によかった。明日でニューカレドニアを去り次に訪れる国はあと一つしかなく旅も残り半分以下と思うと旅って早いなと感じた。もう一度マジュロから研修航海始まらないかな・・・
■金澤 賢一(東海大学体育学部体育学科)
前日からホテルに泊まっていた。私の部屋はスイートルームだったらしくとても快適だったが、天井が高すぎたのとダブルベッドを3人で使い、友達にしがみつくようにして寝たのであまり寝られていない。朝食後はリビエルブルー州立公園へ行った。約1ヶ月間の海の景色から一転、壮大な山の景色を堪能した。言葉にならないほど違うスケールの大きさにただただ佇むだけであった。研修航海も半分が過ぎ、寄港地はあと1カ国しか残されていないが残りの日数をかけがえのないものにできたらなと思う。
■汪 昊達(東海大学開発工学研究科生物工学専攻)
東海生を温かく迎えいれてくれる天国に一番近い島ヌメアに滞在して三日目。おとといの船上交流会と昨日のニュ—カレド二ア大学訪問で、この島の文化と現状を知ることができた。今日の朝点呼後、友達と一緒にシトロン湾でシュノーケリングをした。朝は貿易風の影響が少ないので海は穏やかで楽しく泳げたが、海中に海蛇がいて冷や汗をかいた。海水浴後シトロン湾からバスで約二十分、ヌメアの中心に着いた。中心街特有のザワザワとした雰囲気がなく、誰もが自分のペースで過ごしていて穏やかな町だった。目が合えば笑顔で「ボンジュール」と言葉を返してくれるのがうれしかった。
■針替 伸拓(東海大学工学部材料科学科)
リビエルブルー州立公園へ行くツアーへ参加した。このツアーはニッケル鉱山見学が組み込まれていたことから個人的には最も楽しみにしていたツアーであった。しかし、当日はニッケル鉱山の見学へ行くことはできなかった。実際にどのように埋まっていて、それを掘り出しているかを見てみたかった。残念であった。ニッケル鉱山へ行くことはできなかったが、野生のカグーをみることができてよかった。さらに川で泳ぐこともできてよかった。川で泳ぐのは小学生の時以来であって懐かしい気持ちになった。
■山西 秀明(東海大学海洋学部海洋文明学科)
今日は、この航海で最も楽しみにしていた日です。朝一番にアンスバタのシトロン湾にてシュノーケリングで生物を観察した後、ニューカレドニア・ラグーン水族館(旧ヌメア水族館)を見学しました。ここはオウムガイや蛍光サンゴなどで有名な水族館で、中学生の頃からの念願がかないました。館内は自然光を効果的に取り入れており、河川、マングローブ林、サンゴ礁の生物が展示されていた。午後からは森林公園を見学しました。国鳥カグーをはじめ、鳥や植物が広い敷地内で飼育されています。クジャクや水鳥は放し飼いにされていました。もしまた来る機会があれば、どちらとも1日かけてじっくり見学したいです。