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航海日誌

3月20日

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望星丸現在地
船時間2008/03/20 12:00
日本時間2008/03/20 10:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度28.9℃
風力4風向E
気温31.3℃気圧1009.0h
風速6.0m/sec波高--m

■3月20日 団役員コメント

ポンペイ2日目。出港は明日ですが、本日で寄港地研修の日程を全て消化したことになります。マジュロから始まった寄港地研修を通して研修学生達は果たしてどのようなことを学んだのでしょうか?我々研修団も一通りの寄港地研修を無事に終え、まずは一安心しております。
(団役員 浅沼 秀樹)

6班

■3月20日 6班のコメント

今日はポンペイ2日目であり、第39回海外研修航海最後の寄港地研修となりました。午前中は全員でナン・マドール遺跡の見学。車でガタガタの道を通り、途中からは徒歩で向かうと、そこには大きな石がいくつも積まれている巨大なナン・マドール遺跡が見られました。作られた方法や理由などには謎が多いそうです。そこでは各自好きなように過ごしました。川を渡って離島に向かったり、のんびり景色を眺めたり、色々な所を歩きまわったり…。午後はグループに分かれて市内散策。おみやげを買ったり最後の外食を楽しんだりと、みんな寄港地での最後の思い出作りができました。次に外に出る時には清水です。研修もあと10日を切りました。これからは卒業式や39パーティーの準備や報告書作成など、やることはたくさんありますが、船でのみんなとの思い出をもっといっぱい作っていきたいと思います。

■塚田 純子(東海大学海洋学部海洋文明学科)
今日はとうとう最後の寄港地ポンペイで研修を行った。謎が多いナンマドール遺跡に行き、実際にどこからどこまでが遺跡なのか?がよく分からなかったが、大いに大自然を満喫できた。特に印象に残ったことは、遺跡に行くまでの凄まじい道のりだった。その道は整備されてなくて、ガタガタ道だった。バスの運転手の運転もかなり荒く、窓から木の枝などが侵入してきた。まるでディズニーランドのアトラクションにあるビックサンダーマウンテンに乗っているようだった。初めは恐怖を感じていたが、徐々にすごく面白く感じるようになった。このように研修航海は、日本では絶対に経験できないような貴重な経験ができる。日々の生活のなかでも学ぶこと、得るものがあって、日々成長!☆研修航海という1つのイベントに、それぞれ色々な考えや価値観を持った多くの人々が集まり、そして共に生活をしていく中で、自分自身の価値観も分かったような気がした。長いようで、かなりあっという間だった研修航海・・。船酔いなどで辛い時もあったけど、班の仲間、研修学生の仲間がいたからこそ乗り越えることができた。本当に感謝してます。ありがとう!最後に・・・無事に清水港に着いて、皆さまに笑顔で会えることを心から楽しみにしています☆♪

■小澤 真利亜(東海大学健康科学部看護学科)
いよいよ海外研修航海も35日目と終盤に入り、今日は5カ国目であるミクロネシア連邦のポンペイでの2日目が経過しています。ポンペイは入港して以来、何回かスコールに見舞われ、暑さもジメジメとした感じなのですが、時折吹く風はとても心地が好いです。天候の関係でナンマドール遺跡の研修のみとなってしまい、滝には行くことができませんでした。しかし、謎が多いと言われているナンマドール遺跡は、世界で最も巨大な海上都市遺跡なので、実に見応えがありました。そのようなポンペイとも明日でお別れをし、望星丸はとうとう清水へと向かうことになります。当初、私は不安と期待が交錯していたのですが、現在は充実感と満足感で満ちあふれています。この海外研修航海中は良いことも悪いことも含めて、自分と向き合う時間を多く設けました。それは簡単なことのようで、意外としんどいものでした。まだまだ充分とは言い切れませんが、ここで出会った多くの仲間たちのおかげで気付けたことがたくさんありました。そんな仲間たちに出会えたことを心から感謝しています。「地球にサンキュー、海に39!そして、仲間たちに THANK YOU!!」海外研修航海を温かく見守っていて下さった皆様、本当にありがとうございました。

■石川 咲(東海大学教養学部国際学科)
こんばんは!!今日は待ちに待ったナンマドール遺跡に行ってきました☆不思議がいっぱいナンマドール!ちょっとジャングルっぽい道を歩いて開けたところにナンマドールはありました。牢屋だった穴に入ったり、道なき道を散策してズボンを濡らしてしまったり。とても気持ちのよい場所でした。ナンマドールの石が六角形なのは、石が玄武岩だから自然とそのような形になるそうです。汗だくになるまでナンマドールを散策した後は、カピンガマランギ村に行きました。昨日も村に行ったのですが、その時にたまたま会った現地の大学生が海まで連れて行ってくれたり、バスケに誘ってくれたりしました。あいにく時間がなくて、バスケができなかったことに関しては残念でしたが、その優しさがうれしかったです。また道を歩いている最中に見つけた民家にお邪魔したときにはタロイモ作りを見せてもらい、少し触らせてもらいました。今回研修航海で行ったすべての寄港地で、現地の人々がみんな笑いかけてくれたり、あいさつしてくれたりと、温かかったです。ふと、日本では絶対有り得ないなと思い、少し悲しくなりました。きっと日本に帰ったらショックを受けるんではないかと思います。村に行った後は日本人の方が経営しているCPRというレストランに行きました。日本人の方がたくさんいたし、テレビでは相撲が流れていたし、メニューも日本食がたくさんあり、久しぶりに日本に触れました。少し嬉しかったです。帰船後は、みんなお互いに手紙を書きあっていました。研修航海もあと9日、あっという間に最後の寄港地も終わってしまったけれど、思い返してみるとたくさんのことを経験させてもらったなと思いました。自分の考え方も色んな人と話すことで良いほうに変わっていきました。研修航海に参加できて本当に良かったです。ありがとうございます!!残りわずかな時間もみんなで協力し合って、良いものにしていきたいと思います。

■ガルマーエヴァ オリガ(東海大学別科日本語研修課程)
今日はポンペイでの二日目です。朝、全員でナンマドール遺跡を見学しました。人数の少ないグループではなくて、全員で研修するのは一番楽しいと思います。ナンマドールは昔に存在した太平洋文明の遺跡だと考えられていますが、本当かどうかまだわかりません。だけど、ジャングルのなかに見える巨大な建造物と人工島を見ると、こんなに大きい複合体を建設した人は、金と権利を持って盛んな生活をしていたのだということが頭に浮かびました。ナンマドールから戻って、電話局でみんな揃いました。みんなは家族、友達などに電話して、嬉しくなったそうです。私も1時間以上インターネットをしていました。とてもいいニュースが来ました。お兄ちゃんに息子が生まれました!3回目におばさんになって嬉しいです!しかも、4年間寮の同じ部屋に住んでいた友達にも昨日子供が生まれたというメールを読んで、本当にすばらしい3月!と思いました。あの二人の子供の健康、幸福を祈っています!では、これから日本を目指して!船長は帰り道がもっと揺れると言いました。でも、何回も旅行した私は帰り道がいつも最も嬉しくて、早いということをよく知っています。

■清水 美子(東海大学体育学部生涯スポーツ学科) 
最近船酔いもほとんどなく、それに寄港地研修が多いので、体重がひどいことになっていた清水です☆今日はポンペイ2日目。つまり寄港地最後の1日。そして6班のHP担当も今日で最後!午前中はナンマドール遺跡を見てまわりました。午後からはグループ別研修で、久しぶりに日本に電話をかけたり、レストランで日本食を食べたりと、かなり充実した1日を送ることができました。気がつけばもう研修航海も残り9日。本当にあっという間だった気がします。マーシャル、ツバル、バヌアツ、ニューカレドニア、ミクロネシアの5カ国をまわってきましたが、最初は日本との違いに愕然としました。文化の違い、言葉の違い、気候の違いなど、自分の知らないことばかりで毎日が刺激的でした。一番感じたことが、人の温かさ。道行く人が挨拶をしてくれるし、親切すぎるくらいに親切。衛生面など、とてもではないけれど良いとは言えない環境の中で、みんな楽しそうに暮らしているのは、人の心が温かいからなのかなぁと思っています。だから子どもたちの目も、大人の目もキラキラ輝いているのだと感じます。現地の人たちの目の輝きと素敵な笑顔に癒されました。船での生活もあと9日で終わり。私にとって寄港地よりも、船での生活の方が印象深い!いつのまにか望星丸が家と呼べるほど、この生活が当たり前になっていました。それにとても狭い空間と人間関係の中で35日間過ごしてきた中で、自分のいいところ、悪いところがやっとわかってきました。悪いところも自分らしさなんだと思えるようになりました。それは全部望星丸のみんなのおかげ!!人の出会いって凄い!!残りの9日間、悔いの残らないよう、笑顔で過ごしていきたいです。ありがとうございました!

■中野 友貴(東海大学短期大学部経営情報学科)
今日はナンマドール遺跡研修に行く予定となっていたのですが、私は行くことができませんでした(泣)。最後の寄港地研修であり謎の多い遺跡でもあったのですごく楽しみにしていましたが、無理でした↓↓。またしても体調を崩し、断念せざるを得ませんでした。最近は調子が良かったのですが・・・。あと残り10日を切り、洋上卒業式やサンキューpartyなどいろいろな行事が沢山あるので、1日も早く治して少しでも参加したいなと思っています!!そして、早く皆と一緒にご飯が食べられるようになりたいです!!今回でHP担当が最後になります。今回この第39回海外研修航海に参加することが出来、私はとても幸せだと実感しています。私は度々体調を崩し、そのため寄港地研修や行事などにもあまり参加することが出来ず悔しい思いもしました。ですが、そのおかげで、日本で忙しなく過ごしているうちに忘れていた、『感謝』するという、人間として1番大切な気持ちに気付く事が出来ました。健康に毎日過ごせる事の素晴らしさや、いつも看病をしてくれる親のありがたさ、日本にいる友達の大切さなど、他にも色々なことに改めて気付くことが出来ました。そして何より研修学生のみんな!ありがとう!!具合が悪い時にいつも看病してくれた班員のみんな、G別研修の時に応急処置をしてくれたり、荷物を持ってくれた人達、色紙を書いてくれたみんな本当にありがとう!とても嬉しかったです。その他にも日本に帰って始めたい事もできたし、本当に充実した春休みが送れました!日本で普通に春休みを送っていたら、こんなに沢山の気付きを得ることは絶対に出来なかったと思います。船という限られた空間で生活する事ができたからこそ、こんなにも多くの事に気付く事ができたのだなと自分自身感じています。望星丸に乗れて、みんなと出会う事が出来てとても良かったです。充実した春休み&経験を本当にありがとう!!そして、この研修で得たことを日本に帰ってから十分に生かして生活していきますv

■田中 千恵(東海大学教養学部人間環境学科)
今日で研修航海あと9日。寄港地での研修や思い出作りが最後だと思うと淋しいです。ナン・マドール遺跡のことは何も知らなかったけれど、遺跡を知る上で、自分で事前に調べることや調査発表は大切だったと思いました。巨大な石が積まれている姿は不思議な雰囲気で、まるで本や作り話の世界にいるようでした。その後町に行きましたが、ポンペイという町は観光業に力を入れていないと感じました。前日、団役員の先生と話していても思ったことですが、おみやげの類は少ないし、絵ハガキさえ売っている所が少なく、スーパーは本当に現地の人が利用する場所という印象でした。スーパーではほとんどが賞味期限切れだったり…。でも道路には車が多く走り、そこまで町が汚いという印象もなかったです。観光に力を入れなくても生活ができるからといって、自給自足が多いわけでもなく、この町の良さや独自の文化というのはあまり見当たらないし、スーパーやレストランには必ず日本の物が並んでいることもあり、もっとポンペイという町らしさを楽しみにしていたのに残念でした。ポンペイに日本の物が多いことで私たちが日本に着々と近づいていることを改めて思いました。次に船を下りるのは清水。望星丸を眺めるのも清水です。あと9日間を悔いのないよう、精一杯学んで楽しんでみんなと仲良くなって、日本に帰りたいです。船の乗組員の方、団役員の先生方、応援してくれた友達、そして親に感謝☆仲間にも感謝☆

6班

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。