船時間 | 2008/03/03 12:00 |
日本時間 | 2008/03/03 09:30 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 29.8℃ |
風力 | 4 | 風向 | SW |
気温 | 30.6℃ | 気圧 | 1009.7h |
風速 | 5.5m/sec | 波高 | 1.0m |
■3月3日 団役員コメント
赤道を通過するころから「南十字星」の存在をこの目で確かめたい、という長年の思いが高まってきました。夜、ブリッジに上がると、舳先の左舷側の中空に、「にせ十字」よりはやや小さく控えめな「南十字星」が天の川の無数の星や星雲のなかに浮かんでいます。ひなまつりのお祝いで研修学生達が盛り上がった今夜は、穏やかな夜の海面にぼんやりと天の川の光が帯状に映って見えていました。
今回の団役員および研修学生の中でもっと最も星のことについて詳しい学生は、星空観察会でその名ガイド振りを発揮しました。それまで大人しく控えめだった彼女が、「星博士」として皆の注目を浴びるようになりました。航海がはじまって3分の1の行程を過ぎ、それぞれの学生がそれぞれの能力、魅力を発揮して、交流の輪も広がり、結びつきも強くなってきた感があります。
(団役員 羽生 浩一)
■3月3日 8班のコメント
本日は午前中に洋上講座が2つ、午後には英会話講座とマジュロでの学校を訪問したグループの発表、そして初の椰子の実クラブが開かれました。また、次のポートビラで水が補給されるということで、洗濯の許可が下りました。18日目にして2回目の洗濯です。全員が水のありがたさを実感しているだろうと思います。
■田中 慧介(東海大学工学部エネルギー工学科)
18日目を迎えて、船の生活には完璧に慣れたのかもしれない。最初の一週間はなんで来てしまったのだろうと後悔していたが、今は逆に日本には帰りたくないと思ってきている。後部甲板に出て海を眺めていたとき、もし日本で普通に生活していたら何をしているのだろうと考えてみた。特に何もしてないだろう。そう考えると船に乗ったのはよかった気がする。今のところは。
今日の出来事も書くことにする。一番の感動したことは、なんと言っても洗濯が出来たことだ。洗濯を楽しみにしたのは今まで生きてきて初めて。しかし、たまった分だけ干すのは嫌なものだ。これを毎日続けている母に感謝したい。
■服部 孝紀(東海大学政治経済学部政治学科)
最近、意識的に甲板に出るように心掛けています。甲板に座って、海を眺めながらいろんな人と会話することが、今の自分の至福の時となっています。いろんな人と話すことによって、自分自身も毎日新しいことの発見が出来るし、辛いこともありますが、非常に充実した日々を過ごせていると思います。
また今日、出航18日目で2回目の洗濯が出来ました。陸上においては、ほぼ毎日出来るようなことが、船の上の生活では出来ない。日々、感謝の気持ちをもって生活しないといけないと感じました。
■漆原 智洋(東海大学情報理工学部経営システム工学科)
今日は午前中洋上講座が2つあり、午後には英会話と、椰子の実クラブがありました。椰子の実クラブでは、後部甲板で椰子の実を鋸で2つに割り、中身をくり抜いて、表面を削る作業を行いました。実を2つに切る作業は、予想以上の実の硬さに全員が苦労しているように感じました。次回の椰子の実クラブで、削った綺麗になった実を使い、アクセサリーや小物等を作っていく予定となっています。
■太田 誠(九州東海大学工学部都市工学科)
今日は椰子の実クラブがあったが、調査の資料を作成していたため参加しなかったので、次の機会から参加しようと思っている。私は細かい作業が得意なので、これから地道にアクセサリーを作っていきたいと思っています。
ついでに、今日は久々に洗濯をすることが出来た。そろそろ着るものが無かったので助かった。
■矢崎 竜彦(東海大学文学部アメリカ文明学科)
たろふぁ〜。船が出航して早くも18日が過ぎました。船上生活には慣れたと思います。揺られながら寝ることは気持ちがよいです。だが揺れが激しいと浅い眠りとなり寝不足になってしまう。次の日がつらい。あと、毎日のおいしい食事が満足です。マジュロとツバルに行けて本当によかったです。人々がとても優しかった。また行きたいかも。行けたらいいな。環境問題を忘れてはいけないし、地球にありがとうの気持ちを忘れてはならない。
今日、洋上講座が午前中に2つありました。どちらも建築についての話でした。1つ目、渡部先生が建築における環境問題について話をされました。地球への配慮・人への配慮が重要。2つ目の伊藤先生は耐震性の高いレンガ造住宅について話されました。レンガの家もいいかも。午後には英会話と椰子の実クラブがありました。椰子の実クラブは大部分の人が参加して、椰子の実を鋸で切ったり、鑢で削ったりと忙しかった。明日は、やっと洗濯ができる、何日ぶりの洗濯か。18日が過ぎて洗濯をしたのはまだ1度しかしていない。待ち遠しい。水は本当に大切だよ。ではまた、とおふぁ〜
■柴原 圭介(東海大学海洋学部海洋生物学科)
今日は色々あった。
ひな祭りやったし、椰子の実でアクセサリーを作り始めた。で、色々と悩んだり笑ったり泣いたり、そういうことが増えてきた。なんかホンマに毎日が充実してる。やからこそ、1日1日を大切にしたい!!こんな貴重な体験は、そう体験できんことやから。。。毎日毎日が自分自身成長できるのがわかる。明日からも毎日を大切にしようと思う圭介でした。
■長谷川 貴一(東海大学工学部応用化学科)
今日は、ひな祭り☆とか言って歌を歌ってお汁粉食べただけ。お汁粉最高!!あんこって良いですね。椰子の実クラブでは、アクセサリー作りに精を出してみました。どんな形に作ろうかはまだ未定です。そして・・・やっと洗濯できるそうです。船の上では水の重要性を感じさせてもらうばかりです。沢山の人がいて、沢山の考えがあって、とても勉強になるこの旅は最高です。海外研修航海を有意義に過ごしたいと思う今日この頃です♪
明後日にはバヌアツに着きます。都会のようなので楽しみです。常夏の陽気を存分に味わいたい。