船時間 | 2008/03/14 12:00 |
日本時間 | 2008/03/14 10:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc | 海水温度 | 30.4℃ |
風力 | 3 | 風向 | NE |
気温 | 29.8℃ | 気圧 | 1010.2h |
風速 | 3.5m/sec | 波高 | 1.5m |
■3月14日 団役員コメント
ヌメアを出港して2日目となり、穏やかな波のおかげで体調を崩す人も少なく、研修学生は、洋上講座をはじめとするスケジュールをこなしています。朝食後に現れた竜巻を遠くに眺めつつ、2回目の赤道祭へ向けた準備が精力的に行われています。合間に行われたヤシの実クラブでは、薮内操舵手の丁寧な指導のもと、団役員と研修学生の区別なく制作が行われ、船の近くにイルカが現れるという嬉しいハプニングも起きました。夜間には星空の観望会が行われましたが、生憎の天候で全天快晴とはなりませんでした。航海も残すところ2週間余り。出港や最初の寄港地のことは思い出になりつつあります。あと数日は洋上での生活が続きます。
(団役員 田中 滋樹)
■3月14日 3班のコメント
ヌメアを出航してからそんなに揺れていなかったけれど、ここに来て少しずつ揺れが出てきて、皆の体調が心配です。今日は田中先生の洋上講座とヤシの実クラブがありました。ヤシの実クラブは最近すごく人気で、時間になるとたくさんの人がデッキへ出て作業しています。思い出作りと共に、自分で作ったヤシの実のアクセサリーが良い記念になるように、皆頑張っている様子です。
■澤田 茉里(東海大学教養学部芸術学科美術学課程)
赤道祭が一日遅くなって少しホッとしていたところで、それでももうあと2日しかないと思うと焦る気持ちがあります。赤道祭2の班はみんなこのイベントを大成功させたいという気持ちが強く、あとは当日晴天になることを祈るのみ。往路の赤道祭では乗船実習課程生のステキなパフォーマンスが見られたので、また復路の赤道祭が楽しみです!今日の昼過ぎにはデッキでヤシの実を加工していた人がイルカを見たそうです。私もデッキに出ていたのですが、反対側に居たので見られませんでした。ニューカレドニアでイルカとジュゴンに出会えたので、今日のことはそれほど残念には思いませんでしたが、せっかくだから少し見てみたかったです。
P.S. 多少動きが見え始めています。が、今年は第三者的立場で物事を見ている人が多いせいか、もしかしたら研修中はハッキリとした形にならないかもしれません。きっと船を降りてからそれぞれ現実を見て、判断するのだと思います。これからラスト3分の1で何が起こるか期待したいです。
■平 靖恵(九州東海大学農学部応用植物学科)
昼のヤシの実クラブでの工作がやっと形になってきました。作業の途中に遠目ですがイルカを見ることができ、またひとつ貴重な体験をすることができました。夜には5回目の星空観測会がありましたが、雲が出ていたためあまり良く見えませんでした。今はまた月が明るくなって、星が見えにくくなってくるので残念です。折り返しも過ぎ、まただんだんと南半球の星が見えなくなっていきますが、南半球の星を見ることができたのは一生の思い出になります。航海も残り約2週間になりましたが、寄港地やイベントがまだ残っているので最後まで楽しみたいです。
■鮫島 百桃子(東海大学海洋学部海洋生物学科)
寄港地4箇所目を出航して4日目、今までの寄港地で人生に大きな影響を与えるような体験を数え切れないほどしてきました。現地の人との交流だけでなく、各島々の自然に触れることが私にとっての楽しみです。初めて見る動植物に感動しきりです。今はまた船上生活が続き、毎日仲間と協力し合って生活しています。私が一番今楽しんでいるのがヤシの実工作で、時間があれば後部甲板に出てヤシの実を削っています。残り2日で次の島です。寄港地最後となってしまうのは残念ですが、次の新しい出会いが楽しみでなりません。
■塚本 綾(東海大学教養学部人間環境学科)
折り返し地点も過ぎ、あと寄港地も1カ国・残り13日。私が日本を出たのはこの航海が初でした。そのため、寄港地ではどの国からも今までにない多くの感動や驚きを感じています。91人との生活でも本当にたくさんのモノを日々学んでいます。この間誕生日を迎えたとき、みんなでカウントダウンをしてくれたときは涙がこぼれました。もう終わりに近づいてしまっているけれど、この航海での体験も経験も、感じたものも全て私の中では宝物になるだろうと確信しています。それは全てみんなが居てこそで、自分の周りの人々に本当に感謝です。日本に帰ったらまず、親にありがとうと言いたいです。
■平井 麻梨奈(東海大学工学部生命化学科)
研修航海が始まって、気がつけば今日でちょうど1ヶ月が経ちます。今まで寄港地を4箇所訪問してきましたが、それぞれで大きくて、とても贅沢な経験をさせてもらいました。今は船上での生活で、これから行われる赤道祭や卒業式、39パーティー(さよならパーティー)のイベントの準備をみんなで頑張っています。何かあったときも、全てが勉強だと思いみんなで協力しています。次の寄港地でいよいよ最後となってしまいますが、新しい出会いがとにかく楽しみです。
■小林 美里(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)
今日は午後、講座や洋上クラブがなかったので、ゆったりと時間に追われることなく、みんなそれぞれ思い思いの時を過ごすことが出来ました。私はヤシの実の作品づくりをしました。4人位で話しながらやっていたら全然進まないまま、3時間が過ぎていました。でも、私にとっては充実した時間でした。私は「ゆとり」や「レジャー」について学んでいますが、改めて「ゆとり」の大切さを実感しました。
■元永 理香(東海大学福岡短期大学国際文化学科)
午前中は田中先生の洋上講座があり、その後お昼の3時までほとんど何もなかったので、ゆっくり過ごすことができました。お昼はヤシの実工作を、その後は後部甲板で寝ていたり自由に過ごしていました。充実した午後を過ごすことが出来てよかったです。