船時間 | 2008/03/23 12:00 |
日本時間 | 2008/03/23 10:30 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 28.4℃ |
風力 | 3 | 風向 | NNE |
気温 | 29.2℃ | 気圧 | 1013.7h |
風速 | 3.8m/sec | 波高 | 2.5m |
■3月23日 団役員コメント
This is a picture of some of the students that graduated on the 2008 Bosei Maru educational cruise. The students are getting ready for the after-graduation ceremony. You can see in their eyes the realization that like rope-work, where one rope ends, another is attached and continues to loop around other ropes. What we do in the past is connected to what we are doing now and in the future.
(Forrest Mitchell Nelson)
これは、今回洋上で卒業を迎えた学生達の写真です。研修学生達はこの後に予定されている、卒業生を送る会の準備の真最中。彼らのまなざしは言うなればまるでロープワーク。一本のロープの端にはもう1本のロープが結ばれ、それが次のロープへと継がれ続いていく。これまでの経験は今現在そして未来へと繋がっていくのです。
(団役員 ネルソン・フォレスト)
■3月23日 11班のコメント
清水への帰港まで一週間を切り、今日はこの海外研修航海の中でも重要な行事である洋上卒業式を行った。卒業生は研修学生11名、乗船実習課程生17名の計28名で、それぞれがこれまでの大学生活に別れを告げた。全員が名前を呼ばれ学位記を受け取り、一ヶ月以上共に過ごした仲間から送られるという、船の上ならではの卒業式であった。卒業生にとってこの洋上での卒業式は、帰港してから新たなスタートを迎えるにあたって非常に意味深いものになったのではと思う。天候にも恵まれ、素晴らしい洋上卒業式となった。その後は卒業生と在学生、団役員、乗組員の人たちを含めて卒業生を送る会を行い、大いに盛り上がった。それぞれの思い出に深く残る一日になった。
■荒井 崇(東海大学体育学部生涯スポーツ学科)
今日の洋上卒業式は、一生忘れられない最高の卒業式になった。そんな卒業式をつくってくれた人たち全てに感謝したいです。特に卒業生を送る会はかなり感動しました。みんなありがとうございます!卒業式は陸で四年間過ごした仲間と迎えたいという気持ちも強かったのですが、今は11班のみんなを初めとするこの最高な仲間たちと迎えられて、ほんと幸せです。もう帰港までわずかですが、もう一周してきたい気分です!
■細川 仁志(東海大学情報理工学部ソフトウェア開発工学科)
とうとう長かった44日間の研修航海も本当に残りわずかとなってきました。振り返れば早く感じるのは当たり前なのですが、本当に色々なことがありました。様々な寄港地でゴミ問題や地球温暖化問題などに直面し、今後何をしなければならないのかについて考えさせられる日々でした。しかしそれ以上に、この航海で出会った最高の仲間とその仲間から得た物は一生の宝となり、今後の私の人生の大きな支えとなることだろうと思います。このような素晴らしい研修への参加に協力してくれた両親を初めたくさんの方々と、この研修を最高のものに作り上げてくれた最高の仲間たちに、ありがとう。
■山田 哲也(東海大学工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻)
今日は洋上卒業式がありました。11班からは健太と崇が卒業、そして自分は卒業生を送る会の担当でしたので、絶対2人を泣かせる会にしようと思っていました。結果、とても泣ける良い会が出来上がり、たくさんの感動をもらいました。今回の研修に参加できたことを心の底から嬉しく思います。そして11班でほんまに良かったと感じる1日でした。また帰国へのカウントダウンはすでに始まっています。あとの行事はサンキューパーティのみ!残り少ない船上生活での1日1日を大切にし、あとは最高の仲間たちと共にサンキューパーティで完全燃焼するのみです!!
■河端 勇介(東海大学海洋学部水産学科)
航海38日目の今日は、洋上卒業式がありました。大学と短大の今年度の卒業生を対象としたイベントで、天候にも恵まれ無事に28名の学生が卒業しました。洋上で迎える卒業式は、陸で行われる卒業式より温かみがあるように感じられました。自分も機会があれば、4年次にも望星丸に乗って卒業式を迎えられたら良いなと心から思いました。長かった研修航海も残すところ6日となりましたが、残された日々を皆と協力してかけがえのない無い日々にして、無事に日本に帰国したいです。
■横山 健太(東海大学短期大学部児童教育学科)
今日は最高の日でした。短大生も一緒に卒業式をやってもらえてすごく嬉しかったし、とてもいい思い出になりました。無事、卒業証書をもらうことができたのは、様々な人のおかげです。たくさんお世話になった先生方や、短大の最高の仲間、そして陰で支えてくれた家族に、心から感謝しています。本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
■中野 雄造(東海大学海洋学部海洋土木工学科)
今日は3月23日で、東海大学と東海大学短期大学部の研修学生が洋上卒業式を迎えた。俺の班には2人の卒業生がいて卒業生を送る会には感動してくれて、いいサプライズが出来たと自分の中で思っている。また、来年の今頃の俺は同じく卒業だけど、洋上卒業式も悪くないなと思う一日でもあった。海外研修航海は、海外に行くから研修できるんじゃなくて、船の上でもたくさんの事を学べる研修だと心から思うようになりました。もし、来年の第40回海外研修航海に参加できる事ならば、来年度も参加したい。そして、もっと仲間との絆を深めたいと思っている。
■渡邊 顕(東海大学文学部ヨーロッパ文明学科)
晴天の中、洋上卒業式が行なわれた今日。自分たち11班の中からも、崇と健太が卒業を迎えた。個人的に船上での卒業式のイメージはあまり良くないものだったが、今日の二人を見てその考えが大きく変わった。洋上卒業式は一般の卒業式と違い、38日間という短い期間だが、船内という狭い空間の中でお互いを理解し、協力し合って、楽しいことや苦しいことを共に過ごしてきた仲間だからこそ、感じる何かがあった。また、卒業生一人一人にメッセージを贈ることができるのも、この洋上卒業式の醍醐味だと感じた。残り6日間となってしまったが、色々な思い出が詰まった望星丸と、共に過ごしてきた最高の仲間と共に、残りの時間を有意義なものにしたいと思う。また、この海外研修航海は自分自身の人生の中で、とても大切な財産になることは間違いないと思う。