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航海日誌

2月18日

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望星丸現在地
船時間2008/02/18 12:00
日本時間2008/02/18 11:30

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度25.5℃
風力4風向WNW
気温25.0℃気圧1017.7h
風速7.4m/sec波高2.0m

■2月18日 団役員コメント

航海4日目、今日から本格的に海外研修航海の洋上研修が始まった。
朝9時からは大場団役員の洋上講座。第1回目の洋上講座「科学の目で見た自然現象」というテーマで、さまざまな自然現象、そして宇宙の事象から題材を採った興味深い話に、学生たちも真剣に聴き入りメモを取っていた。引き続き10時からは看護師の六本木団役員が講師を務め、CPR1の実技講習を後部甲板で開催。晴天の下、日焼けを気にしなくてはならないほど紫外線が強くなってきた。
船が日本を出発してから継続して船酔いなどのために体調を崩している研修学生たちも何人か見られたが、今日ぐらいから船の生活に慣れて、点呼の時にも顔を見せるようになった。
船内の生活に慣れてくるにつれ、生活上のルールについて研修学生たちが自主的に考え、履行するようにもなってきている。
たとえば喫煙について、嗜好する者、しない者との間で起きてしまわざるを得ない問題について、「相手のことを思いやりながら解決策を探る」という話し合いが何度も行われ、ルールに基づいた生活環境づくりに一丸となっている姿が好ましい。
夜8時から9時までは、洋上クラブ「ロマンティック☆ナイト(星空観察会)」主催で、藤村涼・三等航海士のご協力を得て、後部甲板で第1回目の星空観察会を行った。生憎月明かりがまぶしいため、全天を覆う天の川の神秘的な姿を見ることは出来なかったが、狭い船上生活の中で、しばしからだを、そして心を解放しながら、学生たちはこれからの旅路にますます期待を高めているようであった。
(団役員 羽生浩一)

8班

■2月18日 8班のコメント

2月18日、今日から洋上講座、洋上クラブが始まり、いよいよ研修らしくなってきた。洋上講座では、普段では学ぶ機会が少ないことを勉強できる貴重な体験となった。また、洋上クラブでは、それぞれのクラブが独自の活動を行い、交友をより深めることになったと感じた。夜には天体観測もあり、盛り沢山の1日だった。
マジュロまであと6日なので、波に負けずに元気にやっていきたい。

■九州東海大学工学部都市工学科 太田 誠
青い空と青い海に囲まれた望星丸の後部甲板は「海の家」と化した。昼寝をする者、日光浴をする者、体を動かしリフレッシュする者…それぞれが太陽そして海を満喫した一日となった。

■東海大学工学部エネルギー工学科 田中 慧介
今日まで自由時間があった。晴天に恵まれもう夏の気分。みんな後部甲板に出て自由にしていた。夜には調査グループで集まり、他のメンバーの持ってきた資料を見ると自分の知らないことなどがたくさんあり、もっと調べてくればよかったといまさらながら後悔した。

■東海大学海洋学部海洋生物学科 柴原 圭介
今日はトレーニング日、船ではこんなにツライとは思わなかった。足場が安定しないためいつものトレーニングの2〜3倍きつく、たかが3重飛びが、14回しかできなかった。明日からは、もっとトレーニングが必要だ。

■東海大学情報理工学部経営システム工学科 漆原 智洋
今日から洋上クラブが始まり、それぞれの活動を思う存分に行っていた。より交流が深まるいい機会となった。まだまだたくさんのイベントがあるので、より充実したものになるだろう。

■東海大学政治経済学部政治学科 服部 孝紀
船の上という非日常生活にもだんだんと慣れ、だんだん船、海を楽しむ余裕が生まれてきました。そこには青い海、白い雲が広がっており感動的でした。

■東海大学文学部アメリカ文明学科 矢崎 竜彦
船が動きだして3日目。本格的に研修が始まった。洋上講座があり、科学の目で見た自然現象の話でした。例えば、日没の瞬間、太陽が緑色に見えるグリーンフラッシュ、なぜ天の川が見えるのか、蛍光についての話でした。外の風景は、昨日と変わらない風景。一面が青色でした。青い海と空、陸地がない。何もない風景を僕は写真に収めた。昨日よりも暖かくなり、海の色が明るい色へと変わった。長袖だと暑いし、日差しがまぶしい。洋上クラブも始まり、多くの思い出のある写真を撮っていきたい。早く、外国の地を自分の足で歩きたい!

■東海大学工学部応用化学科 長谷川 貴一
今日は、一日中後部甲板で過ごした。後部甲板では、新鮮な空気、綺麗な景色、広大な海に囲まれて唯一船酔いを忘られる時である。これから沢山の思い出を残していきたい!!

8班

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