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航海日誌

3月26日

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望星丸現在地
船時間2009/03/26 12:00
日本時間2009/03/26 12:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度20.9℃
風力7風向NW
気温16.0℃気圧1014.8h
風速15.6m/sec波高4.0m

■3月26日 団役員コメント

Today was a very rocky day with waves of about 3.5 meters. The wind came mostly from the north and since we’re headed north, that meant head winds which always make the boat pitch forward. It was very noisy all day with the noise of steel hitting water and it was quite hard to walk about the boat. Everybody walked as if they were very drunk. Around 6am, we passed by Tori-shima , an uninhabited island that hosts loads of birds and a weather station. About 12 hours later, we were able to see Aoga-shima in the distance. We’re definitely getting closer to our final destination, there’s no denying it. It’s also getting colder and colder. All day, the students worked on the final preparations for the last party which will be held tomorrow evening and most also started packing. I can’t help but feel sad. I really liked life on the boat and I’m not ready for it to be over. If somebody would just turn the boat around, we could go for another 43 days!

訳:今日は大変荒れた一日で波が3.5メートルもありました。風はほぼ北の風、望星丸は北上しているため向い風です。一日中船体に波が当たってうるさく、また船内を歩き回るのも一苦労で、皆が酔っ払いのような歩き方になっていました。午前6時頃、鳥島(鳥の生息と気象観測台のみの無人島)付近を通りました。12時間後、遠目に青ヶ島が見えました。徐々に寒くなってきており、確実に清水へ近づいています。研修学生達は日がな、明日の晩に開催されるさよならパーティーの最終準備をしていました。それを見て私は寂しくてたまらなくなりました。私はこの洋上生活がとても好きで、終わりが近いなんて思いたくないのです。もしUターンできるなら、また43日の航海に出られるのに!
(団役員 メナール アニー)

<写真左:SeeYouAgainPartyの準備 写真右:水、節約の呼びかけ>

■3月26日 13班のコメント

■城間 盛隆(東海大学海洋学部海洋文明学科)
研修航海の報告書も提出し、研修航海での文書作成は一通り終了しました!僕は、研修地で毎回ハンバーガーを食べ、ハンバーガーの比較をレポートに纏めました。驚いたことに、全ての島にハンバーガーが商品として置かれていたのです。文化のボーダーレス化を感じました。ハンバーガーを食べ較べてみて、文化は違えど世界中どこでも変わらない美味しさだということが判明しました。明日に迫ったSee You Againパーティー(アゲパー)に向けての準備もクライマックスに近づいています。もうすぐ日本に到着して、いつもの生活が戻ってくるのは楽しみな反面、少し怖い気もします。自分がいない間に、どんな変化が起こったのか。それは自分で受け入れるしかないですね。今日は明日のアゲパーに向けて、しっかり準備をして、一発やってやろうと思います。

■井上 太之(東海大学海洋学部海洋生物学科)
今日は海況が悪く、予定されていた最後の講座が引き延ばされました。また昨日までに報告書などの提出物を出し終えてしまっていたため、ほぼ一日フリーデーとなり、荷物の整理をしていました。すると、懐かしい土産品、行事で使ったものなど、これまでを思い出させるようなものが数多く出てきました。この研修もあと三日、寂しくなります。だから最後まで楽しくいられるように明日のアゲパーに向けて頑張ろうと思います。それでは、寝ますのでここで最後にしたいと思います。おやすみなさい・・・。

■馬越 遼(東海大学工学部精密工学科)
この研修航海も残すところ3日と迫り、やることの多さに戸惑いつつもなんとかこなそうとしています。本当に中身の濃い一日一日を過ごすことが出来て、この研修航海に参加して本当によかったと実感しています。今日は忙しい一日でアゲパー準備や、荷物の整理など、やることが山積みです。研修生の協力に対する意識も日に日に高まって、どんなことがあっても対応できる気がします。明日は最後の行事のアゲパーがあるので最高に盛り上がりたいです!

■南雲 一輝(東海大学文学部アジア文明学科)
私がこの航海研修においてやるべき事は、残すところ荷物整理と、お土産のリスト作成となりました。買ったお土産を見返すと、中には「なぜこんな物を買ったのだろう?」と、真剣に考えたくなる物も幾つかありました。あともう少しで日本です。帰ったら、やらなければいけない事が、山の様にあります。だからその前の、See You Ageinパーティーは楽しもう、と思います。そしてその為にも、残りの仕事を片付けておきます。

■中村 俊一(東海大学農学部応用植物科学科)
43日間の研修も残り3日となりました。思えばあっという間でした。あっという間だったけど中身はとても重く詰まっています。おそらくほとんどの研修生が、なにか寂しい気持ちと日本に帰れるといううれいしい気持ちをもっているのではと思います。現在、研修生に対して水の使用量が注意の領域に入っており、また、点呼の時間に集まれないといったたるみが生じているので、清水寄港前にそのたるみをピンと張らして清清しく清水に着港したいと思います。ありがとうございました。

■岩下 岳(東海大学工学部機械工学科)
研修航海も長いようで短くて、もう残り3日となってしまいました。今日は、みんな下船までに研修生全員にメッセージを書いたり、荷物片付けを行ったりと色々と大変な1日でした。それに、今日はいつもに比べ波が激しく体調不良者もいたようで、本当に大変な1日だったと思います。残りの研修も気を抜かずに、今まで通り規律正しい生活を送っていこうと思います。あと、最終イベントのアゲパー(さよならパーティー)もあるので最後思いっきり盛り上がって終われるように、みんなで出来ることを協力してやっていこうと思います。最初に比べると助け合いという意識が確実にアップしていると実感しました。

■岡 雄也(東海大学工学部建築学科)
この研修航海も、残りあと数日となりました。今日もさよならパ−ティ(See You Again Party)の準備に追われていました。今日はかなり船が揺れてしまい、ダウンしている人も多かったように見受けられました。私自身も揺れによって多少ダウンしてしまいましたが、アゲパー用意をしなければならなかったので、体に鞭打って作業をしました。みんな頑張っているので、最高のパーティになるに違いないと思います。

<写真左:みんなで荷物整理 写真右:13班メンバー>

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。

第40回海外研修航海
事前研修