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航海日誌

3月9日

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望星丸現在地
船時間2009/03/09 12:00
日本時間2009/03/09 10:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度28.3℃
風力4風向E
気温29.0℃気圧1012.1h
風速7.4m/sec波高2.5m

■3月9日 団役員コメント

今日は23日目、研修航海の折り返し地点でした。昨日までポートビラ(バヌアツ)に滞在し、1日置いて明日はヌメア(フランス領ニューカレドニア)です。予定を少し変更して、午前中にフランス語講座と寄港前発表(ヌメア)を行い、午後にはヌメアを目前にした2回目の大掃除。望星丸の乗組員、練習学生のアドバイスなしで自分たちだけで大掃除を担当するとあって、皆真剣に、手順の説明を聞きながら清掃していました。そして間近に迫った船上交流会の準備作業が行われました。日程が進む中で、様々な事柄に話し合いが持たれ試行錯誤しながら回答を引き出していく姿に、この研修航海での成長を感じさせられます。
(団役員 大島 美知子)

■フランス語航海日誌

(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)

9 mars 2009
Les eleves du groupe 5 etaient en charge des photos aujourd’hui. Journee en mer. En avant-midi, nous avons assiste a une presentation tres interessante sur la Nouvelle Caledonie, donnee par les etudiants du groupe A. En apres-midi, nous avons nettoye le bateau en preparation des festivites qui auront lieu sur le bateau lors de notre sejour a Noumea. En soiree, nous avons celebre l’anniversaire de naissance de notre ‘leader’, M. Kutsuzawa avec des numeros prepares par les professeurs ainsi que par les etudiants.

<写真左:5班メンバー部屋での集合写真 写真右:男女装これは誰?>

■3月9日 5班のコメント

■堀田 尚美(東海大学国際文化学部国際コミュニケーション学科)
長いと思っていた研修航海も、あっという間に4つ目の寄港地です。日を重ねるごとに思い出が増えていくとともに、不満も募ります。話し合い、歩み寄ることで解決への道を模索しているといったところでしょうか。沢山の人間がいるということは、その数だけ考え方や価値観があるということです。いかにみんなの意見を尊重し、形にしていくか。自分自身が上に立って考えていくことがこんなにもエネルギーを使うということを知り、それとともに充足感を感じています。毎日過ごす中で、この研修に参加し皆に出会えたこと、ともにこの研修生活を作っていくこと、見たことのない景色を眺めたこと、毎日おいしいご飯が食べられること、なにより、自分自身を認めてくれる人たちに巡り会えたことに、本当に感謝しています。私は、皆とこの研修に参加できたことを心から嬉しく思います。

■吉村 愛美(東海大学農学部バイオサイエンス学科)
今日で23日目を迎え、明日から後半が始まります。昨日までは3カ国目のポートビラを訪れていました。ポートビラは、それまでの2カ国に比べると、リゾート地で観光客も多く、栄えている印象を持ちました。しかし日本とは違い、土曜日や日曜日はお店が早く閉まるため、お土産を買うタイミングを失い、生活の違いを感じました。また、ポートビラではこの旅で初めて海に入りました。とてもキレイでした!!最近は、寄港地までの間が短いので、疲れが溜まっているのか風邪が流行っている気がします。私もその一人になりつつあるので、明日からのニューカレドニアに備えて早く寝て、体調を取り戻したいと思います。

■小木 翠(東海大学海洋学部海洋生物学科)
研修航海もいよいよ折り返し地点で、明日はヌメア到着です。先日まで停泊していたポートビラは、ポンペイやフナフティに比べるとリゾート化されていましたが、ヌメアはもっと発展していると聞きました。フナフティでは小さなお店が、埃の被った輸入品を細々と並べていました。輸入品は高くて、裕福な人でないと買えず、人々は自給自足の生活を送っているとの事です。日本では何でも好きな時に物が手に入る、そんな生活が当たり前でしたが、この研修を通して、世界には色々な国があることを知り、そこに住む人の生活を知ることが出来ました。また、ヌメアでは船上交流会があるため、今日はその準備の一環として2回目の大掃除がありました。後部デッキを掃除することになり、日に焼けるなぁ…と思っていたら、途中でスコールが!!掃除は中止になりました。本当は焼き付ける日差しの下で2時間近く、木製の甲板をタワシで磨かなければならなかったのですが。今回はその分みんなで楽しく時間を過ごしました。

■渡辺 絢菜(東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科)
船での生活にも慣れ、どんどん日程が詰まってきている中、今日は忙しい一日となりました。寄港地調査の発表や誕生日会、船上交流会の準備、ソーラン節…それぞれを成功させるために、みんなが一生懸命考えて、工夫して、協力して、ひとつひとつが大きくすばらしいものに出来上がってきたように思います。研修も折り返し地点を迎えました。たくさんの人と向き合い、本当にたくさんの刺激をもらいました。世界観も広がりました。いろいろなことを認められるようになりました。自分の良いところも足りない部分も少しずつわかってきて、この研修で感じたこと、得たことを活かせるように、たくさんたくさん吸収して、日本に帰りたいです!地球と向き合って、いろいろなものに出会って、全てのものにただただ感謝の思いです。

■島田 未紀(東海大学文学部文明学科)
ついに明日はポンペイ、フナフティ、ポートビラに続いて4カ国目のニューカレドニアのヌメアに到着します。今まで4カ国に寄港しましたが、それぞれの国を比較すると、各国の違いや、良さを感じられて、学ぶことがすごく多い旅だと感じています。また、日本は物が多すぎるくらい沢山あって、日本人がいかに恵まれた生活を送っているのかを実感します。物が溢れている生活が本当に人間にとって良いことなのかということも、考えさせられました。今日は寄港地発表や、大掃除、誕生日パーティなどハードな一日でした。私は船酔いでダウンしていましたが、さっき男女装コンテストを見て少し元気になりました。特に団役員の先生たちも普段からは想像できない姿になっていて、とても盛り上がりました。早く体調を回復して明日に備えようと思っています。

■畠中 佐和子(東海大学教養学部人間環境学科)
研修航海の半分が終わりました。改めて、自分が貴重な経験をさせて頂いていると実感します。赤道を通ったり、ヤシの実でアクセサリーを作ったり、プラネタリウムのような星空をみたり、何もかもが初めての経験で、自分がこうしていられるのも、両親を始め、部活の方々の協力と理解があっての事です。なので、一回り二回りも大きな人間になって日本に帰れるよう、残り半分を有意義なものにしたいです。

■徳田 みなみ(東海大学健康科学部看護学科)
研修航海が始まって23日目。今日は朝からフランス語の講義、寄港地前発表、大掃除、船上交流会で披露するソーラン節の練習、誕生日会と忙しい一日を過ごしました。ニューカレドニアでは船上交流会を行うので、そのために長い間準備を行っています。ソーラン節には特に力を入れていて、後部甲板で毎日のように練習しました。焼け付くような日差しの中、日に日に黒く焼けていき、汗をかきながら頑張っているみんなの姿はとてもかっこ良かったし、船の中でほとんど運動をしないので、体を動かすのはとても気持ちよかったです。船では「盛り上げ隊」の人たちが、度々誕生日会やゲームなどを行ってくれていて、今日の誕生日は団長と長谷川笑美ちゃんでした。団長の笑顔はとても優しくて、研修学生のお父さんの様な存在です。今日の誕生日会は特別に、団役員の先生方から催し物があり、先生方全員でパレオを着て『散歩』の団長バージョンを歌ってくれました(※『散歩』はアニメ映画『トトロ』の中で使われた曲です)。男の先生の背中姿は何とも言えません・・・。そのあと男女装コンテストもあり、とても盛り上がって楽しい一日になりました。明日はみんなが一番期待しているニューカレドニアなので、沢山楽しみたいと思います。

<写真左:寄港前発表(ヌメア)様子1 写真右:寄港前発表(ヌメア)様子2>

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。

第40回海外研修航海
事前研修