船時間 | 2009/03/17 12:00 |
日本時間 | 2009/03/17 10:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 28.5℃ |
風力 | 5 | 風向 | E |
気温 | 29.2℃ | 気圧 | 1005.8h |
風速 | 9.4m/sec | 波高 | 2.5m |
■3月17日 団役員コメント
研修航海31日目。2度目の赤道通過。望星丸は汽笛を鳴らして赤道通過を我々に知らせた。今日は午後1時よりスポーツ大会が開催された。沓澤団長の開会宣言に続き、2名の学生(天野ゆず子さん、福本真悟さん)による選手宣誓が元気に行われた。その後、古川拓実さんがリーダーとなり全員で準備体操をした。体操の後は、フォークダンス(マイムマイム)を全員で輪になり踊った。そして、学生、練習生、団役員で構成された8つのチームによる競技が開始された。競技種目は玉入れ、玉運びリレー(水風船を卓球のラケットで運ぶ)、手押し車競争、綱引き(トーナメント式)である。それぞれの競技が盛り上がったのだが、特に学生対団役員・望星丸乗組員チームによる綱引きは一段と盛り上がった。一生懸命綱を引いた皆の手は皮が剥けたり、綱との摩擦で赤くなったりしている。各チームが優勝を目指して一致団結し、一生懸命のスポーツ大会であった。夕食後、夜は美しい星空をバックに後部デッキで後夜祭が行われた。音楽クラブHOSが音楽を奏でる中、皆飲み物を片手に歓談していた。最後に天体観測が行われ、海外研修で望星丸からしか見ることのできない洋上の空に輝く「南十字星」に、皆感動していた。
(団役員 田中 紀代子)
■フランス語航海日誌
(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)
17 mars 2009
Le groupe 2 etait en charge des photos aujourd’hui. En apres-midi, pour la journee de sports, diverses competitions ont eu lieu sur le deck arriere du bateau. Les 4 grandes competitions etaient : une course de brouette humaine, transport de ballons d’eau a l’aide d’une raquette de ping-pong, tir a la corde, et attrapage de ballons dans un seau en plastique. Les equipes gagnantes ont ete couronnees en soiree.
<写真左:2班居室にて 写真中央:スポーツ大会開会式 写真右:スポーツ大会>
■3月17日 2班のコメント
■長谷川 笑美(東海大学文学部歴史学科)
今日はスポーツ大会がありました!2度目の赤道を越える日ということもあり、かなり暑い1日でしたが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。研修は残り12日です。人間関係に悩む人もいれば、周りとのふれあいの中で自分を見つめなおしている人もいます。研修生それぞれが船の進行と共に、新たな1歩を踏み出そうとしている気がします。限られた時間の中で私には何が出来るのか。12日間を有意義なものにしたいと思います。
■深谷 紗織(東海大学体育学部生涯スポーツ学科)
今日はスポーツ大会に星空観察ととても有意義な1日でした。スポーツ大会では、どのチームも優勝を目指して一丸となって頑張っている姿が見受けられました。私のチームも総合優勝はできませんでしたが、綱引きでは皆の力が1つとなって優勝することができたのでとても嬉しかったです。星空観察では、船に乗ってから見た3回のうち、今日の星が一番綺麗に見えた気がします。明後日には最後の寄港地コスラエに上陸し、それが終わればいよいよ日本に向かいます。残り1日1日、悔いのないよう充実した船の生活を送っていきたいと思います。
■大澤 亜紀(東海大学文学部広報メディア学科)
長い間望星マジックに悩まされていましたが、待ちに待ったスポーツ大会である今日にはなんとか持ち直しました! 私は、スポーツ大会の運営側でしたが、皆が楽しんでいる姿を見て、自分もすごく嬉しくて楽しかったです。そして今日は天体観測も行うことができました。今日の空はとても綺麗で、後少しで研修が終わってしまうと思うととても悲しくなりました。この研修は、私の中でとても大事なものになりつつあります。
■稲田 とも(東海大学健康科学部看護学科)
3月17日、研修31日目。あっという間に、研修が始まってから1ヶ月が経ち、4カ国の寄港地、3つの行事が終わってしまいました。この1ヶ月、私は友達と“自分のこと”について話し、アドバイスしてもらいました。寄港地や行事の経験、綺麗な景色を見ることはもちろん思い出に残っていますが、船で友達と話す時間も大切なものになっています。残りのみんなといられる限られた時間で、もっと自分のことも友達のことも知っていきたいと思います。
■金 美喜(東海大学政治経済学部経営学科)
今日はスポーツ大会でした! 私は夢民というチームで2位でした!
皆が大好きです! 今日も綺麗な星空を見ました! 毎日が楽しくて〜楽しくて〜そろそろこの研修が終わると思うと寂しくなります。まだ皆と話してないから! これからも皆と話せるように頑張ります! やっぱり友達は言葉ではなく、こころです! みんな愛してる! 特にうちの2班大好き! これからもよろしく!
■市村 茜(東海大学農学部応用動物科学科)
今日は天候に恵まれ、晴れた天候のもと、スポーツ大会を行うことができました。また、二回目の赤道を通過しました。洋上クラブのひとつであるサザンクロスでは、手紙をビンの中に入れて赤道付近で投げるイベントを計画していたので、今日はその本番でもありました。最初はなかなか手紙が集まらず心配でしたが、結果としては4本のビンがいっぱいになるくらいになりました。いつか皆で書いた手紙に返事が来ることを祈っています。夜は天体観測を行い、研修中最後であろう南十字星を見ることができました。とても良かったです。
■萩野 惇子(東海大学海洋学部水産学科)
今日はスポーツ大会があり、また2回目の赤道越えも無事に迎えることが出来ました。最後の寄港地コスラエを前にして、振り返ると、自分と仲間について思うことが沢山あります。この限られた空間の中での共同生活は嬉しいことも苦しいことも想像以上のものでした。今でも一番考えることは人間関係についてです。色んな人と出会い、他人の性格と自分の性格について悩みます。反面教師にして多くを学んでいます。そして今が人格形成の最後期なんだなと実感しています。そんなことも考えつつ、残りの少ない研修航海を楽しんでいきたいです。