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航海日誌

3月21日

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望星丸現在地
船時間2009/03/21 12:00
日本時間2009/03/21 10:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度28.2℃
風力4風向SE
気温29.0℃気圧1010.1h
風速7.4m/sec波高2.0m

■3月21日 団役員コメント

見渡す限りの水平線、望星丸は母港へ向けて北上を続けます。これから先の海図は、私たちそれぞれが画くことになります。皆、どこへいくのでしょう。望星丸は、まるで小さな日本のようです。リーダーシップをとる人、それを支えようとする人、声の大きい人、そして熱いスピリットを持ちながらあまり多くを語らない人。私たちは感じています、今後の人生における、みずからのありかたを。噛み締めています、「さよなら」の言葉には海よりも深く広い、「これから」があることを。総員異常なし。「これから」に向けて邁進中。
(団役員(医師) 村山 広道)

■フランス語航海日誌

(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)

21 mars 2009
Le groupe 4 etait en charge des photos aujourd’hui. Journee en mer. Ce matin, M. Moroboshi nous a demontre comment fabriquer des sandales de paille traditionnelles du Japon. Vu que nous sommes un peu a court de paille sur le bateau, nous nous sommes servis de materiaux disponibles. En apres-midi, les 14 groupes d’etudiants ont presente, en anglais, leur 3 photos preferees du voyage et nous ont explique pourquoi ils ont choisi ces photos, toujours en anglais. C’etait vraiment tres
interessant.

<写真左:4班メンバー 写真中央:外国語講座でフォトラリー発表中 写真右:洋上講座で「縄・ぞうり」づくり体験中>

■3月21日4班のコメント

■石澤 綾香(東海大学農学部応用動物科学科)
最後の寄港地、コスラエを昨日ついに出港しました。あとは日本に帰るだけ。日本に帰れる嬉しさと、みんなと会えなくなるさみしさで今は複雑な気分です。けど、やっぱりみんなと離れるのはめっちゃさみしいです。明日は卒業式もあるし、残り8日間、楽しんで楽しんで思い出いっぱい作りたいです。

■矢澤 珠美(東海大学教養学部芸術学科)
やっとこの特殊環境から解放されるという爽快感と、辛くても共に過ごした仲間たちとの別れに名残惜しいなぁ〜という気持ちとが、ぐるぐる渦巻いている複雑な精神状態です。
もっと得ておきたかったこと、たくさんありましたが残すところあと一週間です。ここで痛感した人間の一番美しいところ、一番醜いところを心に強く刻みつつ日本へ帰りたいと思います。最後の一週間ぐらいは、強烈な船酔いの恐怖を何とか味わわずに、みんなの一番素敵なものをたくさん取り込んで生きたいです。

■山室 華子(東海大学海洋学部海洋生物学科)
何て書いたらいいのかわかりません。船での集団生活は思った以上に大変でした。意見の食い違いや衝突があったり、みんなで愚痴を言い合ったり、話しを聞いたり、聞いてもらったり、堪えきれずに泣いたり…。支えてもらって、たくさんたくさん笑うことができました。ずっと一緒にいたい。そう思えて幸せです。この研修で得たたくさんの栄養分をエネルギーに、大きくてきれいな花を咲かせたいです。

■伊藤 紗織(東海大学健康科学部看護学科)
昨日、最後の寄港地であるコスラエを出港し、残すは日本に向かうのみとなってしまいました。最近では、「さよならパーティー」の準備をする時間も増えてきて、船を降りる日が近づいていることを感じずにはいられなくなっています。この研修も、残すところあと8日!楽しい時も、辛い時もそばに居てくれた仲間と、たくさんの良い思い出を作っていきたいと思います。そして、3月29日に、笑顔で日本に帰ることができればと思います!

■申 乙眞(東海大学別科日本語研修課程)
この研修も終わりに向かっています。2月14日からのこの旅もあと8日だけです。ポンペイからコスラエまで、いろんな寄港地を巡り、いろんな経験ができて嬉しいのですが、今の気持ちはもっと時間があったらと思っています。帰りたくなった時もありましたが、今は研修航海に参加できてよかったと思います。みんなとの生活から、グループ別研修から、自分とは違う何かからも・・・多くの経験を通じて少し成長できたような気がします。
明日は洋上卒業式です。みんな準備に忙しいです。残りの8日間を悔いのないように、たのしい思い出を作りたいと思います。

■井上 彩子(東海大学工学部動力機械工学科)
今日で航海35日目、残り1週間となりました。昨日最後の寄港地を出港し、日本に近づいているんだなーと感じています。初めは1ヶ月半も日本を離れ、陸を離れることに、多くの期待と不安があったことを今でも覚えています。43日間、今まで会ったことのない人達と限られた空間で生活することで、ここでしかできない経験をたくさんしました。楽しいことがたくさんある反面、辛いこともあり、その度に仲間の大切さを感じることができました。こんなに自分を成長させられる43日間は、本当に貴重なものでした。今回の研修航海に参加するにあたって、多くのサポートをしてくれた家族や周りの皆、また43日を共にすることになった仲間や乗組員の方々、本当にありがとうございました。まだまだこのメンバーで一緒にいたいという想いでいっぱいです。残り1週間という時間を大切にして、今まで以上に最高の思い出を作っていきたいと思います。

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。

第40回海外研修航海
事前研修