トップ|航海日誌

航海日誌

2月26日

2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

望星丸現在地
船時間2009/02/26 12:00
日本時間2009/02/26 10:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度27.8℃
風力6風向ENE
気温28.6℃気圧1007.4h
風速11.1m/sec波高2.0m

■2月26日 団役員コメント

今日は研修航海最初の行事、赤道祭が行われました。赤道間近とは思えない荒波に揉まれ、船酔いと闘いながら、研修学生が連日遅くまで残って準備し自分達で造り上げた赤道祭です。午前中ぎりぎりまで準備とリハーサルを繰り返しいよいよ本番の午後。暑い日差しの中、河内キャプテンの宣言で赤道祭開始。赤道通過にまつわる劇、後部甲板を使ったゲームでは練習生と一緒にチームを組み盛り上がりました。音楽クラブも練習の成果を披露してくれました。赤道通過は、午後の第1部に続く夕食後の第2部が始まって間もなくでした。学生食堂のモニターに表示される到達時間を注目しながらカウントダウン。全員が18時32分、東経167度30分の海上で通過し、実際に通過した者しか得られない貴重な赤道通過記念証を手にしました。感無量です。赤道祭の通過時間を見事当てたのは小林良章さんでした。明日は望星丸の一日船長の特典が待っています。担当班の皆さん、お疲れ様でした。明日はフリーデーです。ゆっくり身体を休めて下さい。
(団役員 大島 美知子)

■フランス語航海日誌

(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)

26 fevrier 2009
Les eleves du groupe 13 etaient en charge des photos. Aujourd’hui etait une journee speciale : nous avons traverse l’equateur et sommes passes de l’hemisphere nord a l’hemisphere sud a exactement 18h32. La journee a ete remplie d’activites en commencant par une mini-ceremonie d’ouverture incluant une mise en scene par les etudiants incluant Neptune (habille en blanc sur la photo) et plusieurs autres activites de groupe comme une course a 3 jambes (photo).

<写真左:赤道通過カウントダウンを待つ 写真中央:赤道通過直前 写真右:赤道祭+赤道通過寸劇>

■2月26日 13班のコメント

■城間 盛隆(東海大学海洋学部海洋文明学科)
赤道祭は大いに盛り上がりました!夜にはポンペイで手に入れた食料も持参しつつ、盛大なパーティが催されました。練習生の皆さんとも共に盛り上がり、本当に楽しかったです。これからも僕たち13班は、みんなとはっちゃけて、デッキで元気よく、クールにすごして行きたいと思います。ちなみに早く起きた朝は、コーヒーを飲んでいます。そうすると元気がでます。

■南雲 一輝(東海大学文学部アジア文明学科)
私は赤道祭を企画するグループに所属していました。前日の夜遅くまで準備に追われ、本番直前まで練習を続け、なんとか成功を収めることができました。企画していた劇・ダンス・ゲームは好評を得て、夜のパーティも、多少はしゃぎ過ぎていた感があるものの、大きい問題は起こりませんでした。準備、練習に追われていた時は、不平や不満だらけでしたが、こう上手く行くと、それ程悪くは無かったように感じられました。

■中村 俊一(東海大学農学部応用植物科学科)
清水出航からの12日間は、ほんと楽しいです。その楽しいというのは、ポンペイの良い笑顔をもっている子供たちにあったこと、13班の人の面白さ、いろんな人と話ができ、刺激を受けたことです。これからも限られた時間の中で、いろんな人と話しをし、出会って清水に入港するまで、ジャックと豆の木のようにどんどん成長したいと思います。現在、望星丸はツバルに向かっています。ツバルでも現地の人々の生活を観察して、色んなことを考えていきます。

■馬越 遼(東海大学工学部精密工学科)
今日は清水を出航してから12日目です。昨日は久しぶりの船での生活に戻り、船酔いぎみでしたが、今日は調子がよく赤道祭でも活躍でき、夜はパーティと、とても充実した一日でした。みんなの顔も大体覚えてきて、この生活が当たり前になってきています。この生活を続けていると、いままでの自分の生活を見直さなければならないと実感させられます。13班のみんなともうまくいっていると思うのでこのままでいきたいです。今日は眠いのでこの辺で・・・。

■井上 太之(東海大学海洋学部海洋生物学科)
今日は待ちに待った赤道祭です。天気は快晴で、みんな、テンションをいつも以上にあげて、はしゃいでいました。午前中まで準備だったので、はじめに何が来るのか気になっていましたが、最初は劇でした。内容は、赤道でポセイドンが海を渡る者に洗礼を与え罪を洗い流させるというものでした。衣装も手作りで、とても面白いものでした。その後も、ダンスやフラフープくぐりなど、ミニゲームが盛りだくさんで、とても楽しい一日となりました。明日からも船酔いと戦いながら頑張っていきたいと思います。

■岩下 岳(東海大学工学部機械工学科)
今日は、出航から12日目です。出航してから一週間はずっと船酔いに慣れず、食事もほとんどのどを通らずに寝ている状態でした。この前寄港したポンペイでは思っていた以上に文化の差を感じることができました。そして、思っていた以上にポンペイの人は親切でフレンドリーな人が多いことに驚きました。日本にあるような近代的なものが無くても幸せな生活が出来ることにも気付かされました。ポンペイでは流れるように時間が過ぎ、充実した2日を過ごすことができました。そして本日は赤道祭で、実行委員の人たちのおかげで楽しいひと時を過ごすことができ、良いストレス発散になったと思います。

■岡 雄也(東海大学工学部建築学科)
清水港を出発してから、早12日が過ぎました。思ったよりも船酔いはせず、三日と経たないうちに望星丸での生活が当たり前のようになりました。最初の寄港地ポンペイでは、様々な人と出会い色々なことを学びました。今まで生活していた日本という小さな国の常識は全く通用せず、ポンペイ研修の二日間はまさに波乱万丈でした。ポンペイを離れた次の日は船酔いで体調を崩してしまって、朝も昼も食事に手がつかない状態でしたが、周りの仲間に助けられて何とか乗り越えることができました。今日赤道祭という大イベントを終えた望星丸は、今日も無事に航行しています。

<写真:後部甲板にて(13班)>

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。

第40回海外研修航海
事前研修