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航海日誌

3月1日

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望星丸現在地
船時間2009/03/01 12:00
日本時間2009/03/01 09:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候c(薄曇り)海水温度29.2℃
風力4風向SE
気温28.4℃気圧1009.1h
風速5.5m/sec波高2.0m

■3月1日 団役員コメント

With the last time adjustment before our arrival in Funafuti we are now 3 hours ahead of Japan and exactly 2 weeks into our journey. Despite the time lag and last night’s “Farewell to February” party, everyone somehow still managed to wake up for our daily exercises at 6:30. By mid-morning however it became a challenge to stay awake during today’s lectures. Now in the southern hemisphere and in warmer calmer seas, it didn’t take long for the ship to gently rock most students and some teachers asleep.
Terayama-sensei’s lecture about “Relaxation and Health Management” including a chance to practice massage with a partner put everyone in an even more relaxed state. Following this with an English class was indeed a daunting task, but I did my best to revive the students. For the first 30 minutes teams of students raced to find clues to solve a Murder Mystery. Part 2 of the class was “Survivor”, a group debate requiring students to persuade others to accept their choices of items needed to survive on a deserted island. I hope these activities expanded students’ vocabulary but also helped them build teamwork and discussion skills for all of the group research and student-led excursions during our cruise.
Immediately after lunch a team of students put their skills to use in presenting their pre-research about Funafuti. Focusing on Funafuti’s plight as the world’s fastest sinking island, students presented details about the history, culture and lifestyles of islanders and how they cope with their limited land area. With the narrow island already in view and after another week of sharing our own limited space aboard the ship, I can tell everyone is anxious to be on solid ground and explore our second island of the cruise.

:出港してからちょうど2週間、フナフティ到着前の時刻調整では日本より3時間進んでいます。時差に加え、昨晩はフェアウェルパーティー(2月生まれの誕生日会)があったものの、研修学生はそれでも皆なんとか起きてきて、6時30分には日課の体操をしました。午前中は、ともするとしのび寄る睡魔と戦いながら、頑張って講座を聞いていました。とはいえここは南半球、温暖な気候と凪ぎの海上で、望星丸の静かな揺れとともに、研修学生のほとんどが程なく船を漕いでいました。寺山団役員の講座は「からだを楽にーみんなでマッサージー(リラクセーションと健康管理)」というテーマで、ペアを組んでマッサージの実践を取り入れたもので、皆とてもゆったりできました。引き続き、外国語講座は、そんな状態からでしたが、なんとか研修学生の意識が向いてくれるよう計らいました。はじめの30分では、班に分かれ、「殺人事件の謎解き」に取り組みました。
パート2は「サバイバー(生き残り)」というタイトルで、無人島で生きていくという仮定のもと何が必要かをそれぞれ挙げ、それらを互いに相手に理解してもらうという内容のグループディベートを行いました。このような活動で、研修学生全員の語彙を増やすのみに留まらず、この航海における調査や学生主導のグループ別計画研修でのチームワークの強化、ディスカッション能力の向上に繋がっていくことを期待しています。
昼食後、フナフティに関する事前調査の発表会がありました。研修学生は、世界的な海面上昇の被害を被っているフナフティの現状に焦点を当て、島の人々の歴史や文化や生活様式、また、その限られた国土でどのように現状に立ち向かっているかについて、紹介しました。
船内の限られた空間で一週間を過ごした研修学生達は、小さな島を目前にして気もそぞろで、早く2つめの寄港地の地面を踏みしめ歩き回りたいようです。 (団役員 マーク・ハミルトン)

■フランス語航海日誌

(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)

1 mars 2009
Les eleves du groupe 1 etaient en charge des photos aujourd’hui. Nous avons assiste a une presentation ce matin (professeure Terayama) sur l’art de rester en sante a bord du bateau et avons appris differentes methodes de relaxation. Cette presentation a ete suivie d’activites en Anglais guidees par Mark Hamilton. En apres-midi, nous avons fait le grand menage sur le bateau. C’etait le temps pour tous de frotter a fond, de faire aerer, de remettre en ordre, etc… Demain matin nous debarquerons de notre bateau reluisant, a Funafuti, notre deuxieme escale. Bateau reluisant ou non, la terre ferme sera la bienvenue!

<写真左:フナフティ寄港前の大掃除 写真中央:外国語講座のワンシーン 写真右:洋上講座(寺山団役員)>

■3月1日 1班のコメント

■高橋 彩美(東海大学国際文化学部国際コミュニケーション学科)
今日は午前中に2つの洋上講座があり、普段、学校では聞けないことが聞けてとても勉強になりました。午後は大掃除をしました。こんなに大勢で大掃除をするということが何年もなかったので、疲れたけれどとても新鮮で楽しかったです。今日のご飯は全体的においしかったです。

■原 三保子(東海大学海洋学部海洋生物学科)
今日の午後は次の寄港地であるツバルについて、昨年の事前研修から分担して調べてきた寄航前の発表を行いました。私はツバルの担当で、プレゼン用のパワーポイントが完成するまで、いろいろと問題が起こり大変でしたが、何とか終えることが出来ました。でも班の会議であいまいな部分を残してしまったために、制限時間をオーバーしてしまいました。もう一つ班で担当する卒業生を送る会は、悪かった点を修正して頑張りたいです。

■重下 彩(東海大学法学部法律学科)
今日は、講座が二つに寄港前発表、そして船内の大掃除と午前から予定が一杯の忙しい一日で、担当したトイレ掃除は大変でした。でも最近何となく体調が優れなくて食事を抜くことが多かったのですが、今日は三食食べられました。ようやく体が船に慣れてきたんだなと思います。明日はツバルなので楽しみたいです。

■ベリャコワ・エレナ(東海大学別科日本語研修課程)
ツバルの調査グループの発表は、とても詳しくて勉強になりました。明日、明後日の寄港を楽しみにしています。温暖化とごみ問題を自分の目で確かめたいです。また、私はマッサージが大好きなので、寺山先生の洋上講座も面白かったです。午後の甲板の大掃除はかなり大変で、汗をかいた後にシャワーを浴びられないのが辛いです。

■後潟 実可子(東海大学福岡短期大学国際文化学科)
今日は天候不良のため、天体観測が延期になったので少し残念でした。先日の夜、ブリッジに行った時に南十字星が見えてとても感動したので、今日は楽しみにしてたのに・・・。南半球でしか見られない星、船の上でしか出来ないこと、寄港地でしか味わえない体験、40回の仲間だから一緒に出来ること楽しめること、残りの時間を大切にして一つでも多くのことを楽しみたいです。

■大西 利加子(東海大学理学部情報数理学科)
今日は朝から洋上講座が続き大変でした。昼からは寄港地事前発表があり、その後は、船の大掃除でした。後部デッキの掃除は、板をたわしで磨くことなのですが、ものすごい力仕事だと思いました。明日はツバルに上陸するので、とてもウキウキしています。

■新井 陽子(東海大学教養学部芸術学科)
今日は洋上講座と大掃除があり、いつも以上に頭と体を使いました。掃除では、1班の部屋が汚いのでみんなで掃除をしました。が、夜にはすでに物が散乱しています。天井は洗濯物のジャングルです。今日のご飯は酢豚がおいしかったー!

研修航海動画配信
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第40回海外研修航海
事前研修