船時間 | 2009/03/05 12:00 |
日本時間 | 2009/03/05 10:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 30.1℃ |
風力 | 2 | 風向 | NE |
気温 | 32.6℃ | 気圧 | 1011.0h |
風速 | 2.8m/sec | 波高 | 1.5m |
■3月5日 団役員コメント
研修航海19日目。朝6時30分、熱い太陽が降り注ぐ中、全員元気に後部甲板に集合。水面は波ひとつない穏やかな海が一面に広がっています。午前中、次の寄港地ポートビラで用いるフランス語講座が行われました。初めてのフランス語に戸惑いながらも学生たちは「ボンジュール、サバ」などの基本的表現を学習しました。午後は、寄港地前調査発表が行われ、自然、文化、言語に関する発表内容は非常に良く調査されており、学生たちも発表班の発表を真剣に聞いていました。
その後、学生と教員が一丸となり3月11日に迫る船上交流会準備に取りかかりました。それぞれ5つの担当(受付、誘導、警備、アトラクション、後部デッキ、展示)に分かれ詳細が検討されました。船上交流会のアトラクションでは、日本文化の紹介として書道、茶道、きものの着付け、折り紙、ちぎり絵、けん玉、ヨーヨーなどが船内にて紹介される予定です。後部デッキでは、音楽演奏や剣道の演武が催されるため、各担当は練習を重ねているところです。また、担当班だけでなく有志を含めた大人数で日本の踊り(よさこいソーラン)の練習が昼から夕方、そして夕食後の夜にまで及んでいます。まさしくみずから企画し、積極的に参加し、11日の船上交流会を成功させようという強い意気込みが全員に溢れている一日でした。
(団役員 田中 紀代子)
■フランス語航海日誌
(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)
5 mars 2009
Les eleves du groupe 3 etaient en charge des photos aujourd’hui. Journee en mer. En avant-midi, les eleves ont eu leur premiere lecon de francais en preparation pour notre arrivee a Vanuatu demain matin. En apres-midi, nous avons tous assiste a une presentation tres interessante sur Vanuatu, donnee par les etudiants du groupe E.
<写真左:3班メンバー 写真中央:バヌアツ事前調査発表 写真右:フランス語講座>
■3月5日 3班のコメント
■川島 裕央(東海大学国際文化学部地域創造学科)
研修航海が始まってもうすぐ一ヶ月。始まった頃は、慣れない環境で、不安も多く、寂しいと感じたこともありました。でも、毎日一緒に過ごして、何でも言い合える班員は、今では家族のように仲が良く、楽しく過ごしています。二番目の寄港地フナフティは、海がとてもきれいで感動しました。ツバルの子供たちは、とっても目が輝いていて、出航するときは寂しかったです。次の寄港地はポートビラ。オプショナルツアーもあるし楽しみです!
■小林 香(東海大学文学部広報メディア学科)
研修航海が始まってから今日で19日目となりました。今日まで赤道祭があったり、寄港地で遺跡を見学したり、海で泳いだりと楽しい日々を送っています。特にフナフティの青い海にはとても感動しました。もうすぐ船上交流会があり、準備に明け暮れる毎日ですが、明日はいよいよフランス語が公用語のポートビラに着くので、今日習ったフランス語を活かせたらいいなと思っています。
■尾崎 菜穂(東海大学体育学部生涯スポーツ学科)
ついこの前始まったばかりの研修も、もう3分の1が過ぎました。そう思うと早いなぁと感じます。最近では船での生活に慣れてきた反面、集団生活の難しさを痛感しているところです。多くの人と逃げ場のない場所で交流していると、表向きの表情のさらに奥が見えてきます。しかし、いろんな個性があるということ、人を通して自分を知ることができるのです。それこそがこの船の醍醐味でもあるように思います。残りの日々を愉快なみんなに囲まれながら、自分自身をも成長させたいです。
■朱 俊穎(東海大学別科日本語研修課程)
今日は3月5日です。2月15日の出発から今日まで、もう19日が過ぎました。最初、船に乗って生活することが本当に辛かった。毎日揺れていました。でも生活班の友達や先生たちが家族のように心配してくれて、本当に感動しました。ポンペイに着いて、外国の異文化を勉強して、民族の踊りをしてとてもうれしかった。ツバルに着いた時、本当にびっくりしました。とてもきれいな海、空、たくさん写真をとって、友達と楽しんで遊びました。今までの航海で、私にとって一番大切になったものは人間関係です。感動して、感謝の気持ちを持って、皆と一緒に楽しく遊びたいと思います。
■天野 ゆず子(東海大学海洋学部水産学科)
清水を出航してから、今日で19日が経ちました。船の生活では、運動不足になりがちでしたが、ここ最近は船上交流会で発表するソーラン節の練習を甲板でしています。私の担当だった赤道祭では、みんなで協力し合い良い思い出を残せました。大きな行事が終わる度に、仲間との絆が深まっていく気がします。赤道祭での成功を機に、船上交流会も成功させたい気持ちで、毎日ソーラン節に励んでいます。しかし、気持ちとは裏腹に筋肉痛になってしまいました。また、船上交流会ではフードの責任者になったので、絶対に成功させたいと思っています。『責任者』というのは、肩書きだけでプレッシャーもありますが、そんなプレッシャーを乗り越えていきたいです。
■木曽 友絵(東海大学農学部バイオサイエンス学科)
船の生活にもかなり慣れ、充実した日々を送っている今日この頃。初めて行く国々では、日本とは文化も習慣も異なっていて、とても新鮮で驚きの連続です。お陰様で、日本では決して感じる事の出来ない思い出が一杯です。そして明日は、ポートビラ。一体どんな体験が私を待っているのでしょうか?