船時間 | 2009/03/02 12:00 |
日本時間 | 2009/03/02 09:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | o(曇り) | 海水温度 | 30.7℃ |
風力 | 4 | 風向 | ENE |
気温 | 28.8℃ | 気圧 | 1009.6h |
風速 | 7.4m/sec | 波高 | --m |
■3月2日 団役員コメント
Talofa(こんにちは)! 清水を出港して16日目の今日、望星丸は環礁の島国ツバルのフナフティ国際港に入港しました。ミクロネシアのポンペイに続き本研修2度目の寄港とあって、学生達は慣れた様子で島に降り立っていきました。フナフティでは島を縦断する1本の幹線道沿いに民家や墓地などの生活空間が帯状に集まっており、その道を往来するだけで島民の暮らしに直接触れることができました。島の子供達は、はにかみながらも学生達に接近し、両者はお互いに楽しそうな一時を過ごしていました。学生達にとっても非常に刺激的な一日だったようです。子供達の笑顔は万国共通、私も現地の小学生に可愛い我が子の影を重ねました。物質を一方的に導入する島嶼において必然的な問題であるゴミの堆積が、報道でも知られているようにツバルでは非常に深刻化しているようでした。事前の研修で、学生達が形式張った環境問題のシンボルとしてとらえていたツバルのゴミ問題ですが、それは多量の資源を輸入し消費する日本の縮図でもあるということにも気づいてもらえればと感じました。
(団役員 岡本 智伸)
■フランス語航海日誌
(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)
2 mars 2009
Les eleves du groupe 8 etaient en charge des photos aujourd’hui. Nous sommes maintenant a Funafuti, Tuvalu. Nous etions libres d’explorer cette toute petite l’ile a notre guise. Les ecoliers de Tuvalu, tout comme les ecoliers du Japon, portent un uniforme, mais avec une difference notable : les souliers sont optionnels a Funafuti. La photo des etudiants japonais au restaurant a ete prise avec le fameux lagon en arriere plan. Malheureusement, le soleil n’etait pas de la partie et l’eau habituellement incroyablement turquoise du lagon n’apparait que faiblement. Par contre, quelques iles sont visibles en arriere plan. Funafuti etant tres limitee en espace et ayant une population tres dense, a un probleme d’ordures comme un peut le voir sur la photo. Je dois ajouter que l’endroit sur la photo etait un cas special. L’ile au complet n’est pas couverte d’ordures a ce point.
<写真左:フナフティダンスのダンサーと 写真右:レストランで昼食>
■3月1日 1班のコメント
■熊谷 雄樹(東海大学農学部応用動物科学科)
今日はツバルに入国しました。昼からグループ別計画研修があり、私たちのグループは市内見学に行きました。船から1時間ぐらいかけて市内のホテルまで歩き、そこで昼ご飯にチキンのホットチリソースを食べたのですが、とっても辛かったです。船への帰り道、海に足だけつかりながら飲んだパインジュースの味が忘れられません。明日は海で泳ぐ予定なので、はしゃぎたいです。
■寺田 恒貴(東海大学情報理工学部ソフトウェア開発工学科)
今日は昼から夕方までグループ別計画研修で、実際に自分の目で地球温暖化の最前線であるツバルを見ることができました。現地の人々はとても明るく、南国特有のゆったりとしたスローライフを送っていました。しかし、自分が想像していた以上にゴミの量が多く、道のわきには捨てられた空き缶やペットボトルなどが山積みになっている現状を目の当たりにしました。ツバルでは日本の企業や法人団体などの活躍を感じることができ、とてもいい経験になりました。
■前川 竜也(東海大学工学部土木工学科)
今日はツバルに到着しました。ツバルに入国して1時間ほど市内見学をして、昼にビーチの前のテラスでご飯を食べました。きれいな海を見ながら食べるご飯は最高でした。そして船に帰る途中に手作りのウチワを買いました。夜はツバルの伝統的なダンスを見に行きました。とても迫力があって感動しました。ツバルの人たちはみんなフレンドリーで、一緒に写真を撮ったりして楽しかったです。
■井戸 健仁(東海大学海洋学部海洋生物学科)
午前中に、二つ目の寄港地であるツバルのフナフティに入港しました。温暖化による海面上昇が続けば沈んでしまうと言われていますが、現地の人たちはそんなことは関係ないかのように、のんびり過ごしていました。この国は水没だけでなく、ゴミも大きな問題です。明日は寄港を楽しみながらも、ツバルの問題をしっかり見てきたいと思います。ちなみに今日の食事は、食べたレストランが悪かったのかトラウマになりそうです。
■平岡 トーマス 史章(東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科)
この研修航海で今日が一番楽しかったです。市内を見学し、ツバルの人達と話したり、空港でサッカーをしたり、夜はツバルの文化の音楽とダンスを見て色々と学ぶ事ができました。ツバルの人は話しやすくて、笑顔があって、とてもフレンドリーでした。この先この島にまた来ることができるか分からないので、明日出発する前にできるだけ多くのことを目に焼き付けて帰りたいです。とにかくツバル最高!
■志賀 雄一(東海大学工学部航空宇宙学科)
日本の皆さんお元気ですか?僕は日焼けして黒くなりました。タンクトップ焼けしました。脱いでいるのに着ている様です。今日は2つ目の寄港地、ツバルに入港しました。ここでは土地が平らで海が透き通っていて、フレンドリーな人達がのんびりと暮らしている、そんな印象を受けました。地球温暖化で最近何かと話題のツバルに来ることができたので、百聞は一見にしかず、明日午後の出港までにこの国をしっかり見ていこうと思います。
<写真左:集会所で歓迎式 写真右:放置されたゴミ>