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航海日誌

3月12日

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望星丸現在地
船時間2009/03/12 12:00
日本時間2009/03/12 10:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度29.3℃
風力4風向ESE
気温30.8℃気圧1013.7h
風速7.5m/sec波高--m

■3月12日 団役員コメント

Curfew was extended to allow students extra time to celebrate the highly successful international party hosted on board the Bosei Maru last night. Tokai students, leaders and the ship’s crew welcomed 162 visitors, including several local dignitaries and representatives from the University of New Caledonia. Guests were entertained with Japanese music and martial arts demonstrations and encouraged to experience various aspects of Japanese culture such as origami, the tea ceremony, yukata (summer kimono), and traditional games. The highlight of the evening was the finale Soran Dance performed by over 50 students in unison with Dr. Nitta and Nurse Hokora.
Today was our last chance to explore New Caledonia and two large delegations of students and leaders set off in the early morning on organized tours of two popular tourist destinations in Noumea. The first group went trekking and cycling in the rainforest along La Riviere Bleue, a natural heritage site. The second excursion was a cruise for lunch at Amedee, the second tallest lighthouse in the world and a beacon for visitors to Noumea.
The remaining students ventured off in smaller groups to do some final exploring, sampling of the local cuisine, and shopping. By the number of souvenirs bought for family and friends, it is clear that many students and leaders, myself included, are already thinking about our homeward journey which starts tomorrow at 9:00 a.m.
Lastly, tonight we bid farewell to Dr. Nitta who took great care of us during our first leg of the trip, and welcomed Dr. Murayama who will keep us safe and healthy for the voyage home. Thanks for everything Dr. Nitta!

訳: 3月12日
昨晩は船上交流会が大成功に終わったため、当初の帰船時間が少し延長となりました。船上交流会では、ニューカレドニア政府高官、ニューカレドニア大学関係者を含め、160名のゲストをお迎えしました。日本の音楽や武道の演舞を披露したり、折り紙や茶道、浴衣、伝統の遊びなど日本文化を体験していただくなどのおもてなしで楽しんでいただけたようです。ハイライトは、フィナーレのソーラン節でした。50人を超える学生たちに新田・洞団役員も加わり、皆が皆一緒になって踊りました。今日はニューカレドニアでの最終日でした。研修学生と引率団役員は2つの研修グループに分かれ、それぞれの目的地へ向け、朝早くに出発しました。1つ目のグループは、国立文化遺産であるリビエルブルーに行き、熱帯雨林の中をトレッキングやサイクリングをしました。2つめは、アメデ灯台クルーズでした。アメデ灯台は世界で2番目に高い、ヌメアに向かう人々の目印となっている灯台です。 どちらにも参加しない研修学生たちのグループは、最後の市内散策に出かけ、ニューカレドニアならではの料理にトライしたり、買い物を楽しんだりしました。家族や友人へのお土産をたくさん買って、研修学生や団役員は皆、私を含め、明朝9時に出港したらもう日本への折り返しの旅になるのだということを、皆が実感しはじめています。最後に、今晩を境に、出港時からこれまで大変お世話になりました新田医師に一先ずお別れし、同時に、新田医師と交替で帰港までの間、皆の健康面をサポートしてくださる村山医師をお迎えしました。新田先生、ありがとうございました!
(団役員 マーク・ハミルトン)

■フランス語航海日誌

(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)

12 mars 2009
Les eleves du groupe 13 etaient en charge des photos aujourd’hui. Troisieme journee a Noumea. Deux excursions ont eu lieu : une au phare Amedee et une a Riviere Bleue. Les etudiants qui n’avaient pas reserve pour une des deux excursions pouvaient visiter Noumea a leur guise. En soiree, nous avons eu une mini-ceremonie ainsi qu’une courte fete d’adieux pour le Docteur Nitta et un etudiant, Tomoyuki Senda, qui retourneront au Japon par avion demain.

<写真左:アメデ灯台登頂 写真右:ココティ広場の祭(フェイスペイント)>

■3月12日 13班のコメント

■城間 盛隆(東海大学海洋学部海洋文明学科)
今日は、朝からボートでクルーズです。爽やかなニューカレドニアの気候ですが、昨日の船上交流会後の打ち上げで、僕の体は少しsickでした。アメデ灯台では、昼寝をしたり、散歩をしたり、贅沢な時間を過ごしました。夕方は、現地の剣道の稽古の見学に参加し、生まれて初めての体験でした。皆、激しく、熱いジェントルマン達でした。その後、市内のハンバーガー屋台で夕食をとりました。屋台の主人、チュニジア人のアヴェリは、ボクサーで、チャンピオンだと言っていました。話が盛り上がって、20分程時間をかけてハンバーガーを作ってくれました。彼のファミリーが作っているという特別なソースは、すごくおいしかったです。アドレスを交換して、互いの再会を約束しました。また、ニューカレドニアに来たいと思いました!

■岡 雄也(東海大学工学部建築学科)
本日はオプショナルツアーで、リビエルブルー国立公園に行ってきました。聞いていたのとはプランが少し違っていましたが、急な山道を登り、BBQ(自分では焼けず完成した料理のみ食す)を堪能し、サイクリングを行いました。途中、カグーという珍しい鳥を見ることができましたが、案外普通の鳥でした。この国では色々と料理を食べましたが、なかなか美味いものが多かったです。

■井上 太之(東海大学海洋学部海洋生物学科)
今日はオプショナルツアーでリビエルブルー(国立公園)に行ってきました。そこでは、初めにサイクリングでカグーを見に行きました。天候が心配されましたが、だんだんと晴れてきて数匹見ることが出来ました。その後、バーベキューでお腹を満たし、午後からは山に登りバードウォチング、野草観察などを行いました。珍しい鳥を見ることができ、とても充実したツアーでした。夜は街の中央部(ココティエ広場)で祭をやっていました。現地の人が優しくしてくれたのでとても楽しかったです。この国にもう少し滞在したい気分になりました。

■馬越 遼(東海大学工学部精密工学科)
今日は、まずヌメアの朝市に行って、市場を一時間ほど見て回り、そのあと公園の周りの店などを見て回りました。特にトラブルも無く、とても充実した一日でした。日本が本当に安全な国だということを再認識できた一日でした。なんと今日は、昨日出会ったニューカレドニア大学の人に案内をしてもらいました。案内してくれた三人ともとてもいい人でした。現地の公用語はフランス語で、話しの内容はいまひとつ解らなかったけれど、ジェスチャーなどで通じ合うことができ、本当に感謝しています。いろいろなことがありましたが、ニューカレドニアは最高です。

■岩下 岳(東海大学工学部機械工学科)
今日は、まず、オプショナルツアーで自然の残るニューカレドニアの山(リビエルブルー)にバスで向かいました。申し込んだ際は4WD車で周るツアーだと聞いていたのですが、実際行ってみると歩きの散策と自転車での散策ツアーでした。はじめはみんな昨日の船上交流会の疲れが残っていることもあり、あまり乗り気ではなかったのですが、自転車で山の奥地に入った際にカグーというニューカレドニアの国鳥を見ることができ、とても満足しました。

■南雲 一輝(東海大学文学部アジア文明学科)
今日は、なかなか有意義な一日でした。オプショナルツアーでは、前半に山を散策し、ニューカレドニアの草花を見ることができ、後半のサイクリングでは、この国の国鳥であるカグーを見ることができました。後々に聞いた話だと、このカグーという鳥は、簡単に見ることが出来ない鳥だったそうです。ツアーの後、私はニューカレドニアの剣道会を訪問しました。船上生活での運動不足を解消できたようで、気持ちの良い一日になりました。

■中村 俊一(東海大学農学部応用植物科学科)
ニューカレドニア大学への訪問、買い物、学生と交流するなかで、ニューカレドニアという国に対し、とてもよい印象を持つようになりました。結局は、自分がどのように行動するかにかかっているのだと思いました。明日で、団役員の新田先生と研修学生の仙田さんとお別れになります。個人的に両名の方と多く話しをしたわけではありませんが、仲間が去っていくという思いにかられています。また清水で会うのが楽しみです。ありがとうございました。

<写真左:リビエルブルー・サイクリング 写真右:リビエルブルー・登山中>

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