船時間 | 2009/03/25 12:00 |
日本時間 | 2009/03/25 11:30 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | o(曇り) | 海水温度 | 20.9℃ |
風力 | 4 | 風向 | NE |
気温 | 18.6℃ | 気圧 | 1011.4h |
風速 | 5.8m/sec | 波高 | 2.0m |
■3月25日 団役員コメント
今日は3月25日、学部の卒業式の日です。卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。直接お祝いを言えずとても残念ですが、今後のみなさまのご活躍をお祈りしています。横浜ではさくらが咲き始めたというメールも届き、清水に着くころには見ごろを迎えているかもしれませんね。こちら望星丸では、航海研修の締めくくりの時期を迎えています。そのひとつとして寄港地での上陸研修の成果発表会が行われましたが、事前調査を踏まえて現地の小さな事実を丁寧に取り上げて、自分たちの考えをまとめていた班もありました。残すところあと4日となり、個人の研修報告書を書き上げる作業に追われつつ、荷物の整理も始まっています。今日は太陽が見えず、お天気がよくなかったこともありますが、外気温は確実に下がってきています。船側のご好意で、急遽ホエールウォッチングを組み込んでいただきましたが、約1時間、鯨を探して立ち続けたデッキの寒かったこと。すっかり半そでTシャツとショートパンツの身支度に慣れてしまい、日焼けした顔、手足を見ると気持ちはまだまだ熱帯気分なのですが、もうこうこれから先はそうはいきません。駿河湾、清水が着々と近づいています。
(団役員 寺山 範子)
■フランス語航海日誌
(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)
25 mars 2009
Le groupe 6 etait en charge des photos aujourd’hui. Journee en mer. Nous sommes officiellement revenus dans les eaux territoriales du Japon. Vers midi, le bateau a fait un detour et nous sommes passes entre les iles de Haha-jima et Chichi-jima dans l’archipel d’Ogasawara. Pourquoi est-ce que nous sommes passes la? Pour voir les baleines!!! (Un cadeau du capitaine). Nous avons passe presque 2 heures a Ogasawara, dont une heure a chercher les baleines, mais une fois trouvees, nous en avons vu en quantite. Quelques unes sont meme sorties tres pres du bateau, au grand plaisir de tous. Malheureusement, bien capturer les baleines en photo est une tache assez difficile et les etudiants ont opte pour la capture en photo de l’ile de Chichi-jima, le Chief Officer, et Kuniyuki Takahashi (un etudiant). Veuillez imaginer une baleine en arriere plan s.v.p.. En soiree, nous avons celebre l’anniversaire de naissance de tous les etudiants et professeurs qui sont nes en mars avec un grand gateau au fromage.
<写真左:6班メンバー 写真中央:3月生まれ誕生会 写真右:鯨を探して>
■3月25日 6班のコメント
■高橋 邦幸(東海大学政治経済学部経営学科)
本日はホエールウォッチングが行われました。僕たちは太平洋、大西洋というように海を区別していますが、一つの海が存在するだけです。それは、存在するすべての、魚、海老、そしてクジラ達が生息する所です。どの海に暮らしていても、クジラが沿岸にいる姿を見ることがあります。それは、いつも感激を与えてくれます。それは、僕たち人間に何かしらの言葉を伝えていると思います。
■西野 洋平(東海大学教養学部人間環境学科)
本日は船側のご好意で、小笠原沖にてホエールウォッチングを行うことができました。あいにくの曇り空で、外は寒かったですが、数頭のクジラを見ることができました。自分はクジラが大好きですが、実際に見たことはなかったのでとても良い経験になりました。小笠原を通過したので、清水ももうすぐです。残り少ない航海ですが、やり残しや後悔のないよう過ごしたいと思います。
■笹栗 圭太郎(東海大学農学部応用植物科学科)
本日は、本船のご好意により午後からホエールウォッチングを行うことができました。最初は遠くの父島で潮を吹く瞬間を見るくらいでしたが、船を旋回させ、少し経つと本船のわずか100メートル付近でクジラを確認することができました。このような光景は、阿蘇キャンパスに通う私にとっては見ることができないものであり、とても感動しました。
■春田 佳彦(東海大学海洋学部水産学科)
今日は午前中に報告書の作成を行い、午後はホエールウォッチング、寄港地後発表を行いました。ホエールウォッチングは、小笠原諸島近海で行われました。クジラの潮吹きを確認した直後にクジラの姿を見ることができ、見えるたびに歓声が沸いていました。その後の寄港地後発表では、いままで立ち寄った寄港地をそれぞれが懐かしんでいました。
■大森 章生(東海大学情報理工学部情報科学科)
今日は、午前中報告書の作成で、午後からホエールウォッチングを行いました。初めて野生の鯨を見るので、みんなすごく興味津津といった感じでした。しかし、実際は見られた人と見られなかった人がいて、僕自身もちらっとしか見ることができず正直悲しかったです。ホエールウォッチングのあとは寄港地後発表を行って、これまで寄港してきた国々での思い出がよみがえってきました。
■田尻 逸人(東海大学海洋学部海洋科学科)
今日はホエールウォッチングを行いました。少しだけどクジラが見られてよかったです。その後は、これまでに寄港した国の寄港後発表を行いました。各班の発表を聞くたびに楽しかった思い出が思い出されてきました。そのあとは3月生まれの誕生日会を行って、みんなでケーキを食べました。予想以上においしく頂きました。残り少ない航海研修ですが、有意義に過ごしたいと思います。