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航海日誌

2月24日

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望星丸現在地
船時間2009/02/24 12:00
日本時間2009/02/24 10:00

望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ

天候bc(晴れ)海水温度28.6℃
風力7風向NE
気温28.9℃気圧1008.0h
風速14.5m/sec波高4.0m

■2月24日 団役員コメント

今日は最初の寄港地ポンペイを後にしました。出航予定時間は9時でしたが、出国手続に時間を費やし1時間遅れで10時の出航となりました。さすが南の国、時間を気にせず社会が動いているようです。研修生94名全員が元気に上甲板に上がり出航時の儀式である登舷礼を行いました。ポンペイを出てしばらくすると南東の風の影響で船が左右に揺れ、午後に予定の洋上講座は中止となりました。夕食後は赤道祭が間近に迫り準備に追われる研修生や、自由な時間を満喫し有意義な時間を過ごしている研修生もいます。2日間のポンペイでのグループ別研修により、さらに研修学生同士の絆が深まったと感じています。
(団役員 諸星 芳和)

■フランス語航海日誌

(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)

24 fevrier 2009
Le depart de Pohnpei. Tous les eleves et professeurs en uniforme sur les ponts du bateau au depart du port de Pohnpei. Prochaine destination: Tuvalu.

<写真左:カスケードマウンテンにて 写真中央:一緒に絵を書いて楽しんだ子ども達と 写真右:やさしかったポンペイの人たちへ登舷礼でお別れ>

■2月24日 12班のコメント

■関 亮太(東海大学海洋学部海洋科学科)
カラーンガン!(ありがとう!)望星丸は最初の寄港地、ポンペイを出発しました。年間降水量が日本よりも圧倒的に多いというポンペイでしたが、短時間のスコールが数回あったのみで、ナン・マドール遺跡やグループ別研修に支障をきたすことなく終えることができました。さて、明後日はいよいよ赤道祭本番です。縁あって責任者となり、現在本番に向けて準備中です。まだまだ不完全なところは多々ありますが、完全もなく、失敗もないのがこの手のイベント!研修航海最初の大イベント、今後のイベントに繋ぐバトンとなれるように皆、鋭意準備中です。お楽しみに!

■伊藤 拓実(東海大学政治経済学部政治学科)
今日はポンペイを出港する日でした。またしばらく陸とはさらばです。しばらく波の揺れがない港に停泊していたため、また船酔いとの戦いが始まりました。今日は揺れが激しく、船酔いしている人も多そうです。ちなみに自分は船では酔わずにポンペイで丘酔いしてしました…。次の寄港地フナフティまであと5日間あります。この5日間の間には赤道祭があり、忙しくなりそうです。次の寄港地まで体調を崩さないように一日一日楽しく大切に過ごしていきたいと思います。

■鈴木 悠(東海大学教養学部芸術学科)
ポンペイ初上陸でした!いろいろ感じたことがあります。まずTAXIはとりあえず自力で捕まえて、片言のポンペイ語と英語で何処に行きたいのか?何ダラァで目的地まで連れてってくれるのか、安くならないか値切ったり。衝撃的なことは、観光客が捨てたゴミが至る所で見られること。何か悲しいですね、その量は異常。そして野犬がやたらと多いこと。あとは中途半端に輸入品を売っているスーパーマーケット。素敵な部分としては、ポンペイの子供から大人までウェルカムな雰囲気がありました。思い出は、現地の子供たちと大人まで含め30人くらいとライブペイントを楽しめたことです。

■坂田 暢也(東海大学工学部電気電子工学科)
みなさん「カセレリア」(ポンペイ挨拶で「こんにちは」)。日本を離れ船生活もはや11日目。最初の寄港地「ポンペイ」と言う国は日本とは桁違いの生活習慣、文化を持った、島国から成り立っています。食事や文化の違いに驚きと楽しみ、スリルを味わいポンペイに住む人々とたくさんコミュニケーションを取りました。今日からポンペイを離れ再び船での生活が始まりました。気がついたことは、「子供たちの目は何処の国に行っても同じだ」と言うこと。子供たちの持つ可能性を潰さない社会を考えていく必要があると考えさせられました。話し変わりますが、今日は強風のため船は大きくそしてよくわからないぐらい揺れています。部屋の荷物は右へ左へ!船酔いとの戦い、再び始まりました。

■福本 真悟(東海大学工学部動力機械工学科)
今日、最初の寄港地であったミクロネシア諸島のポンペイを出港しました。ポンペイは、日本海に浮かぶ私の地元の島とはやはり全然異なる文化、習慣を持っており、とてもいい経験になりました。今後の寄港地も楽しみで仕方ありません。しかし、久々の陸地での生活の後に今回の研修航海が始まって一番の波で多くの人が船酔いに悩んでいます。二日後に‘赤道祭’を控えており、なかなか人が揃わず苦労をしていますが、なんとかみんなで力を合わせて‘赤道祭’を成功させたいと思います。これからもこの貴重な経験をもっともっと楽しんでいきたいです。みんな、がんばろう! 

■飯島 聖也(東海大学開発工学部生物工学科)
ついについにポンペイ上陸。船酔いからの解放は涙が出るほどうれしかったです。市内を回ってみると自然の多さと同時にゴミ、野犬、そして廃車寸前の日本車が多く、環境的にはこれからどうなっていくのか不安を感じました。でもそんな問題を吹っ飛ばすかのようにポンペイの子供たちはいい目をしていました。彼らと歌ったり演奏したりライブペイントをして遊べたことはやっぱり最高の思い出になりました。言葉は伝わらなくても、要はフィーリングなんだってこと、それが心と心を繋ぐ大切なものなんだなって学べた気がします。ポンペイありがとう(カラーンガン)!これから僕はまた船酔いです。

■才川 純一(東海大学工学部機械工学科)
最高でした!寄港地ポンペイの約二日間。なんと言っても人生初の海外上陸でしたので。ポンペイが初海外なんて結構自慢できると思います。このポンペイを去ってしまうのは予想以上に悲しい気持ちになりました。この研修航海は本当に楽しい!海の色は本当にきれいだし、初めて見る物、感じることができる物が半端じゃなくたくさんある!ただ…船酔いさえしなければ…この母親譲りの乗り物に対する弱さ、これぐらい人のせいにしないとやっていけないぐらいの辛さです。心残りは、日本にいる家族とサークルの友達たちにまだ連絡を取っていないこと…。呼びかけます!皆さん、元気ですかー!

研修航海動画配信
研修航海の様子が
動画でご覧頂けます。

第40回海外研修航海
事前研修