船時間 | 2009/03/24 12:00 |
日本時間 | 2009/03/24 11:00 |
望星丸甲板に設置した『全天カメラ』の画像 >>一覧へ
天候 | bc(晴れ) | 海水温度 | 25.5℃ |
風力 | 5 | 風向 | S |
気温 | 27.2℃ | 気圧 | 1011.7h |
風速 | 8.8m/sec | 波高 | 2.0m |
■3月24日 団役員コメント
卒業式は一昨日の事だが、学生達はまだその余韻を引きずっているようである。それほど、望星丸での卒業式の印象が大きかったのだろう。私も洋上での卒業生の門出を慶ぶとともに、祝ってやることができなかった阿蘇キャンパスの卒業生達の晴れ姿にも思いを馳せた。同時に北海道から九州、そして太平洋上で卒業式を挙行する本学のスケールの大きさを再確認した。研修学生は研修の総仕上げである帰国報告書の作成に懸命に取り組んでいる。学生食堂で夜食を食べながらパソコンを叩く者、居室で静かに取り組む者、千差万別であり、94名それぞれのクライマックスの迎え方があるようである。明日昼には父島近海に達する予定であり、船舶公衆電話も通信圏内となり日本と連絡が取れるようになった。WBCで日本が優勝したニュースも早速飛び込み、学生達にとって報告書作成で疲れた頭へのカンフル剤となったようである。原監督万歳!
(団役員 岡本 智伸)
■フランス語航海日誌
(フランス語による航海日誌。ポートビラ、ヌメアで訪問する大学の皆さんに、航海の様子をお知らせしています。)
24 mars 2009
Le groupe 12 etait en charge des photos aujourd’hui, incluant Yu Suzuki, un des heureux gradues d’hier. Journee en mer. Ce matin, nous avons assiste a une presentation tres interessante par M. Okamoto sur la vegetation, le sol, l’influence de l’homme sur la nature, etc… En apres-midi, les etudiants ont eu du temps libre pour completer les differents rapports qu’ils doivent remettre des leur retour a Shimizu.
<写真左:班員写真 写真中央:WBCニュース 写真右:報告書作成>
■3月24日12班のコメント
■関 亮太(東海大学海洋学部海洋科学科)
晴天の下、厳粛に執り行われた洋上卒業式は、東海大学の海外研修航海ならではで、海洋学部生である私の目にはご卒業される航海の先輩達の姿がとても輝き、かっこよくみえました。特に、汽笛と共に、投げられた制帽を見上げた時は、目頭が熱くなりました。そして、前日には水平線から水平線へと架かる虹を、夕焼けの中、見ることができました。虹の中は光のトンネルで、中の雨が幕の様になって夕日を映すという、とても美しいものでした。これをカメラに映したいところなのですが、コスラエで・・・ぎゃん!デジカメが水没・・・(清水へ到着するまでは携帯に頑張ってもらう予定です)。既に南鳥島を越え、ここはもう日本!研修も残すところ5日です。海洋実習IIIよりも短くなりました。
■伊藤 拓実(東海大学政治経済学部政治学科)
先日無事に船上卒業式が行われました。船でご卒業される4年生のみなさんは、とても晴れ晴れとした姿をされていました。ついにこの研修航海も終盤となり、清水まで一週間を切りました。思えばこの研修航海はあっという間に通り過ぎて行った気がします。現在最後の行事であるsee you again party!へ向けてみんな準備をしています。この研修航海が終わってしまうのは、とても寂しいような気がします。しかしこの航海はとてもすばらしかったと胸を張って言えます!この研修へ参加させてくれた両親、この旅で出会えた仲間、旅をサポートしてくれた大学関係者のみなさんに本当に感謝しています!
■鈴木 悠(東海大学教養学部芸術学科)
気がつけば、研修航海もあと残りわずか・・・43日の研修もクライマックスに近づいています。先日は洋上卒業式でした。無事自分も学位記を水平線のド真ん中、素晴らしい快晴の太陽の下で沓澤団長から手渡され、本当に卒業したんだ・・・と胸が熱くなりました。思い返せば、海洋学部に入学し、三年間音楽サークルにのめりこみ、自分の道に悩み決断した答えが転学部でした。それから湘南校舎の教養学部の美術学課程に合格し、3年間毎日、毎日とても充実した日々を送ってきました。そして、自分の海洋学部の一番の思い出の場所でもある望星丸で卒業出来たことが、どんなに嬉しいことか、本当に今まで、応援してくれた両親に感謝したい。
■坂田 暢也(東海大学工学部電気電子工学科)
この海外研修もついに終わりとなる時が来ました。時が経つと必ず早く感じるものです。熱帯地域への航海は最高な思い出として心に残っています。この航海では、たくさんの新しい友人との出会いが最高の出来事だったと思います。今日は親しくなった船の練習生に誘われブリッジを見学させていただきました。夕方ということで夕日が沈むシーンに出くわすことが出来ました。また、海図やブリッジ内にある計器などの質問をして、色々説明を受けました。海図の書き方や計器の見方など、勉強になりました。船のブリッジでは、安全と快適な運行に苦慮していることを改めて感じた一日となりました。
■福本 真悟(東海大学工学部動力機械工学科)
今日で航海日数38日目を迎え、残り5日となりました。前回ホームページを担当したのがヌメアでの船上交流会、その前が赤道祭前々日まで遡ります。その頃がとても懐かしく、この研修が終わりに近づいていることを実感しています。船の上という限られた場所だからこそ学べたこと、94人という大人数での共同生活から学んだこと、南太平洋の島々を訪れたことにより感じたことなど、この航海でたくさんの出会いやかけがえの無い経験をすることが出来たと思います。残り少ないですが、どんなときも元気に楽しく!頑張ります!
■飯島 聖也(東海大学開発工学部生物工学科)
360度水平線、そんなすばらしい場所で厳粛に執り行われた洋上卒業式、いつもにもまして卒業生はかっこよく見えました。こんな場所で卒業式を迎えられる4年生を本当にうらやましく思うと同時に、この場に居られたことを誇り思います。洋上卒業式も終わり,残る行事は僕らの班が担当するさよなら・・・see you again party!もうすぐ終わりって事を考えるとなんだか寂しいけれど、そんなこと忘れるくらい忙しい毎日!でも忙しいってなんだか最近嬉しいんです。
■才川 純一(東海大学工学部機械工学科)
船酔いはどこに行ってしまったのだろうか?もうこの時期まで来てしまうと、たくさんあったことが全て思い出となってしまっていることに若干の寂しさがあります。きれいな景色や異なった文化を持つ人たちに、着々と清水に向かっている今となってはもう見ることも会うこともできません。最終の日が近づいているけれども、最近多くの友達が毎日楽しいと言っています。僕も同じ意見!この航海に参加できて本当に良かったと感じています!今なら多くの人や物事に感謝できる!そうなれた自分をちょっと褒めてやりたいです。