学校法人東海大学 第37回海外研修航海 海外研修航海にあたって航海日誌スケジュール寄港地紹介参加者紹介
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航海日誌
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望星丸現在地 船時間 2006/03/30 12:00
日本時間 2006/03/30 12:00

天候 c(曇)
風力 6
気温 10.2℃
風速 11.0m/sec
海水温度 14.7℃
風向 SW
気圧 1001.9h
波高 -
■3月30日 団役員のコメント
今日は、これまでお世話になった望星丸船内をピカピカにみがきあげる大掃除をしました。
午後は、清水港に停泊している望星丸で「さよならパーティー」を行っていました。研修航海最後の行事です。趣向を凝らしたゲームを行ったり、最後の機会に言っておきたいことを後部甲板で思い切り話していました。それぞれが長かった研修航海に日々を思い出し、友との別れがせまったことに寂しさを感じながらパーティーを楽しんでいます。
明日は、いよいよ清水帰港です。研修航海も終わりに近づいています。冬の日本を出て、夏の南太平洋をすごして真っ黒に日焼けした研修学生が、清水に帰ります。
それぞれが、心の中に多くのお土産を持っての帰港です。45日は長いようですが、短い日々だったと思います。最初の島ポンペイ、地球温暖化で危機に瀕している島フナフチ、フレンチポリネシア大学の人々と交流したタヒチ、地上の楽園ボラボラ、最後に訪れたマジュロ、そして望星丸での生活、45日間の思い出は、きっと一生の思い出となり、いつまでも人に誇れるものになるでしょう。(副団長 土屋 守正)
■3月30日 3班のコメント
3班 3班
■国京 伸明(東海大学工学部材料科学科)
今日まで、色々なことがありました。辛かったこと、腹が立ったこと、嬉しかった事、悲しかったこと。それでも、思い返せば今日まで不必要な一日は、ありませんでした。どの1日欠けても、今の自分はいなかったと思います。45日間の行程も残すところあと2日です。そのあと2日間を精一杯過ごして、後悔の残らない旅で締めくくりたいと思います。
この旅で学んだこと、それは「行動こそすべて」です。航海中にこの言葉通りに実践できたことは、少ししかありませんでした。陸に上がったら、この言葉を言い聞かせて一日一日を大切に、過ごしていきたいと思います。
この45日間に、お世話になった乗組員・団役員・研修生・練習生の方々に深く感謝するとともに、ご迷惑をかけた事もありますので謝罪いたします。3班の皆へ。頼りない班長ですまなかったな。今まで付いてきてくれて、助けてくれて感謝している。本当にありがとう。
それじゃ、トイレの大掃除は辛かったけど…、今日の「さよならパーティー」楽しもうぜ!

■鷲頭 玄一(東海大学教養学部人間環境学科)
とうとう明日には日本上陸です。早かったような長かったような。今はちょっと寂しい気分です。望星丸に泊まるのも今日で最後です。狭くて揺れで物が落ちてくるゆりかごから開放されます。でも、仲間とともに過ごすのも最後です。
この航海を一緒に乗り切ったクルーたちと今日を思いっきり楽しみたいです。

■田中 宇輝(東海大学海洋学部海洋文明学科)
この旅も明日終了です、この航海で何が身についたのか、今はわかりません、日常生活にもどって、しばらくして、考えてみるときっとわかってくるんでしょう。だからそれまでは、何も考えず、ただ一生懸命駆け抜けたいと思います。
思い起こせば、苦しいことがたくさんありましたが、全て切り抜けてきました。きっとそのうちにいい思い出になるんでしょう。だから、いまは、最後までやり切ることが大事だと思います。

■平良 亘(九州東海大学工学部建築学科)
この研修航海もカウントダウンが始まっています。出発したときと比べてみんな立派な顔つきになったと思います。私自身もこの航海で得たものは多く、成長できたと確信しています。
さて、今日は午後からお別れパーティーがありますが、最後のイベントということで今までの喜び、悲しみ全てをみんなで分かち合いたいと思います。では、後半戦スタート!

■佐藤 友哉(東海大学教養学部人間環境学科)
とうとうここまできてしまいました。望星丸は予定を早めて航行し、今は清水港に停泊しています。今日は船内で行う最後のイベントさよならパーティーの日です。
このイベントが終われば一ヶ月半慣れ親しんだ仲間たちともバラバラになってしまう。わかってはいるが、まだ、この航海が終わってしまうという実感がわいてこない。だが、実際終りに近づいているのだ。大切なことをいくつも学んだこの研修航海、最後の夜に悔いを残さないよう全力で楽しんで締めくくりたい。

■西村 十吾(東海大学海洋学部水産学科増殖課程)
全45日間のこの研修航海も残すところあと2日、慣れ親しんだこの望星丸、たくさんの仲間たちとももうお別れです。
日本での45日間の春休み、日常の生活、旅の費用、日本での大切な人たち、私はそれらの全てを犠牲にしてこの旅に参加したのですが、今ではそれら以上のすばらしいものを得た、素晴らしい旅だったと思います。
船上の生活や訪れる国々ではいつも楽しいことばかりで、心の中で、自分は楽しんでばかりで何も生産的なことはしていないのではないだろうか、と思うことがよくありました。私の旅を応援してくれた全ての人に対して、何か申し訳ないような思いがありました。
私がこの旅で得たもの、それは「何物にも代えられない一生大切な仲間と、その仲間との思い出」です。私はこんなにも素晴らしいものを得ることができてとても幸せです。胸を張って日本に上陸することができます。日本で私を待ってくれている全ての人に、自身をもって素晴らしい航海だったと、最高に楽しかったと自慢できます。
私はこの研修航海でたくさんの素晴らしい人に出会いました。素晴らしい関係ができました。その度に自分の小ささを知りました。この45日間の思い出は私が死ぬまで心の中で輝き続けるし、ここでの出会いはこれからもさらに深いものになっていって、思い出を光らせていくことでしょう。本当に素晴らしい日々でした。
望星丸で出会った人たち、また日本で応援してくださった人たち、本当にありがとうございました。そしてこれからも何卒よろしくお願いします。
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