学校法人東海大学 第37回海外研修航海 海外研修航海にあたって航海日誌スケジュール寄港地紹介参加者紹介
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航海日誌
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望星丸現在地 船時間 2006/02/28 12:00
日本時間 2006/02/28 09:00

天候 bc(晴れ)
風力 3
気温 31.4℃
風速 -
海水温度 29.8℃
風向 ENE
気圧 1009.3h
波高 -
■2月28日 団役員のコメント
フナフチに到着 ポンペイを出港してから5日目、本日10:30に2つ目の寄港地フナフチに到着しました。
この島での滞在時間は、わずか5時間半!研修学生たちは可能な限りフナフチを楽しんだようです。
入国審査を行っている間、私たちは埠頭で島の方々によるダンスを観賞することができました。望星丸の入港に合わせ、わざわざ来てくださったのです。美しく着飾った女性とたくましい体つきをした男性の踊り手たち、男女混声の見事な歌声、そして板とブリキ缶を叩く独特のリズム。自然に私たちも体が動き出してしまいます。最初は遠巻きに見ていた研修学生たちも、踊り子に手を引かれ、次第に踊りに加わっていきました。気が付けば、研修学生のほぼ全員が花飾りや腰ミノをプレゼントされて、ダンスを楽しんでいました。
午後は、いよいよ島内研修です。昼下がりの一番暑い時間帯でしたが、与えられたわずかな時間を有効活用しようと、みんな必死です。郵便局で手紙を出したり、記念切手を買ったり、ツバルの珍しい硬貨に換金したり、海で泳いだり。
街で出会う島の人々は、老若男女問わず、誰でも私たちに挨拶してくれます。特に子供たちの笑顔は、まさしく純粋そのもので、この島の最高の宝物のように感じました。
16:00、汽笛と共に出港です。短時間でしたが、多くの思い出が刻まれた一日でした。ありがとう、フナフチ!(団役員 岡部 成弥)
■2月28日 1班のコメント
1班 ■中谷 仁和(東海大学電子情報学部コミュニケーション工学科)
今日は一日のうちに入港と出港をする慌しい日となった。しかし、ツバルの人たちの温かい歓迎とダンスを見られてとても良かった。
島の中をじっくり見るほどの時間は無かったけど海水面の上昇によって沈んでしまうかもしれない国である事を実感するには十分な時間だった。

■藤原 大輔(東海大学教養学部国際学科)
今日の10時ごろ、ツバルのフナフチ島につきました。地元の人たちの温かい歓迎をうけ、とても感激しました。以前テレビ番組でツバルの島が地球温暖化の影響をまともに受けている映像を見たことがあります。だから、滞在前もそのイメージが頭の中にありました。
しかし、実際にツバルを訪れてみると島のあちらこちらにゴミが散乱していて、バイクがたくさん走っていました。つまり、地球規模での環境問題はもちろん全世界が考えるべきですが、ゴミ問題や海洋汚染は現地の人々の意識改革が必要だと思いました。

■菊池 良輔(東海大学海洋学部水産学科)
今日はフナフチに上陸しました。上陸時間わずか2時間弱の弾丸旅行でしたが、美しい海とゆったりと流れる時間が心地よかったです。
しかし、ヤシの木が傾いている姿を見て、色々なことを考えさせられる1日だった。

■荒木 大輔(東海大学海洋学部航海工学科)
本日はフナフチに上陸しました。綺麗な海、島民の人の良さ、ともに感動しました。
このような素晴らしい国が、私たち先進国の異常なまでの化石燃料の消費により無くなる恐れがあるという事実を真剣に受け止めなくてはならない、こう考えさせられる1日でした。

■井浦 健(九州東海大学工学部建築学科)
平均海抜10mのフナフチに上陸して温暖化の影響が克明に分かりました。
海岸の近くのヤシの木は斜めに傾きひどい光景でした。私たちの勝手な行動によってこの島は危機に瀕してます。島の子供の輝く瞳を見て、私は今までの行動を反省することと共にこれからの行動に気をつけたいと思いました。
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