学校法人東海大学 第37回海外研修航海 海外研修航海にあたって航海日誌スケジュール寄港地紹介参加者紹介
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航海日誌
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望星丸現在地 船時間 2006/03/03 12:00
日本時間 2006/03/04 07:30

天候 bc(晴れ)
風力 4
気温 30.1℃
風速 7.0m/sec
海水温度 29.7℃
風向 E
気圧 1011.8h
波高 1.5m
■3月4日 団役員のコメント
合唱練習 午前中はイムリー先生の英会話、児玉先生の洋上講座があり、午後は、後部甲板における「島唄」の合唱練習、船上交流会の準備がありました。
ポンペイ訪問は2年ぶりでしたが、秋永のおばあさんと再会することができました。秋永さんの息子さんが望星丸のポンペイでのエージェントであり、私たちも大変お世話になりました。今年81歳になる秋永さんから、日本が統治していた時代の島の様子や戦後日本での生活、そしてポンペイに帰ってからの活躍等を聴くことができました。日本とミクロネシア連邦との関係の深さをあらためて知ることができました。秋永さん、これからもお元気でお過ごしください。
ツバルは地球温暖化による海面上昇で海面下に沈みつつある島として有名です。私たちがツバルに上陸した2月28日は一年で高潮が最も高くなる日であり、テレビの取材団も来ていました。7年前にツバルにこられた先生によると、以前よりも海岸線が短くなっているとのことでした。ツバル島内の環境問題も深刻であり、ゴミが溢れた地域もありました。このような環境の中にあっても島の方々は、優しく微笑み私たちを歓迎し、挨拶し、子供達も明るく接してくれました。都会生活で失われがちな「優しさ」を島の方々から教えられました。上陸直後に見させてもらった素晴らしいダンスや歌という独自の文化や、伝統的生活スタイルをこれからも存続させるために、私たちにできることは何であるのかを考えさせられた旅でした。
(団役員 松島泰勝)
■3月4日 3班のコメント
3班 船上から見えた虹
■国京 伸明(東海大学工学部材料科学科)
今日は大変な一日でした。しかし、これは充実した一日でもありました。嬉しいことに、4日間続いていた膝の筋肉痛が取れたのです。
ストレッチが有効と聞いてやってみましたがまったく効果なし。電子辞書の「家庭の医学」で調べたところ、筋肉痛にストレッチは厳禁だったみたいです。
「伸ばさず、アイシング」が有効でした。エアーサロンパスをかけて、冷やして寝たら…、だるさは残りましたが痛みは引きました。そのおかげで、今日は活動しやすかったです。
歌の練習のために後部デッキに出ると強烈な日差し…。日焼け対策をするために即撤退。
歌の練習の後、撤退せずにみんなの手伝いをしてたら、熊谷先生からのお呼び出し。船上交流会で受付をして欲しいそうで…。
というわけで、明日からフランス語を勉強することになりました。「Do my best !」

■鷲頭 玄一(東海大学教養学部人間環境学科)
今夜は、ブリッジ(操舵室)に星を見にいきました。特に今夜は雲も少なく絶好の観察日和でした。日本でおなじみのオリオン座や天の川、そして南半球でしか見ることのできない南十字星も見ることができました。
さらにはマゼラン星雲も目にすることができました。それらの星々が輝く空は今にも降ってきそうなほど、美しい光景でした。

■佐藤 友哉(東海大学教養学部人間環境学科)
まもなく日本との時差が19時間になります。いや〜遠くまで来ました。研修航海を通じて自然の美しさ、人と人とのつながりの大切さを再確認させられました。
あと2日でタヒチそしてタヒチを過ぎればもう後半戦スタートです。一瞬一瞬を大切にし、残りの船上生活を精一杯楽しんでいきたいです。

■田中 宇輝(東海大学海洋学部海洋文明学科)
私は人付き合いが苦手です。でも今日は、いいことがあったんです。
それは、虹です。とても大きな虹を研修学生のなかで一番最初に見つけることができました。とてもうれしかったです。
今までになかった不思議な気持ちになりました。少し自然を感じることができたと思います。
私は、集合写真とか記念撮影が嫌いです。気持ちが景色とか生き物などの、自然から離れてまわりの仲間に気がとられてしまうからです。
この研修における私の目的は、できるだけ多くの自然を感じて、それを人生に役立てること。これから後半戦です。人間関係も少しずつ慣れていきながら、目標のためにがんばります。さて、この研修は私に結局何をもたらすのかな?

■西村 十吾(東海大学海洋学部水産学科増殖過程)
日本の皆さん。寒さも和らぎ、日々の生活のあらゆる面から春の訪れを感じているのではないでしょうか?新しい季節に備え多忙な日々を送っていることと思います。
私は、これ以上ないほど元気です。春といっても、ここ太平洋では夏真っ盛りです。最近ではあまりの暑さに甲板に上がるのも億劫になってきているほどです。
また船上での生活にもすっかり慣れ、この船が自分の家のように、仲間たちがまるで家族のように感じます。この航海が終わる時のことを考えると、今から別れが悲しくなり、同時に怖くもなってくるほどです。
3月3日といえばひな祭り、実家では雛人形を飾ったりして、ささやかに盛り上がっていることでしょう。まだ幼い姪っ子を想うと日本が恋しくなってきます。
私を見送りに清水まで来てくれた家族・親戚、そして私の帰りを待つ兄弟や仲間たちに恥じることのないように、私はこれからもこの旅を思いっきり楽しんでいきます。これからも応援よろしくお願いします。
P.S. 親戚の皆さん、申し訳ありませんがお手紙まだ書いていません。次に上陸するタヒチで必ず素晴らしい絵葉書を買い、早急に送らせて頂きますので今しばらくお待ちください。よろしくお願いします。

■平良 亘(九州東海大学工学部建築学科)
最近どうも調子がおかしい。ということで体温計ではかってみよう。ただの微熱だった。でも、のどの調子がおかしい。船上交流会で披露する歌の練習もあるというのに。
そんな具合が悪い時に人の温かさが身にしみる・・・。
まわりの人たちが僕の心配をしてくれてとてもうれしかった。おかげで体調も回復しつつあります。これからは自己管理をきびしくしていこうと思いました。では。
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