学校法人東海大学 第37回海外研修航海 海外研修航海にあたって航海日誌スケジュール寄港地紹介参加者紹介
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航海日誌
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望星丸現在地 船時間 2006/02/20 12:00
日本時間 2006/02/20 10:00

天候 bc(晴れ)
風力 6
気温 27.4℃
風速 -
海水温度 25.6℃
風向 ENE
気圧 1010.7h
波高 3.0m
■2月20日 団役員のコメント
2班、12班によるミクロネシアについての予備調査 航海6日目、ポンペイ到着予定前日。昨日に引き続き、大きい揺れのなかでの生活になっています。天気はよいのに、波風が荒く、甲板に出ることができないので、かなりフラストレーションがたまりそうです。
学生は、船上での生活に慣れたのか、思ったよりも元気そうですが、やはり体調がすぐれない者も多少増えているようです。
午前中は、イムリー先生の英会話講座が行われ、その後、2班、12班によるミクロネシアについての予備調査が報告されました。予備調査の発表は、パワーポイントを用いて行われ、工夫をこらした報告になっていたと思います。
午後は、前日中止になった救急救命法(CPR)訓練を行い、その後、ポンペイ入港前の大掃除を行う予定です。予備調査、大掃除と、入国に関連した作業が続き、学生たちの間では、今航海初の上陸への期待がかなり高まってきています。
(団役員 熊谷 士郎)
■2月20日 3班のコメント
3班 ■国京 伸明(東海大学工学部材料科学科)
波高が、5mから収まらない…。どうやら、前日に航海日誌で書いた神様の悪口を、神様
が聞いていたようです。
船が転覆するような大波はこなかったものの、「この波のうねりを止めるつもりはな
い」という神様の意思表示のようです。
神様、早く、海を穏やかにしてくれ〜。

■鷲頭 玄一(東海大学教養学部人間環境学科)
この2、3日は低気圧の通過のせいか横揺れがひどく寝づらい夜が続きましたが、明日
はいよいよ最初の島に上陸です。見知らぬ土地なので、どのような自然や文化がある
か楽しみです。しかし、運航状況が少し遅れているという知らせも入っているので少
し心配です。
明日は穏やかな海になることを期待しています。

■佐藤 友哉(東海大学教養学部人間環境学科)
明日はついに上陸!待ちに待った初の島ポンペイに着く。波と船酔いの日々からやっと
解放される。揺れない地面がとても待ちどおしい!
波のせいで予定よりも到着が遅くなるらしいがこれ以上予定が遅れないことを祈るば
かり。

■田中 宇輝(東海大学海洋学部海洋文明学科)
出航してから一週間が経過した。私は二つの面から窮地に立たされている。それは、
体力面と精神面である。船酔いが、体力を容赦なく奪っていく。かつ、私が人間関係
が苦手な面もあり、周りと未だになじめないのがストレスとなる。
早くこんな旅終わってしまえばいいのにとつくづく思う中で、大事なものを忘れてい
た。この旅の目的である。「船上生活は二の次でいい、ゆっくり慣れていけばいいじゃ
ないか。」と思うようになった。明日はついに上陸、・・・・なんとかなるさ。

■西村 十吾(東海大学海洋学部水産学科増殖過程)
普段は全く船に弱い私ですが、初日から3日もすればひどい海況の揺れにもついに順応
し、むしろ楽しむほどの余裕も生まれてきました。望星丸は波を乗り超える度に前後
左右に激しく揺さぶられ、人は急激に最寄りの壁に引きつけられます。そして重力が
弱くなったり、また強くなったりを、交互に味わうことができます。
窓の外は海面と空が入れ替わり映し出され、時折洗濯機の中の様な光景が写ります。
昨晩ももはや慣例と化した夜更かしを決め込み、その揺れを肴に笑い明かしました。
そんな生活が続くとさすがに日中の活動に支障をきたしだすので、こまめに睡眠をと
り、また夜に備えています。日本の皆さん、私は元気です。そして最高に楽しんでい
ます。これからもこの調子で元気に過ごしていきます。

■平良 亘(九州東海大学工学部建築学科)
望星丸に乗ってから、一週間がたちますが、初めて船酔いになりました。
朝食をとって治しました。
午前中は、2・12班の予備調査発表がありました。前日の疲れからか、睡魔と闘いなが
ら見ました。午後は大掃除のはずでしたが、揺れが激しいため延期になり、代わりに
洋上講座の(シュノーケリングの仕方)になりました。午後になっても睡魔は治まらず、
つらかったです。


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