学校法人東海大学 第37回海外研修航海 海外研修航海にあたって航海日誌スケジュール寄港地紹介参加者紹介
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航海日誌
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望星丸現在地 船時間 2006/03/11 12:00
日本時間 2006/03/12 07:00

天候 bc(晴れ)
風力 3
気温 29.5℃
風速 3.5m/sec
海水温度 29.7℃
風向 N
気圧 1010.2h
波高 1.5m
■3月12日 団役員のコメント
船上生活の再開 Today, in the morning we had two presentations: one from Sato-san on Intellectual Property, and one from student groups 5 and 10 on Migration to the South Pacific. In the afternoon we had club activities.
This is our first full day back at sea after 6 days in French Polynesia and already we are all into the routine of ship life. However, I, for one, have a new respect for the Bosei Maru. While in Bora Bora, we were able to see the Bosei Maru sail as she dropped us off at a wharf and departed to anchor in the bay while we spent 3 very happy days at the Club Med resort. Usually we are on the Bosei Maru and do not get to see her as other people do. This time we saw what a pretty vessel she really is. She is quite long and narrow, which means she can travel quite fast. She looked quite beautiful against the backdrop of palm trees and mountains. Later, the next day, while on a snorkeling trip, we passed her again and I think everyone felt a great sense of pride in what we felt to be ‘our ship’.
We are now sailing away from French Polynesia towards the Marshall Islands and eventually Japan. Some of the teachers are beginning to think about work back in Japan and research that they will return to. However, I don’t think the students are thinking about home yet. I spoke to a student yesterday and he told me is wished this trip would never end!
I was particularly pleased to have spent some time in Polynesia because I am very interested in eighteenth century European exploration of the area. I am the English teacher on the Bosei Maru and I come from the same part of England (North Yorkshire) that the great explorer Captain James Cook came from. In Tahiti we visited Venus Point and Matavai Bay where Cook and other explorers used to stay over two hundred years ago. And when the Bosei Maru sailed to Bora Bora, it sailed through the same reef and anchored in the same Bay as Captain Cook’s ship in 1777. This was a special thrill for me.
今日は午前中2つのプレゼンテーションがあった。ひとつは佐藤団役員による知的財産についての洋上講座、ひとつは研修学生、5班と10班による「太平洋諸島への民族移動」についての予備調査の発表だった。午後はクラブ活動の時間とした。
6日間にわたるフレンチポリネシアでの地上研修が終わり、今日からまた以前と同じ船内での生活が始まった。しかし、私は、望星丸に新たな敬意を感じるようになった。
研修団がホテル(クラブメッドリゾート)で快適な3日間を過ごす間、船は沖に錨を下ろすため、ボラボラでは、我々を埠頭で降ろした後、沖に出てゆく望星丸を見ることができた。通常、我々は船内にいるので、このような光景を見ることがない。今回埠頭を離れる望星丸を見て「なんてきれいな船だろう」と私たちは思った。
望星丸は細長く、より航海速度が上がるように作られている。椰子の木や山々が背景に見えるとき、望星丸は特に美しい。翌日、シュノーケリングへ出かけたとき、我々はまた望星丸のそばを通った。皆、自分たちの船にプライドを感じたことと思う。
我々は今フレンチポリネシアを離れ、マーシャル諸島マジュロ、そして日本へ向かっている。帰国後の仕事や研究のことを考え始めている団役員もいる。研修学生はまだ帰国後のことは考えていないと思う。昨日ある研修学生と話したが、彼は「この航海がずっと終わらなければ良いのに」と言っていた。
私は、18世紀ヨーロッパのこの地域の調査に興味があったので、ポリネシアで数日間過ごせてとてもうれしかった。私は英国の英語教師であり、出身は「偉大な探検家、キャプテン・ジェームズ・クック」と同じノース・ヨークシャーだ。タヒチでは200年以上前クックやそのほかの探検家が訪れたビーナスポイントやマタバイ湾を訪れた。そして船がボラボラへ向かうと、1777年のキャプテン・クックの船と同様、同じ岩礁を通り過ぎ、同じ港に錨を下ろした。これは私にとって特別な出来事で心が躍るような気分だった。(団役員 アンドリュー・イムリー)
■3月12日 1班のコメント
1班 ■中谷 仁和
(東海大学電子情報学部コミュニケーション工学科)
3日間のボラボラ島での陸上生活も終わり再び望星丸の船上生活。やはり陸での生活が良いなと思いました。
次の寄港地マジュロまでいつもより長いのでみんなで団結して薬や水を節約しなくてはならなくなってしまった。今日は各班とも風邪が流行っていたので、狭い船内なので体調管理に気をつけたいです。

■藤原 大輔(東海大学教養学部国際学科)
昨日までボラボラ島のリゾートを満喫して、今日から船での生活がはじまりました。船の自分の部屋はなにかとてもなつかしいにおいがしました。
さあ、もう研修も半分以上がすぎて、今考えるととても時間の経過が早いように感じます。船での生活は普段の忙しいときにくらべて、ゆったり時間が流れているように感じますが、実際は一日があっという間に過ぎ去ってしまいます。だから、一日一日を悔いのないように過ごしていきたいと思います。

■菊池 良輔(東海大学海洋学部水産学科)
今日はボラボラ島のホテルから望星丸に戻って1日目でリゾート気分が抜けず、船上生活に切り替えるのが大変でした。
数日前から風邪をひいてしまい体調がすぐれずキツイです。日本は花粉症の季節で大変な人も多いだろうけど船の上では無縁です。航海の日程も半分を消化しこれから気持ちをあらたに頑張っていきたいです。

■荒木 大輔(東海大学海洋学部航海工学科)
長かった研修航海も半分過ぎ、いよいよ復路にさしかかった。そのように考えると、なんだかとてもさみしい気がする。いよいよ次の上陸が最後の国だ。
最高の仲間たちと最高の思い出を作れるようにこれからも全力で頑張っていきたいと思う。

■井浦 健(九州東海大学工学部建築学科)
この航海で日本から一番遠いタヒチ、ボラボラが終わり昨日から日本に向けて航海中。次の寄港地マジュロまで1週間以上ある。
船上生活は決まりが厳しくなかなか思うようにはいかない。そんな中でも、限られた時間を十分に使い、これからも友達との仲を深めたい。
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