学校法人東海大学第38回海外研修航海
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望星丸現在地 船時間 2007/03/28 12:00
日本時間 2007/03/28 12:00

天候 bc(晴れ)
風力 -
気温 -℃
風速 -m/sec
海水温度 -℃
風向 -
気圧 -h
波高 -m
■帰港式
帰港式

すでに各地で桜の開花が宣言され、春本番が間近に迫った3月28日(水)、南太平洋をめぐった「学校法人東海大学第38回海外研修航海」がすべてのスケジュールを無事に終え、静岡市清水区の清水港に戻ってきました。午前8時、研修団が乗船した学園の海洋調査研修船「望星丸」が、ゆっくりと日の出埠頭に着岸。42日間の航海で日焼けし、たくましくなった研修団が、船のデッキから手を振って元気な姿を見せました。

静岡地方は昨夜から雨が降り出していて、式への影響が心配されましたが、この日は朝から雲ひとつない晴天。春霞の中、初め薄らと姿を見せていた富士山も、徐々にはっきりしてきて、研修航海の締めくくりにふさわしい日和になりました。前日の26日に「さよならパーティー」を済ませた研修団は、この日は船内で入国手続きなどを行い、正午過ぎに次々と下船。団旗を先頭に「帰港式」の会場である清水マリンビルに向かいました。

研修団をはじめ、その家族・友人・学園関係者らが、会場の1階大ホールに勢ぞろいし、12時30分に「帰港式」を開式。「建学の歌」を斉唱した後、学校法人東海大学の松前達郎総長が式辞を述べ、研修団の労をねぎらいました。続いて、ご来賓を代表して静岡市の福本俊明助役から祝辞をいただきました。そして、研修団の中見隆男団長(東海大学海洋学部海洋文明学科助教授)、望星丸の河内尚船長、露木雄介学生長(政治経済学部経済学科4年次生/3月23日卒業)の順に研修報告を行い、研修学生全員が起立して礼を述べました。

研修航海のシンボルである団旗が松前総長に返還され、最後に研修学生を代表して露木学生長に修了証を授与。会場が祝福の拍手で包まれて閉式となりました。この後、研修団は望星丸が停泊する日の出埠頭に移動。研修航海の成功をたたえ学生たちと握手を交わす松前総長、全員そろって望星丸の前で記念撮影する研修生たち。限られた船内で生活をともにし、友情を育んだ仲間との別れを惜しみつつ、研修航海のフィナーレを迎えました。

研修航海を終えた学生からは「よかった」「あっという間だった」といった感想が聞かれ、みんな一回り成長して戻ってきたようです。42日間の航海中、洋上や寄港地で得たかけがえのない体験や思い出、築き上げられた友情は、学生たちのこれからの人生の大きな財産になってくれることでしょう。

会場の様子
式辞を述べる松前達郎総長(左) 静岡市の福本俊明助役からご祝辞をいただく(右)

会場の様子
研修報告(左) 団旗返還(中) 研修修了証授与(右)

■帰港式ストリーミング


■3月28日 団役員コメント
2月15日に清水港を出発し、42日間の航海を終えて今日3月28日に再び清水に戻ってきました。出港式ではお互いほとんど知らなかった研修学生たちが、帰港式では本当に強い絆で結ばれた仲間になって帰ってきました。それは船内で共に過ごし、寄港地で共に新しい何かを発見し、色々な行事で共に感動を分かち合い、嬉しいこと楽しいことつらいこと悲しいことあらゆるものを共有し共感しあったことで生まれたものでしょう。第38回海外研修航海は今日を以って一つの区切りを迎えますが、私たちはこれからもずっと第38回海外研修航海のメンバーであり、この絆はこれからもずっと続いていきます。多くの頼れる仲間を得て、そしてこの航海で誰もが人間として大きく成長し、これからの人生の荒波を望星丸のように見事に乗り越え、自分の目標に辿り着く立派な「人生の航海士(ナビゲーター)」になりました。次の目的地へと向かって岸壁を離れる望星丸に大きな感謝の気持ちをもって手を振り、かけがえのない時間を一緒に過ごした仲間たちに別れを告げ、それぞれの目標に向かって今日私たちは新たに出港しました。
(団役員 冨田 恒之)

■3月28日 7班のコメント
7班
■金子 達也(東海大学海洋学部環境情報工学科)
団役員の先生方をはじめ多くの人たちの助けを借りて無事に海外研修航海を終えたことを心からお礼申し上げます。ありがとうございました。長いようで短かった研修航海。たくさんの仲間や寄港地で知り合った友人など貴重な体験をさせていただきました。この航海でできた一生の友達を、日本に帰っても大切にしたいと思います。この研修での経験をこの先の夢に生かしていきたいです。

■工藤 裕章(東海大学教養学部人間環境学科)
今日、望星丸を下りました。港に着く時に「くどうひろゆきっ!」と仲間がオレの名前を叫んでくれました。港に着いたあと、オレの友達が迎えに来てくれました。車に乗って日本語をたくさん見ました。日本に帰ってきたんだと実感しました。嬉しいような悲しいような、そんな気持ちです。今日、望星丸を下りました。家に帰るとお母さんが笑顔で迎えてくれました。ホッとしました。今日、望星丸を下りました。明日からは日本でのREALな生活が待っています。卒研のこと?将来のこと?本気で考えなければいけません。今まで通り、のほほんと生きていたら置いていかれます。望星丸で学んだことを思い返し、1日1日を無駄にしないでこれからの人生を生き抜いていきます。今日、望星丸を下りました。旅をしてみたいと思いました。日本を周って、世界を周って、いろんな国の文化、価値観を知りたいと思いました。将来のことはまだ何も決めていないけど、書いている時にそんなことを思いました。今日、望星丸を下りました。楽しいときもありました。辛いときもありました。悲しいときもありました。42日間を約100人で毎日生活するなんて一生ありえません。全てがオレのかけがえのない思い出です。望星丸でできた思い出、望星丸でできた仲間、日本で待っててくれた仲間、そして家族を一生大切にして生きていこうと思います。

■加藤 真久(東海大学海洋学部水産学科)
ただいま無事清水港に帰ってきました。時が経つのは早いもので、38回海外研修航海という旅の最終日です。42日間過ごした仲間と別れるのはとてもさびしいのですが、その反面旅が終わってほっとした安堵の気持ちも正直あります。下船してすぐ、これから先の自分の進路を告げられ思い出し、夢のようだった世界から現実の日常の世界に一気に戻り、多少頭が混乱しています。最後に、一人旅ではわからなかったことが多く得られたこの旅、ほんとやってみてよかったです。

■古都 裕太(東海大学政治経済学部政治学科)
とうとう帰港式の日がやってまいりました。42日間という長い航海でしたが、終わってみれば短く感じる旅でした。この長期間が短く感じるくらい楽しい航海ができたということは本当に幸せなことで、自分が当初予想もしていなかったくらいに、この第38回海外研修航海への思い入れは強くなりました。思い返せば楽しいこともつらいこともたくさんありました。そのたくさんの思い出をたくさんの仲間と共有し、みんなと笑ったり泣いたりすることができたことは本当に幸せでした。人間の一生にしてみれば、42日間なんて本当に一瞬のことかもしれません。しかし自分はこの42日間の旅を一生忘れません。それほど一日一日が濃い日々でした。最後になりましたが、この航海で出逢えたすべての人、また自分がこの航海に参加することを応援してくれた家族、友達に感謝したい。みんなのおかげでこの航海本当に楽しかった。みんな本当にありがとう。 

■浦野 慎司(東海大学第二工学部情報システム学科)
日本の清水に着いたシンディーだよ!今日で42日間の航海も無事に終了した。昨晩のさよならパーティーでは皆で泣き、最後の別れを惜しんだ。本当にこの航海ではさまざまなことに喜び、そして悩んだりもしたけど、とても充実した航海になった。そして・・・・4.5キロも太った・・・。明日からは別々の道を歩むけど、地球にいればいつでも会える。最後に、これを見ている東海大学生、東海の職員の方々、東海に入ろうとしている高校生、船が好きなそこの君!本当に望星丸は最高の船だよ!そして少しでもこのHPを見ていいなぁ〜って思ったり、興味を持ったら絶対に参加したほうがいい!人生も大学生も1度きり!42日間マジ最高だった。

■篠崎 則彦(東海大学海洋学部海洋文明学科)
今日で航海研修も終わってしまう。だが、この研修で得られたものはこれからの人生に大きく関わってくるだろう。それは友人だったり、人生観だったり、大切な人だったり・・・。研修最終日に文章を書くには少し辛いものがある。なぜならこの文章中に書き表せるものではないからである。この研修に参加したことで自分はかなり啓発されたと思う。啓発させてくれる切磋琢磨できる友人にも出会えた。これから自分はどんな風に変われるんだろうか?そんな事を考えながら下船を楽しみにしている。90人もの集団の中で培われた我慢強さもこれから生かせたら、と思う。

■山村 弥平(九州東海大学応用情報学部情報マネジメント学科)
弥平です。とうとう海外研修航海の42日間も、最終日になってしまいました・・・。この研修では、色々な友達ができ、今までの自分を振り返り、たくさんの自然や海を見ることができました。とても有意義で、これからの人生でずっと忘れられない旅になりました。研修航海は終わったけれど、これからが人生の航海の始まりです。この航海でできた仲間と仲良く、それぞれが良い進路に向けて、頑張っていきたいです!最後に、42日間、みんなありがとうございました!また、いつか、きっと、会いましょう!お疲れ様でした!
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