学校法人東海大学第38回海外研修航海
東海大学 九州東海大学 北海道東海大学 東海大学医療技術短期大学
東海大学短期大学部[高輪] 東海大学短期大学部[静岡] 東海大学福岡短期大学
航海日誌 航海の全航跡
研修の目的 スケジュール 寄港地 望星丸 研修生に向けて 研修団 過去の研修航海 募集要項
 HOME>航海日誌> 2007/03/24
2月
  1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
3月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
航海日誌 前日の日誌へ 2007/03/24 翌日の日誌へ
望星丸現在地 船時間 2007/03/24 12:00
日本時間 2007/03/24 11:00

天候 bc(晴れ)
風力 6
気温 25.0℃
風速 12.8m/sec
海水温度 24.5℃
風向 ENE
気圧 1018.0h
波高 3.0m
■3月24日 団役員コメント
3月24日18時現在、日本の南約1500kmを時速14.5ノットで北西に進路をとり順調に航行中です。3月20日に最終寄港地ヌメアを出てからほぼ毎日、10m前後の西風に吹かれ、大きな船揺れが続いていますが、本日の正午頃、清水出航後まもなくに記録した船の最大傾度20度を超える25度の揺れを記録しました。昨日は、船首を西に向けて揺れを軽減させることで、青空の後部デッキにおいて印象に残る洋上卒業式が行われました。そして今日は、昨日の疲れを癒すフリーデーでした。約9割の研修生が朝食をキャンセルして、久しぶりに朝寝坊を決め込みましたが、残り4日となった航海を惜しむように三々五々学生食堂に集まり、色紙やノートに寄せ書きをしたり、写真の交換や整理をしたり、報告書の作成をしたりと、荒れる海洋でデッキに出られない時間を思い思いに過ごしました。研修航海の残り日数に反比例するように、研修団が一つにまとまっていくのが実感できる今日この頃です。
(団役員 杉山 太宏)

■3月24日 5班コメント
5班

■古瀬 伸幸(東海大学教養学部人間環境学科)
望星丸に乗船する前から予想してはいましたが、やはりこの42日間は長いようで短かったように思います。この航海も残り4日となり、明後日には清水港の近くで停泊する予定とのことです。研修航海が終わったらみんなそれぞれの生活に戻ることになるけど、また時間を見つけて、全員で集まることができたらいいと思います。3年生としては就職活動が本格的に始まるということもあり、情報が全く無いという事態に焦っている今日この頃です。

■中島 周(東海大学海洋学部水産学科)
本日は、フリーデーです。昨日は、洋上卒業式でした。本当に感動できる卒業式で、出来るものならば自分もこんな面子に卒業を祝ってもらいたいなと思いました。卒業班の人々は、よく頑張ったと思います。卒業生の皆さん!本当に卒業おめでとう!今日は、しけがひどく、昼に予定されていた・・・後部甲板で飲もうの会が、中止になってしまいました。残念です!あと、みんな最終報告書やレポートなどで食堂がネットカフェみたいになっていました。

■西浦 弘記(東海大学第二工学部情報システム学科)
前日が卒業式であったので、今日は一日フリーの日でした。毎日順調に北上し、船はもう日本領海を走っているとのこと。今日のお昼は冷麦、夜はおでんという変則メニューは、私に旅の終わりを意識させるに足るものでした。旅の終わりはいつも寂しいものですが、今の心境は今まで経験したことが無く、また、とても言葉で言い表せるものではないです。私はいろいろな意味で、かけがえのない研修とすることができたと自負していますが、皆の胸の内はどうなのでしょう。語り尽すには時間が足りないです。

■大嶋 克昌(東海大学工学部土木工学科)
望星丸に乗って、今日で38日目です。残りあと4日となりました。ホームページを書くのも5班はこれで最後です。自分に与えられた仕事がどんどん減って来て、あと、日本に帰るだけとなりました。私にとってのこの研修航海は、かけがえのない宝となるでしょう。38日間のことを思い出すだけでも目頭が熱くなるのを感じます。残り4日間を過ごせば、望星丸で過ごした家族たちは別々の道を歩み始めることでしょう。だが血はつながっていなくとも家族は家族であり、一言連絡があればみんなすぐに駆けつけ、望星丸での思い出や、馬鹿な話や他愛のない話をまたしだすことでしょう。船という特殊な閉鎖的空間、水や食料に限りがある船、無限に広がる水平線、朝日を見るために早起きした日々、100人近くでの共同生活、7人1部屋、洗濯物を乾すとかがみながらじゃないと進めなくなる5班、1つ1つ協力しあいながら過ごした日々、毎日が宝物です。私は忘れないでしょう。残り4日間になってしまいましたが、4日間という時間を精一杯本気で過ごしていきたいです。そして最後にみんなでいっぱい泣いて、笑いながら自宅までの帰路につきたいです。

■中込 祐平(東海大学政治経済学部経済学科)
今日は、昨日が卒業式だったため、完全フリーデーでした。今、清水港に向け北上している最中ですが、今日黒潮に乗ったそうです。そのため、船は大変揺れていて、今日だけでも何回壁に体をぶつけたかわかりません。寝ていても体が左右に揺すられる状態です。しかし、清水港出向直後は嫌だったこの揺れも、帰り道の今では楽しめるようになっていて、時の経過を感じます。また、望星丸は既に日本の排他的経済水域に入っているとの事です。今は、360度水平線が広がっている風景ですが、確実に日本列島に近づき、それと同時にこの航海の終わりが近づいていると思うと感慨深く、淋しい気持ちでいっぱいです。早いもので、残りの航海もあと4日となりました。今までに、この研修航海で得たものは数え切れません。かけがえのない仲間。かけがえのない経験・・・。自分自身、清水出港時より一回り大きくなって帰ることができると思います。将来これを大いに生かしていきたいです。残りの航海も、悔いの残らぬよう精一杯楽しみたいと思います。

■大川 恭平(九州東海大学工学部宇宙地球情報工学科)
今日はフリーデーの日でした。船が大揺れして大変でした。船の生活も残り少しとなりました。ホームページを書くのもこれが最後となり、淋しい気持ちでいっぱいです。本当に長いようで短い旅のように感じました。望星丸で一緒に生活した仲間たち、みんなで協力しあいながら過ごした日々。すべてが一生忘れられない思い出ばかりです。残りわずかな日々を思いっきり楽しんでいきたいと思います。

■刀根 英法(東海大学海洋学部水産学科)
42日間の研修航海も残り僅かになり、人によっては荷物の整理を始めている人もいると思う。私はこの航海で多くの人と出会い、外国の風景を自分の目で直接見ることができた。船の中での集団生活や寄港地での出来事など、一生忘れられない思い出も沢山できた。船を下りた後も、望星丸で知り合った仲間と陸での生活を送ることができれば、この船での研修は最高の形で終わりを迎えることになるのではないかと思う。
Copyright (c) Tokai University. All rights reserved.
ご利用案内 | プライバシーポリシー | 免責事項 | サイトマップ