学校法人東海大学第38回海外研修航海
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望星丸現在地 船時間 2007/03/13 12:00
日本時間 2007/03/13 10:00

天候 bc(晴れ)
風力 3
気温 29.2℃
風速 5.1m/sec
海水温度 28.3℃
風向 SW
気圧 1011.2h
波高 1.0m
■3月13日 団役員コメント
航海日数27日目の3月13日。午前には工学部土木工学科の杉山団役員による洋上講座「防災から減災へ!土木の仕事と役割」が行われました。地震による地盤沈下や家屋倒壊の例などを写真やムービーで紹介しながら、土木とはどういう仕事なのかという講義が専門外の人にも分かりやすく行われ、研修学生の土木に対するイメージが大きく変わったのではないかと思います。午後には3月16日に行われるスポーツ大会の説明が行われ、限られた船内ながら工夫を凝らした競技が用意されていて、団役員も含めて全員で楽しむことができそうです。海は凪で、揺れの少ない船内では空き時間にDVD鑑賞を楽しんだり、後部甲板で縄跳びやサッカーをするなど、それぞれが色々な楽しみ方を見つけています。スイーツクラブのメンバーは、前日のクラブで作った手作りデコレーションチョコレートを乗組員と練習生全員にプレゼントしました。追い風に乗って望星丸はスピードを上げ、最後の寄港地コスラエへと向かっています。
(団役員 冨田 恒之)

■3月13日 9班コメント
9班

■工藤 由佳(東海大学教養学部人間環境学科)
ヌメアでちょっとした発見をしました。ヌメアはゴミの分別がされていません。今まで回ってきた島々より都会でしたが、ゴミの処理は疎かな様子。せっかくキレイな海があるのに、ペットボトルや油が浮いていたりして、非常にショックを受けました。しかし、最近晴れの日が続き、海も穏やかで夜空がキレイ。昨日初めて天の川を見ました。ブリッジから見る星は実に見事!星座についてあまり知らないので、あと2週間程度ですが、帰るまでにはいくつか覚えて帰りたいです。
 
■小林 真澄(東海大学文学部北欧学科)
早いもので、航海研修が始まって明日で一ヶ月が経ちます。毎日が楽しくって、一日が終わる度になんだか悲しくなる・・・友達っていいな〜って思う瞬間が多々あります。これは、集団生活を経験しないとなかなか気づかないものだと思う。互いを思い、互いに助け合い、私と仲間との間に大きなキヅナが毎日生まれています。さて、最後の寄港地コスラエに向かって航海している今日この頃、相変わらずみんなは元気いっぱい。食堂で話したり、映画を見たり、外に出て遊んだり。毎日、大勢の仲間に囲まれ楽しいです。昨日は初めて、空いっぱいを覆う星を見ました。すごくキレイで、なんだか幸せでした。3日後にはスポーツ大会もあるし、もっともっと研修を楽しみたいです。残り少ない日を、大切に過ごしたいです。

■鯵坂 麻美(東海大学海洋学部水産学科)
昨日の夕食後、いつものようにボートデッキで夕日を見ながら癒されてたら、なんとクジラを見ました。ブリッジから人がいっぱい出てきたので、何かと思って海を見ていたら、クジラでした。やっと見ることができました。あとはイルカなんだけどなぁ…全然見られません↓↓とびうおはいっぱいいるのになぁ・・・。今、食堂でディープブルーのDVDを見ているのですが・・・イルカの群れが泳いでいます。何でここにはいないんだ〜↓↓と、みんなで言っているところです。

■桑田 晴香(東海大学海洋学部海洋文明学科)
今日の話じゃないけれど、昨日やっと念願の1つが叶いました!夕食後、夕日を見にブリッジへ行ったらなんと遠くに白い飛沫が!そして黒い物体が2つ!なんとマッコウクジラが2頭!左舷前方から徐々に近づいていって大興奮。すると乗組員さんから、「そこにいるぞー。」の声。ふと右舷側を見れば、真っ黒な塊がすぐそこに。こちらにもマッコウさんご登場。まさか3匹も見られるなんて・・・。感動で胸がいっぱいでした。研修航海での目標が、また一つ達成されて大満足。ヌメアに着く前にすごーくキレイな星空で、南十字星も天の川もばっちりで“星”の目標も達成されたし、あとはイルカが見たいなーといったところです。そしていよいよスポーツ大会が迫ってきました。スポーツ大会担当だし、皆も自分たちも楽しめるイベントにできるように頑張らなきゃー。

■早川 夢香(東海大学文学部北欧学科)
もう船に乗ってから、1ヶ月も経つんだなぁって、ふと思いました。こないだヌメアで唯一ホテルに泊まったのですが、本当に快適でした。ずっと船内だったので、のびのびできて最高でした。しかも、ベランダつきで、そこからの星は本当に綺麗でした。その次の日は、疲れてしまって、ダウンしちゃいましたけどね(笑)。今日は、やっと復活したので、星を見に行きたいなぁって思います。これから、係になっているスポーツ大会もあるし、そろそろギターの練習もやらなくちゃなぁとか思ってます。あと、寄港地1つ。最初は、日本を離れることが寂しかったけれど、今は、この研修航海が終わってしまうことが寂しいなぁって思ってます。残りの日々、たくさんの思い出を作りたいなぁって、思ってます。

■嘉松 可奈子(福岡短期大学国際文化学科)
昨日初めて飛魚以外の生物を見ました。それはマッコウクジラです。鯨は食べた事はあっても見たことは無かったから、衝撃でした。全体像は見られなかったんですが、確かにそこにいました!そして、昨日の星空↑↑本当にキレイでした。今までの中で一番良かったです。日本では絶対に見られないような星でした。天の川もキレイに見えて、南十字星も見えて、寝転んで空を見上げるのは最高です。本当にプラネタリウムみたいでした。

■坂巻 美香(東海大学文学部広報メディア学科)
ポンペイ・バヌアツ・リフー・ヌメアとついに4寄港地が終了。残るはコスラエのみ!数えてみたらあと2週間しかこの船に乗っていられない。ちょっと悲しいな・・・。この船では本当に貴重な体験をさせてもらっている。昨日生まれて初めて天の川を見た。今まで天の川は年に1度7/7にしか見られないものだと思っていた。もしこの船に乗っていなかったら、天の川や南十字星、オリオン座や流れ星・・・etc.こんなたくさんの星は見られなかったと思う。望星丸最高!ここ最近寄港地で忙しく動いていたせいか、船での生活がちょっと暇。みんなで後部デッキで遊んだり部屋でDVDを観たりしてる。だけど、そんなまったりした時間もけっこう好き。みんなで一緒にいられるのも残り僅か。楽しんで行こう。
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