学校法人東海大学第38回海外研修航海
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望星丸現在地 船時間 2007/03/17 12:00
日本時間 2007/03/17 10:00

天候 bc(晴れ)
風力 4
気温 31.2℃
風速 6.3m/sec
海水温度 30.1℃
風向 ENE
気圧 1007.5h
波高 1.5m
■3月17日 団役員コメント
今日はフリーデー。昨日スポーツ大会(運動会)が開催されたため、一日フリーデーとなりました。6時30分の点呼が無かったためか、7時になっても学生食堂にはいつものにぎやかさは無く、静かでした。12時30分には点呼を取り、いつもより遅いけどもしっかりと清掃をしました。13時からはロープワークの時間となり、各人が自分だけのミニチュアロープワークの壁掛けの作成に挑んでいました。講師は望星丸一番のロープワーク達人、小塚操舵手と岩本甲板長と川崎操舵手の3人でした。皆第38回の海外研修航海を振り返りながら、思いを込めているようでした。また、ボートデッキではヤシの実を一生懸命に磨いたり、読書をしたり、昼寝をしたりと・・・・夕方には、後部甲板で、昨日のスポーツ大会の延長のように、ミニサッカーを楽しんでいる学生たちもいました。夜は、寄港地の報告のためのパワーポイントの作成や報告書の打ち合わせを行うグループが複数ありました。船での時間がゆっくりと流れ、それぞれのフリーデーを楽しんでいました。
(団役員 齋藤 寛)

■3月17日 11班コメント
11班

■石畠 未来(東海大学工学部生命化学科)
今日は一日フリーの日でした。午前中はのんびり過ごし、午後は24日に控えている洋上卒業式の準備をしました。まだ準備を始めたばかりでたくさん仕事が残っています・・・。やらなくてはいけないことだらけなのに、明日から寄港地研修が始まると思うと、正直不安です。でも、この船に乗っているのはこの研修航海で絆が深まった大切な仲間です。どんな困難も協力すれば乗り越えられるはず。「みんながいればなんとかなる!」を合言葉にして、洋上卒業式は大成功させます!

■清水 恵美(東海大学海洋学部地球環境工学科)
今日は昨日のスポーツ大会の後で一日フリーデイだった。もうこの航海も残すところ10日あまりとなってしまって、今日は友達とこの航海を振り返っていた。清水に戻りたいと思っていた頃とはうって変わって、今では帰りたくない。みんなで毎日食堂でご飯を食べることもなければ、もちろん後部甲板で遊ぶこともない。360°海ということは二度と味わえないだろう。海を見ながら友達と語り合った日々は忘れられない宝物。あと本当に少ししか残ってないけれど、その残された時間を有意義に過ごし、もっともっとこの航海を一生の思い出に残るものにしていきたいと思う。

■清水 優衣(東海大学海洋学部水産学科)
もうすぐ清水に戻ってしまうのだなぁと考えると寂しくなる。清水に戻っても、会おうと思えばみんなに会えるのだろうが、こうやって朝から晩までずっと一緒にこのメンバーで過ごす事は難しい。だから、あまり話したことのない人と話して、その人がどんな人なのか知りたいし、出来ることなら、刺激を受けてもっと自分を成長させたい。船の中は制約されることがたくさんある。食べたいものも食べられないし、お風呂にも毎日入れない。いつも肌身離さず持っていた携帯も使えない。でも、語り合える友達はいくらでも作ることが出来る。残り短い期間をもっと有意義に過ごしていこうと思う。今日はロープワークをした。水産学科の人は出来ないといけないみたいだから、頑張らねば。

■高水 杏子(東海大学健康科学部看護学科)
42日間の航海も残り後わずかとなった。清水を出たときは、42日間が長いと感じていたが今となっては、本当にあっという間だった。最近は何をするわけでもなく甲板に出て、友達と寄り添っている時間が多くなっている。夜寝るのが惜しいくらい。大きな行事も残り二つとなり、寄港地は明日入港するコスラエで最後である。ここで出来た大切な仲間と共に、1日1日を大切に過ごしていきたいと思う。

■中川 萌(東海大学文学部心理・社会学科)
今日は一日フリーデーでした。フリーデーは何もないから、ゆっくり過ごしました。というのも、昨日はスポーツ大会だったのです。私はスポーツ大会の責任者をやっていました。責任者、といっても私に出来ることは本当にわずかな事でしかないけど、同じグループのみんなと一緒に、計画から運営までやりました。本当に大変だったけど、昨日は自分自身もすごく楽しんだし、「スポーツ大会楽しかったよ!」という言葉をかけてもらって、本当に嬉しかったです。このことは、ずっと忘れられないでしょう。本当に心に残ること、です。この研修航海の残り日数はあと少ししかないけど、心に残ることをもっともっと作っていきたいです。

■中村 理美(九州東海大学農学部バイオサイエンス学科)
さて、いよいよ我らが望星丸の旅はいつのまにか、3分の2も過ぎてしまった状態であります。ほんとに一日一日過ぎていくのが、虚しくて仕方がない!日本で過ごす三月とは違って、穏やかではありません。体力勝負ながらも、刺激のあふれる一ヶ月半になるとです。今まで、こんなに節水やゴミに気を配った三月があっただろうか。こんなに地球上を移動した三月はあっただろうか。こんなに流れ星に夢中になった三月はあっただろうか。こんなに日本のお菓子が恋しくなった三月はあっただろうか。こんなに乗組員さんをカッコイイと感じた三月はあっただろうか。こんなに写真が好きになった三月はあっただろうか。すべてはこの望星丸で過ごした日々があってこその発見なのだ。さらば南半球よ!そして、これからもヨロシク!望星丸とともに旅する人たちよ!

■古川 恵(東海大学政治経済学部経営学科)
今日で航海日誌を書くのも最後になってしまった。初めの頃は42日間の海外研修航海はすごく長いなと思っていたけれど、もう3分の2が過ぎてしまい残り11日間となった。昨日はスポーツ大会で、今日はフリーデーだったので、みんなでヤシノミを削って小物入れやペンダントを作った。明日は最後の寄港地であるコスラエに入港する。行事もあと卒業式とさよならパーティーだけとなった。約1ヶ月みんなと一緒にいて、いっぱい思い出ができた。残りの11日間をもっと充実した日々にし、もっとみんなと仲良くなりたいと思う。
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