学校法人東海大学第38回海外研修航海
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望星丸現在地 船時間 2007/03/16 12:00
日本時間 2007/03/16 10:00

天候 bc(晴れ)
風力 4
気温 31.0℃
風速 5.8m/sec
海水温度 30.5℃
風向 NE
気圧 1009.7h
波高 1.5m
■3月16日 団役員コメント
今日はスポーツ大会の日でした。朝のラジオ体操の時にイルカが跳ねているのが見えたり、虹がかかったりと、今日の大会が素晴らしいものになるという兆しが至るところで見えました。こうして、スポーツ大会は12時半から始まりました。研修団だけでなく、練習生や船の乗組員の方々も大会に参加してくださり、にぎやかな雰囲気の中で大会は進められました。種目は、ムカデ競走、二人三脚、大縄、玉入れ、フラループリレー、ボーリング、綱引きの7種目でした。今日は赤道を通過する日でもあり、一番暑い場所で、一番暑い時に、熱い戦いをして汗を流しました。そのとき、ふと下を見ると私たちの足下には影がありませんでした。赤道祭と同様に、今回も団役員チームは最下位でしたが、1種目だけ最高記録で勝利しました。ムカデ競走でした。午後2時58分31秒に望星丸が赤道を渡る時、汽笛が2回鳴りました。私たちはジュースで乾杯しました。不思議な事に、北半球に入った瞬間シャワーのような雨が降りそそぎ、私たちの体を気持ちよく冷やしてくれました。夜は表彰式に続いて、望星丸に関するゲームや伝達ゲームが行われました。閉会式では大川恭平君が沖縄の言葉でこう言いました。「今日僕たちは、男の子も女の子もたくさん楽しんで、たくさん笑ったね。そして真っ黒になったね。上等だね。」本当に今日は上等な一日でした。
(副団長 斉木ゆかり)

■3月16日 1班コメント
1班

■和氣 護(東海大学工学部土木工学科)
今日は、スポーツ大会でした。スポーツ大会が始まる前に、船のすぐ近くを泳ぎジャンプをするイルカの群れを見ることが出来て感動しました。スポーツ大会では、ムカデ競争、二人三脚、玉入れ、綱引きなどをしました。残念ながら、僕が所属する船上交流会チームは4位でした。しかし、学生選抜VS望星丸乗組員チームの綱引きでは、到底かなわないと思われた望星丸乗組員チームに学生選抜が勝利することができ、大いに盛り上がりました。最初はとても長いと思っていた海外研修航海も、あっと言う間にあと約2週間になりました。残された短い期間、仲間たちと密度の濃い日々を過ごしたいです。

■加藤 章太(東海大学海洋学部海洋資源学科)
今日は赤道祭、洋上交流会に続く三つめの大きな行事のスポーツ大会だった。今日は天気が悪いかもしれないという話もちょっとあり心配していたが、とても良い天気で朝から気分の良い一日になりとても嬉しかった。本番前には、イルカの群れが私たちを応援してくれているかのように船体の近くを泳いでいて、感動だった。私のチームは、ルールをあまり良く聞いていなかったために、本当は勝っていた種目を一つ落としてしまい、残念だった。しかし総合では三位に入ることができとても嬉しかった。今日は、一日中仲間と盛り上がり、とても充実した一日になった。

■松浦 洋介(北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科)
今日は天候にも恵まれ、久々に目覚めの良い朝を迎え、無事スポーツ大会を終えることができました。僕のチームは運動神経が平均的に鈍いらしく、6チーム中5位でした。しかし、チーム一丸となり、各競技で一番笑いを取れていたので、これ以上ないほどに満足しています。航海もあと残り2週間となり、改めて時間の流れの早さを身にしみて感じます。出港した直後はどれほど長い航海なのだろうと感じていた自分が、今は嘘のように思えます。まだ時間は10日以上残されているにも関わらず、最近は仲間との別れを考え始めた自分がいて、少し寂しさが出てきました。残りの航海、後悔しないよう、時間と仲間を大切にしようと思います。

■松本 賢也(東海大学海洋学部海洋文明学科)
灼熱の太陽が照りつける中、3つ目の行事、スポーツ大会が行われました。スポーツ大会の前にはイルカの大群がすぐ近くに見えて、感動しました。スポーツ大会はどのチームも熱戦を繰り広げ、とても盛り上がりました。特に一番熱かったのは、学生選抜と練習生の綱引き。圧倒的な強さを誇っていた練習生に学生選抜が勝利したときは、この日最高の盛り上がりでした。今日、赤道を越えてまた北半球に帰ってきました。今回の航海も残り12日となり、今何をすべきなのか、ということがすごく重要になってきます。1日1日を悔いの残らないように、大事にしていきたいです。

■松永 健太郎(東海大学電子情報学部コンピュータ応用工学科)
今日の午後、スポーツ大会が始まった。天候にも恵まれ、熱戦が続いてとてもすごい盛り上がりだった。僕らのチームは惜しくも三位に終わったが、みんなで楽しめたので充実した一日となった。赤道も通り、もう引き返しているのだと改めて思い、これからもっと楽しくなりそうなのに、少し寂しい気持ちにもなった。これからも毎日充実した日を過ごしていきたい。

■山﨑 敦仁(東海大学海洋学部水産学科)
午後スポーツ大会が行われた。いろいろな種目があったけれど、やっぱり綱引きが私の中でメインだった。乗組員さん、キャプテン(船長)やチョッサー(一等航海士)にも参加していただき、手を抜かず本気でやった。久しぶりの感覚が自分の中で出てきて、高校時代の部活のときのようだった。毎日が楽しいし、今の生活は充実していると思う。しかし、大抵は時間が経つと、あの時やっておけばと思うようになってくる。それだけはかっこ悪い。今の時間の使い方は思い返しても大丈夫と自信を持てるような生活を送っていきたい。

■露木 雄介(東海大学政治経済学部経済学科)
北半球の皆さん、ただいま!今日、望星丸は、赤道を通過しました。毎日表情を変えて、僕らに新鮮な感動を与えてくれる朝日や夕日、星空や海や雲を眺めながらの船上生活も残り僅かとなった。日本にいたら、見逃してしまう事ばかりだろう。最近、星になるまで旅ができたらどんなに幸せだろうと考えている。遠い宇宙の隅で輝く星になるそのときまで、人生を謳歌したい。望星丸は、様々な想いを乗せて、南十字星に見守られながら、北上を続けています。
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