第36回 海外研修航海
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  船時間 2005/02/15 12:00
日本時間 2005/02/15 12:00
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■学校法人東海大学「第36回海外研修航海」出港式
 














春まだ浅い2月15日(火)、学校法人東海大学「第36回海外研修航海」の出港式が、静岡市・清水港の清水マリンビルで行われました。

午前11時過ぎ、ご来賓や保護者をはじめとして関係者が続々と会場に入場。11時30分に開式が告げられ、東海大学静岡吹奏楽団の演奏で、「建学の歌」を斉唱。冒頭あいさつに立った松前達郎総長が「社会に出るとこのような航海はできません。船上での共同生活や体験が、一生の糧となるでしょう。全員元気で帰国することを願っています」と研修団を激励しました。

次いで、静岡市教育長の西条光洋氏が祝辞を述べ、研修団を代表して佐藤治夫団長(海洋学部航海工学科教授)、海洋調査研修船「望星丸」の荒木直行船長、研修学生長の太田雄一郎さん(医学部医学科2年次生)の順に宣誓。そして、松前総長から佐藤団長に団旗が授与され、式典はクライマックスに。最後に、吹奏楽団員の女性から3人に花束が手渡され、式典を滞りなく終了しました。

その後、研修団は望星丸が停泊している清水港の日の出埠頭に移動。全員そろって松前総長と記念撮影し、見送りの友人・家族・学園関係者としばしの別れを惜しみました。時が迫り、吹奏楽団が演奏する中、1人ひとりが松前総長と握手をかわし、望星丸に次々と乗船。全員がデッキに勢ぞろいすると、出港用意の合図。色とりどりのテープが投げ入れられ、船はゆっくりと岸壁を離れました。吹奏楽団による「螢の光」に見送られ、望星丸は鋭く汽笛を3度鳴らして前進。12時過ぎ、淡い日差しを浴びて、まばらに雪をのせた富士山を仰ぎ見ながら、望星丸は南太平洋に向かって力強く出航して行きました。

今年度から、国際貿易港である清水港は、関係者以外の立ち入りが厳しく制限され、厳重にフェンスが張り巡らされた中での船出となりました。まだまだ吹く風は冷たい出港でしたが、航海への期待を胸に秘めた研修団の熱い思いがたぎっているようでした。

今回の海外研修航海は、南太平洋の5つの島々・国を訪問。ポートビラでは南太平洋大学を訪ね、ヌーメアでは船上交流会などが予定されています。帰港は3月26日(土)で、総航海距離は約8900マイル(約1万6482キロ)におよびます。
 
■ズラリ勢ぞろいした研修団
 
 
■松前達郎総長の挨拶
 
 
■静岡市教育長 西条光洋氏の祝辞
 
 
■佐藤治夫団長の宣誓
 
 
■荒木直行船長の宣誓
 
 
■太田雄一郎学生長の宣誓
 
 
■松前総長から佐藤団長に団旗を授与
 
 
■松前総長と研修団が記念撮影
 
 
■笑顔で見送りに応える研修学生
 
 
■デッキで手を振る研修団
 
 
■それぞれに工夫して学友を見送る学生たち
 
 
■大勢の関係者が色とりどりのテープを手に
 
 
■南太平洋に向けていよいよ研修航海が始まりました
 
 
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