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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

3月16日

船時間 2011/03/16 12:00
日本時間 2011/03/16 10:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 29.1℃
風力 6
風向 E
気温 28.6℃
気圧 1008.6h
風速 11.7m/sec
波高 2.5m

■ 3月16日 団役員コメント

まずは午後の部から報告です。前半は、最後の寄港地となるコスラエの調査発表がありました。四カ国の寄港地の中で一番、情報収集に苦戦したようですが、「社会班」「観光班」「文化班」に分かれ、コスラエを分かりやすく紹介していました。コスラエでは全員で島内研修をするのみですが、研修生たちはどのような国なのか?興味津々です。

その後、入港前恒例の大掃除をおこないました。いつもこれくらいピカピカだといいのですが・・・

そして前後しますが、午前中は予定を大幅に変更し、学生ミーティングとなりました。

研修生皆が日本にいる家族や友達を心配し、家族と連絡が取れない仲間を思いやり、なんと言葉をかけていいか悩んでいました。そして、望星丸で研修をしている自分たちに歯がゆさを感じているようです。この時間は、そんな気持ちを吐き出し、他の人の想いも聞くという意味では、とても有意義な時間だったと思います。研修をしながらできること、望星丸を降りてからできることなどを話し合っていました。また、中越沖地震を体験した研修生がおり、避難生活や物資についての話をしてくれました。皆黙って話を聞いていましたが、何かしら心に響くものがあったと思います。

松尾団長や河内キャプテンが、出港当初からおっしゃっていた「研修団みな元気に帰る」という言葉の重みを今、改めて感じています。

(団役員 野本 佳江)

コスラエ事前調査発表1
コスラエ事前調査発表2

■ 3月16日 8班のコメント

杉浦 泰斗(東海大学工学部光・画像工学科)

今日の学生ミーティングでいろんな人の考えを聞くことが出来ました。地震では二次災害が少なくなるように頑張ってほしいです。

太田川 翔平(東海大学教養学部国際学科)

午前中は学生のみの話し合いでいろいろ話し合いました。残りの研修航海も少ないので頑張ろうと思う。

田口 陽平(東海大学海洋学部水産学科)

今日は講座が急遽延期になり、その時間を使っていくつかのグループで学生同士によるディスカッションが行われました。自分自身の考えについて語り合ったり、現在の船内での自分たちの生活態度について見直し合ったりした。皆、研修をよくするためにすごく考えているようで、非常に有意義な時間であったと思います。午後は大掃除に臨み、食堂内と居室の掃除をしました。日本は地震で大変かもしれないけれど、僕たちは元気に充実した研修を続けることが出来ています。

寺尾 元(東海大学工学部航空宇宙学科)

今日は午前中の全ての時間が学生ミーティングでした。いろんな意見が交わされ、良い時間になったと思います。とにかく私たちは元気に帰ろうと思います。

鈴木 洸則(東海大学理学部物理学科)

今日は朝の連絡で静岡で大きな地震があったという知らせを聞いたのでちょっと落ち着かない1日でした。午前中に学生だけで話し合いが行われ、研修を最後まで自覚をもってしっかりやろうということになりました。なのでこれからは今まで以上に健康に気をつけ最後まで気を抜かずにこれからの航海をしたいと思います。

乾 茂仁(東海大学工学部材料科学科)

今日は東北で起きた地震について、今の自分たちに何ができるかを考える学生ミーティングが開かれました。様々な案がでるなかで、特に今の研修航海を無事に終えることが何よりであるという意見が多かったです。自分もその通りだと考えるので、今まで以上に健康に気をつけて航海に臨もうと思います。明日は最後の寄港地であるコスラエです。

平山 大(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

私たちは日本人です。だからすごく心配しています。はやく多くの人の安全が確保されることを祈っています。あと家族には私たちの心配はいりません。なぜなら全員で笑顔で日本に帰るから!

8班 食事のときに
大掃除_後部甲板
8班 自室の大掃除を終えて

2011年3月16日 | カテゴリー:航海日誌, 船上生活