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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

3月8日

船時間 2011/03/08 12:00
日本時間 2011/03/08 10:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 27.3℃
風力 5
風向 SE
気温 26.2℃
気圧 1008.0h
風速 8.1m/sec
波高 –m

■ 3月8日 団役員コメント

ヌメア滞在2日目、今日は「ニューカレドニア大学訪問」と「船上交流会」がありました。寄港中の大きな山場となる1日です。“日本の心や文化を伝えたい”と、学生たちは、自分の時間を削りながら、この日のために一生懸命、準備をしてきました。

ニューカレドニア大学訪問は、歓迎セレモニーの後、フットサルやバスケットボールのゲームで交流しました。言葉が通じなくても、みんなで汗をかいて笑顔になれる、スポーツのもっている魅力をあらためて感じました。野外講堂でランチを食べながら、音楽クラブによる合唱(手話つき)の発表や、和太鼓の実演を行いました。ニューカレドニア大学の学生たちは、日本にとても興味がある様子で、英語や身振り手振りを駆使して、コミュニケーションを深めていました。お別れの前には、自然にダンスが始まり、終始、和やかな雰囲気で交流を楽しみました。

船上交流会は、約160名を超えるゲストが望星丸に来てくれました。船内では、茶道・書道の体験や、日本の文化を紹介したパネル展示を行いました。後部甲板では、和太鼓・居合道・剣道の実演とファッションショーを行いました。途中でスコールが降りましたが、それを感じさせないくらい、学生たちは想いを込めてゲストをもてなしました。

交流会のクライマックスは、研修生全員で、よさこいソーランの演舞を行いました。よさこいソーランは、この日のために、毎日練習をしてきました。船の上は、揺れますし、スペースに限りがあるので、約100名がフリを身につけることは、簡単なことではありません。学生たちは、頑張って練習してきた分、特別な想いを胸に、本番に臨みました。

ヌメアの夜風になびくハッピ姿は、圧巻のひと言、研修団がひとつになった瞬間でした。アンコールの演舞は、ゲストや練習生に参加してもらい、全員で楽しい時間を共有することができました。

今日を終わりにしたくない、この素敵な時間をもう少し味わっていたい‥ パーティー終了後も、太鼓が鳴り響く中で、踊りながら余韻を楽しむ彼らの姿を見て、ジーンときた団役員は私だけではなかったと思います。言葉や文化の壁がない、人間としての根源的な“何か”でつながり合えた、かけがえのないひとときがそこにありました。

(団役員 遠藤 晃弘)

UNC訪問(スポーツ後の交流)
UNC訪問(スポーツ交流)
UNC訪問(集合写真)

■ 3月8日 11班のコメント

岩井 大城(東海大学教養学部国際学科)

日本のみんな~!今日は、日本の大学生を代表してニューカレドニアの人達との交流深めてきました!私の班が運営の中心になるイベント(船上交流会)も終わって達成感があります!42回研修航海団はサイコーです!明日は、フリーデーです。純粋に色々なことを経験し、精一杯楽しもうと思います。買い物も楽しみです!!

岩田 次郎(東海大学教養学部国際学科)

今日はニューカレドニア大学の学生たちとの輪が広がり、とても有意義な1日になりました。船上交流会も成功してとても楽しかったです。明日のフリーデーは、いっぱい楽しみたいと思います。

太田 真佑希(東海大学教養学部人間環境学科)

今日は、ニューカレドニア大学を訪問して、現地の学生とフットサルの試合をしました。負けはしたものの、日本代表として長い時間試合に出ることができ、嬉しかったです。また、久しぶりに思い切り体を動かすことができて気持ちがよかったです!船上交流会も大成功に終わり、今日も濃くて素晴らしい一日になりました!本当に毎日が充実しています。私は元気にやっているので、これを見ている家族や友達も元気にしていてください!

大橋 宣之(東海大学海洋学部海洋生物学科)

今日は船上交流会でした。ポスターの展示や、日本文化のアトラクション、剣道や太鼓の演武、そしてファッションショーにトリのよさこいソーランと盛りだくさんの内容でした。みんな前々から船上で準備・練習を行ってきました。成功させたい!良い交流会にしたい!という思いがひとつになって実現したあの場はまさに祭りでした。始まる前の焦りも不安も始まってみれば何もかもアッという間で、とても深い充実感だけが残りました。

緒方 優樹(東海大学工学部建築学科)

今日は1日大忙しの日でした。午前中は、ニューカレドニア大学を訪問しスポーツ大会と交流会をしました。その後船に戻り、本日のメインイベント船上交流会を開催しました。これまで必死に準備してきた和太鼓と剣道を披露して会場を盛り上げました。4年間連続で交流会に来てくれている人に、今までで一番盛り上がったと言われて感激でした。ラストのソーラン節もカッコよく踊ることができました。みんなから優しい言葉をかけられ、2回目の嬉し泣きをしてしまいました。

高橋 亮太(東海大学総合経営学部マネジメント学科)

今日は朝からニューカレドニア大学に行き、スポーツ大会などの催しものが行われました。自分は、フットサルの競技に日本代表として頑張りました。ニューカレドニア大学の学生の競技力はレベルが高く、船酔いよりも大変な交流戦でした。

古田 良介(東海大学工学部航空宇宙学科)

時間が過ぎるのも早いものでもう半分にきてしまいました。最初は不安などたくさんありましたが、今ではそんなことはなく毎日楽しいです。毎朝6時の起床は正直つらいときもありますが、集団生活を頑張っています。ニューカレドニアは一番都会でいろいろあるのでお土産や現地の人と交流を深めたいと思います!

船上交流会(ソーラン節の後の交流)
船上交流会(河内キャプテンの挨拶)
船上交流会(後部甲板の様子)
船上交流会(書道体験)
船上交流会(和太鼓)

2011年3月8日 | カテゴリー:大学訪問, 寄港地, 航海日誌