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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

3月2日

船時間 2011/03/02 12:00
日本時間 2011/03/02 11:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 31.0℃
風力 3
風向 S
気温 31.0℃
気圧 1007.2h
風速 4.4m/sec
波高 0.5m

■ 3月2日 団役員コメント

研修航海16日目、南方特有のきつい日差しの中、いよいよ二つ目の寄港地であるラバウルを後にしました。”さらばラバウルよ又来るまでは しばし別れの涙がにじむ。”登舷礼最中、ラバウルの火山を見ていると昨日OISCAで聴いたラバウル小唄のワンフレーズが浮かんできました。個人的には得る物の多いラバウルでの研修でしたが、研修学生達の目にはパプアニューギニアという国がどのように映ったのかは気になるところです。

登舷礼後、午前中は高原団役員による洋上講座が行われました。「知の本質について考える」というテーマで、他国との比較や天体についての興味深い話を聞くことができました。知っていると、より興奮する事ができるというくだりは、私自身ラバウルでの研修中に思い当たる節が多々あったのでうなずいてばかりでした。

午後からはBill先生の3回目の外国語講座。今回の講座は次の寄港地ニューカレドニアに向けて、日本の文化を紹介するための会話の練習を行いました。学生たちは大学訪問や船上交流会などで活用できるように熱心に練習していました。

その後、2回目の洋上クラブの集まりがあり、それぞれ所属しているクラブに分かれて活動を行いました。天文クラブは船橋(船を操縦するところ)に行った際にたまたまクジラの潮吹きを見ることができたそうです。

夜間は次の寄港地であるヌメアで予定されている船上交流会の打ち合わせや準備などが行われました。船上交流会は研修団、望星丸をあげてのイベントです。”成功させたい”そういう学生の熱意が伝わってくるような打ち合わせ風景でした。

(団役員 藤田 泰裕)

洋上講座(高原先生)
スポーツクラブ 大学交流
甲板で合唱(音楽クラブ)

■ 3月2日 8班のコメント

乾 茂仁(東海大学工学部材料科学科)

今日で二つ目の寄港地であるラバウルを後にすることになりました。昨日訪問したオイスカの研修センターで聴いたラバウル小唄の歌声が思い出され、しんみりした気分になりました。次の寄港地のヌメアではどんな体験ができるのか今から楽しみです。

杉浦 泰斗(東海大学工学部光・画像工学科)

赤道を越えて初めて訪れたラバウルを今日出港しました。気温は毎日30℃を超えているので登舷礼は暑かったです。そして洋上講座、外国語講座、洋上クラブに参加しました。寄港地の後は疲れがたまっているのでゆっくりしたいと思います。

寺尾 元(東海大学工学部航空宇宙学科)

4カ国中の2カ国目を今日出航しました。コロール、ラバウルときて、普段の生活ではなかなか無いようなことが体験できています。このあとのヌメア、コスラエが待ち遠しいです。

太田川 翔平(東海大学教養学部国際学科)

数日前、赤道を通った時は興奮し、そしてとてもいい経験が出来たと思います。3日ほどパプアニューギニアのラバウルに滞在しましたが、そこはまさに異国の地でした。今後の島もとても楽しみです。

田口 陽平(東海大学海洋学部水産学科)

今日は、朝ラバウル出港に際して登舷礼に臨み、その後高原先生の講座を聴き、Bill先生の外国語講座を受け、スポーツクラブで汗を流しました。赤道を越え、オーストラリアの東側70マイルほどの海域まで来てしまいました。班の皆も船の生活になれてきたようで、時に葛藤がありながらも楽しく生活しています。残りたった25日ほどしか日数が残ってないですが、研修航海をしっかりと楽しみたいです。

平山 大(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

パプアニューギニアのラバウルを無事出港し、次の島へ向けての航海がスタート。イルカやクジラに見送られ、きれいな夕空にも出会い、また一つ新しい旅が始まりました。経験している全てを吸収し、新しい自分になって次の島を迎えたいです。

鈴木 洸則(東海大学理学部物理学科)

今日は朝に登舷礼があり、その後船上講座がありました。昼食後も外国語講座やスポーツクラブ、合唱大会の打ち合わせなど、昨日の寄港地の疲れが抜けぬまま大変な1日でした。明日もやることがたくさんあるので今日はゆっくりと休むようにしたいです。

さらばラバウルよ(登舷礼)
8班 登舷礼を終えて皆で
太陽がだんだん真上に…影

2011年3月2日 | カテゴリー:航海日誌, 船上生活