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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

3月3日

船時間 2013/03/03 12:00
日本時間 2013/03/03 11:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 29.5℃
風力 5
風向 N
気温 31.0℃
気圧 1007.0h
風速 9.3m/sec
波高 0.5m

■ 3月3日 団役員コメント

あいにくの雨模様となったが、予定通り登舷礼をおこなう。もくもくと煙を立ちのぼらせる火山が遠ざかっていく光景をしっかり目に焼き付け、次の目的地ヌメアへの期待に胸を膨らませる。

登舷礼後は乗組員と団役員の有志による船内清掃を行い、船内美化に努めた。午後のクラブ活動、ヌメアで対戦本番を迎えるフットサルチームやよさこい踊りのメンバーはとりわけ力が入っていたようだ。午後は午前中と打って変わって好天となったため、後部甲板でのクラブ活動を行った学生たちはみな真っ黒に日焼けして戻ってくる。夕食後には船上交流会のための打ち合わせが本格的に始まりプログラム内容について具体化し始めた。

消灯前のブリッジには思いのほかたくさんの学生が集まっていた。船内の動きが把握できるようになり,時間をうまく使えるようになったのかもしれない。靄がかかるすっきりしない夜空だったが、見慣れたオリオン座のまわりには数えきれないほどの星があることを実感させられる。シリウスは強く光り、流れ星にも遭遇。練習生から星座のレクチャーをうけ、いっそう星への興味を深めたようだ。それぞれ様々な思いを胸に、星空観測で一日を締めくくるという贅沢な体験をしている。

(団役員 仙谷 朋子)

■ 3月3日 1班のコメント

江尻 里奈(東海大学政治経済学部政治学科)

とうとうラバウルを出港し、残る寄港地もあと2つとなりました。喧騒のなかの日常から逸脱した世界は、想像をはるかに超えるものばかりで興味深く、異文化に対する興味の変化を感じました。まだまだ航海は続きますが、その中で自分は一人の人間としてどうあるべきなのかをさらに追及し確立していきたいと思いました。

鴈丸 知香(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

航海が始まり、早いものでもう2か国を回りました。寄港地では様々な場所を見学し、多くのことを考えさせられました。毎日の生活の中でだんだんと研修学生の仲も深まり、充実した毎日を送っています。今は船上交流会についての話し合いも始まり、良いものにするために準備に力を入れて頑張っています。

大内 優貴(東海大学教養学部芸術学科)

赤道祭を終えて、とうとう赤道を越えました。寄港地も二か国を訪問し終え、充実した毎日を送っています。今振り返ってみると、出港した日がはるか昔のように感じます。怒濤のように過ぎていく毎日の中で得られる貴重な体験は、新しい自分の発見させてくれる絶好の機会となり、自分を大きく成長させてくれました。残りの寄港地や、船内でのイベントでもさまざまなことに貪欲に挑戦していきたいです。

大田 瑞季(東海大学観光学部観光学科)

今日、ラバウルを出港しました。ラバウルには日本では見たことがない光景ばかりでたくさんの驚きがありました。もう4ヵ国のうち2ヵ国終わってしまったと思うととても早く感じます。船での生活には慣れてきて、とても楽しく充実した毎日を過ごせています。私は体調を崩すことが多いので、体調管理に気を付けながら残りの研修も頑張りたいです。

栗原 舞子(東海大学法学部法律学科)

今朝方、パプアニューギニア独立国のラバウルの港を出ました。日数は前回のパラオ共和国コロールと変わりませんでしたが、今回はアンケート形式で調査を行うという作業があったのでコロールの時とは違う緊張感を持ちながら下船しました。逆にコロールの時と同様に、ここは外国であって私達の祖国である日本ではないという、外国に来れば当たり前の事実に恐怖したり、自身の英語がどの程度通用するのかという自分自身に対する不安になったりもしていました。しかし、そんな私の緊張、恐怖、不安とは裏腹に現地の方達は温かく、アンケートにも快く答えてくれたばかりか、私の名前まで覚えて呼んでくれました。今回の研修を通して、月並みな表現かもしれませんが、私の中の「パプアニューギニア独立国の都市ラバウル」に対するイメージは下船前と今とでがらっと変わりました。加えて、自分にも少しだけ自身が持てたような気がします。寄港地研修だけに関わらず今までの海外研修航海を通して、私に足りなかったものはほんの少しの勇気だったと感じています。それは今でもまだ足りません。もしかしたら、十分だと言えるのは気が遠くなる程後のことになるのかもしれません。それでも、今回の現地研修のようにほんの少しの勇気を出すだけで世界が開けるのなら、私はその可能性に賭けてみたいです。残りの25日間で私がどこまで変わることができるのかは終わってみなければ分かりませんが、できる限りの努力をしたいと思います。明日からも頑張ります。

三島 愛莉(東海大学国際文化学部国際コミュニケーション学科)

ラバウルを出港しました。ラバウルは聞いていたよりも安全でした。街の人々も気さくで優しく、楽しく過ごすことができました。あんな穏やかな街で激しい戦争があったのだと再認識しました。出港なのでまた船酔いとの戦いです。頑張りたいです。 

ビーチで事前研修時に撮影した写真と同じポーズで撮影
ココポマーケットで調査中
現地の子供達と
移動中のバスの中で

カテゴリー:寄港地, 航海日誌