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航海日誌

3月7日

船時間 2013/03/07 12:00
日本時間 2013/03/07 10:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 27.0℃
風力 6
風向 SE
気温 27.4℃
気圧 1009.1h
風速 12.4m/sec
波高 3.5m

■ 3月7日 団役員コメント

今日も晴れてはいるものの波が高く、朝の点呼は学生食堂となりましたが、いつも同じ内容の体操が、猛練習中のよさこいソーランに。突然、音楽がスタートし、戸惑う研修学生もいましたが、最後は全員揃って決めのポーズ。

その後は、大塚団長より昨日の学部卒業生の発表に続き、短大の鈴木莉奈さんの卒業が発表されました。これで卒業を予定していた研修学生全員が、洋上での卒業式を迎えることができます。

午前中は、加藤団役員の外国語講座と私が担当した洋上講座が行われました。

昼食のデザートには、待ちに待った棒付きアイスが登場! 研修学生の中には「生きてて良かった~!」という声も聞こえるほどでした。さらに、当たりくじを引き、食事当番からもう1本アイスをもらうというハッピーな研修学生もいました。

午後は、寄港地調査発表が行われ、ヌメアの歴史、自然・環境、公用語のフランス語についてなど、しっかりと調査を進めていたと思える、とても分かりやすい発表でした。その後、入港前の大掃除を全員で行いました。

そして、19時から船上交流会準備と思っていた研修学生に、団役員からのサプライズ企画。「研修航海前半お疲れ様会&船上交流会成功祈念会」として、団役員がケーキを運び、研修学生全員に振る舞われました。これに加え、ヌメアで下船となる前半医師の今川団役員へ感謝の気持ちを全員で伝えました。

明日からの寄港地ヌメアでは、この航海のメインイベントとなるニューカレドニア大学訪問、船上交流会などが続きます。ここでまた研修団としての結束力が更に強くなるだろうと私自身とても楽しみでなりません。

(団役員 宮崎 葉子)

■ 3月7日 9班のコメント

荒渡 尚人(東海大学福岡短大国際文化学科)

研修航海も中盤に入り、船にも慣れ、友達もたくさんできて毎日楽しく暮らしています。パラオ、ラバウルと上陸するたびにどんどん楽しくなっています。船の中では団役員や先輩方の話を聞くことで将来の事などを考えさせられます。とてもいい刺激がもらえているなと感じます。明日はついに一番楽しみなヌメアにつきます。研修航海後半もまだまだ楽しみたいと思います。

宮野 紘太(東海大学政治経済学部政治学科)

今日が終わると、ちょうど研修の半分を過ごすことになる。二つの寄港地は、とても楽しく過ごすことができた。コロールでは屋台で食べ、現地の人々とも少し触れ合う経験ができた。ラバウルでは戦争の跡を見学したが、綺麗な景色がとても印象に残っていて、この地で争いを起こした事が本当に愚かなことだと思った。また、赤道祭では班でのダンスが三位になり、班の仲も一層良くなった。あのダンスに決めた事に何回も後悔したが、今ではやってよかったと思っている。さて、あすにはヌメアに到着する。わたしは寄港地調査と船上交流会の担当なので、忙しいとは思うが楽しみたい。

宇佐川 雄大(東海大学総合経営学部マネジメント学科)

船上生活にも慣れ、パラオ、パプアニューギニアと寄港地に寄り、研修をしていく中で、日々研修メンバーの皆との絆が一層深まっているように思う。パラオでは、世界遺産に登録されている珊瑚礁を見ながらシュノーケリングをしたり、市内で買い物や食事をしたりと充実した日々を過ごす事ができた。パプアニューギニアについては、国内の自然、人々の暮らす風景を見て、日本との文化の違いについて体感することができた。また、船内でのイベントとして赤道祭が行われた。班内の出し物としてダンスを踊り、赤道祭を盛り上げる事ができたので、一段と班員同士の絆が深まったと思う。今後は船上交流会や洋上卒業式などのイベントも控えているので、各イベントにも積極的に参加をしたい。また、明日から5日間ニューカレドニアに寄港するのでたくさんの思い出を作り、今後の大学生活に活かせるように様々な事を体験していきたいと思う。

菊地 練(東海大学海洋学部水産学科)

時が経つのはあっという間で、もうこの研修航海の半分が過ぎてしまった。9班の人は、始まった当初は部屋で過ごすことが多かったものの、赤道祭で踊ったのを期に、外に出て他の班の人とも仲良くし始めた。私が思うに、多分この9班はどのほかの班よりも仲良く、深い絆で結ばれていると思う。パラオを訪れた際は、現地の人たちの優しさ、寛大さに触れ、とても楽しくすごすことができた。パプアニューギニアでは現地の人々に日本語が全く通用しないという状況で、改めて自分の英会話力の低さに衝撃を受けた。一方で、言葉が通じなくても伝えようとする思いが大切であるとも感じた。また、ツアーガイドのフィリップと仲良くなり、フィリップ家族と一緒に写真を撮りマンゴーをもらうことができた。これからあと二カ国もとても楽しみである。

木谷 海人(東海大学国際文化学部地域創造学科)

赤道付近の穏やかな波との生活から一転し、2日程前から激しい揺れの中の生活を余儀なくされている。外は晴天、灼熱の太陽にも関わらず甲板に出られない船内生活は、とてももどかしい。前回のホームページ担当から2週間の間に、赤道祭とコロール、ラバウルへの寄港が終了し、今日が丁度研修日程の折り返しにあたる。船内での生活に慣れ、徐々に楽しさが増してきている。しかし、その気持ちとは裏腹に、早く日本へ帰りたいといった気持ちが少しずつ増している。9班は赤道祭での班別の出し物で3位となると共に、宮野紘太が赤道通過時間を当て一日船長となることが決まった。9班の班長として、ここまで班内に何の問題も起きず、仲良く過ごしていることは何よりも喜ばしいことだと感じている。明日から3つ目の寄港地であるニューカレドニアのヌメアに寄港する。この研修航海に参加した理由を思い返し、より良い経験をしたいと思う。

東條 瑞己(東海大学法学部法律学科)

今日でこの研修も半分が終わる。船での生活にも慣れ、楽しい生活を送れており、時間が過ぎるのもあっという間だ。自分が担当した赤道祭も皆の協力のおかげで成功を収めることができた。自分にとって初めての海外。寄港地を二つ回ったが、日本とは全く違う環境や文化に、自分の価値観というものが変わってしまいそうなくらい大きな衝撃を受けた。また、言葉が通じず、英会話を習得したいという気持ちがより高まった。明日からは3つ目の寄港地ヌメア。今までの寄港地とはまた違う環境を経験できると思う。今後も研修生全員で切磋琢磨しこの研修航海をより良いものにしたい。

杉山 航(東海大学観光学部観光学科)

3月7日の今日は、丁度研修の折り返しとなる日である。前回の日誌では、初の寄港地であるパラオのコロール入港前日だったが、早いもので、パラオのコロールの他に、パプアニューギニアのラバウル、そして明日にはニューカレドニアのヌメアに入港することになっている。パラオでは、透き通った海と真っ白な砂浜から元気を貰い、パプアニューギニアでは、日本とは全く違う空気感を持つ異文化を体験することができた。特にパプアニューギニアでは、小さな子供が商売をすることには心が痛んだが、子供の無邪気な笑顔は素敵なものだと感じる事ができた。研修航海も残り半分。貴重な経験を今後に生かせるように、残りの日数も班員や船員全員で思いっきり楽しみたいと思う。

 
(上・下)ラバウルの子どもたちと
赤道祭 9班集合写真☆
パプアニューギニア 伝統的なダンス
パプアニューギニア 木登り
パラオ オプショナルツアー

カテゴリー:航海日誌, 船上生活