3月20日
船時間 2013/03/20 12:00
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■ 3月20日 団役員コメント
本日も昨日と同様晴天となっています。起床前後には、若干揺れが大きいこともありましたが、研修学生は一人も欠けることなく点呼に出てきています。98名の若者たちが確実に逞しくなっていることを感じます。 午前中は第44回海外研修航海では最後となる洋上講座が実施されました。1件目は、福崎団役員による「おいしい水の話」というテーマについての講座でした。普段何気なく接している水の性質が科学的視点で明らかにされるとともに、未解明なことがまだ数多く残されているということが述べられていました。また、いろいろな硬度の水を実際に試飲し、味を比べるという試みもあり、研修学生は興味深く聴講しました。2件目は、今井団役員による「やりたいことの実現~20代の過ごし方~」というテーマでの講座でした。充実した大学卒業10年後を迎えるために、今何をなすべきなのか、ということについてお話し頂きました。意義と楽しみを持って行動することや地道に成果を積み重ねることの重要性がご自身の体験から具体的にとてもわかりやすく語られていました。 午後は、明日に迫った洋上卒業式・卒業生を送る会の準備やヤシの実クラフトに充てられました。 (団役員 森下達哉) |
■ 3月20日 9班のコメント
宇佐川 雄大(東海大学総合経営学部マネジメント学科) 赤道祭や船上交流会、スポーツ大会を経て海外研修航海も終盤に差し掛かり、日にちが経つにつれ班員だけではなく研修生全体の絆が創造されている。先日行われたスポーツ大会では、個々のパフォーマンスだけでなく組全体のパフォーマンスに重点を置き、組全体の能力を最大限発揮することが出来たと同時に記憶に残る行事となった。残り10日を切り、洋上卒業式やフェアウェルパーティーの行事を控えているが、精一杯行事に対して取り組み思い出を作るとともに1日1日を大切にして残り少ない研修航海を有意義に楽しめるように努力していきたい。 荒渡 尚人(東海大学福岡短大国際文化学科) 研修航海も終盤を迎えて次々とイベントも終わり、少し寂しくなってきました。みんなと仲良くなって最近は船酔いもしなくなり、毎日が最高に楽しいです。明日は4年生の卒業式で卒業式の係なので、いい卒業式にするために今は準備におわれています。残り少なくなり一日一日が思い出作りで忙しいです。残りの一週間ちょっと、もっともっといろんな人と話して楽しんでさらに自分のものにしていきたいと思います。 東條 瑞己(東海大学法学部法律学科) 研修航海もあと一週間ほどになり、皆と過ごす時間もあともう少しなのかと思うと寂しい。先日行われたスポーツ大会「バトルシップ望星丸」では、自分が副リーダーを担当した黄色チームが、見事なチームワークと結束力で、優勝をおさめることができた。スポーツを通して仲が深まるということを改めて実感した。明日は卒業式。皆で協力して素晴らしい式にしたい。残りの航海も、濃く良い思い出を作っていきたい。 杉山 航(東海大学観光学部観光学科) 研修航海も終盤に差し掛かり、皆との談笑も後1週間ほどしかできないと思うと、毎晩寂しい気持ちになる。寄港地の1つであるミクロネシアのコスラエに入港できなかったことは残念ではあったが、最終日まで98名全員で1人も欠けることなく清水に帰港できることはとても嬉しい。明日は洋上卒業式も控えているが、残り少ない研修航海を最後まで全力で楽しみ、素晴らしい経験値となるように努力していきたいと思う。 宮野 紘太(東海大学政治経済学部政治学科) コスラエに寄港することがなくなり、ヌメアを出港すると約二週間航海をし続けるという状況になって、とても辛い期間になってしまうと思っていた。しかし、その間にはスポーツ大会があり、出港から一週間程たった今も、とても楽しく過ごすことが出来ている。今後も、卒業式やフェアウェルパーティーなど楽しむことができそうだ。ヌメアでは、アメデ島ツアーや市内観光など、一般的な旅行に近い感覚で楽しむことができ、何よりも大きな体験は、ニューカレドニア大学への訪問や船上交流会で現地の方々と接したことだ。ほかにも、買い物する機会もあり、現地の様々な人々と接することができた。コスラエでそうした経験ができる機会はなくなってしまったが、今までの経験をしっかり報告書にまとめるなどこれからに生かしていく準備をしていきたい。 木谷 海人(東海大学国際文化学部地域創造学科) 今回の航海研修はハプニング続きなのだろうか。ヌメアに寄港中に、最終寄港地であるコスラエへの寄港が無くなったことを知らされる。最初はほとんどがヌメアに引き続きいられる嬉しさがあったかも知れないが、私としては、調査担当寄港地であったコスラエに寄港できないのは本当に残念で仕方がない。ヌメアから次は「寄港」ではなく、「帰港」になったのだ。残り一週間程で日本へ帰れる。北海道の家族や友人に会える嬉しさとは裏腹に、この研修航海で得た多くの友人との楽しい時間が減っていくことや、札幌校舎という遠い地に帰り、そう簡単には仲間に会えなくなることの寂しさ、悲しさが、日に日に増していることにも気付く。この一週間をどう過ごしても、帰港した後には悔いが残るかもしれないが、私なりに必死にたくさんの物を吸収していこうと思う。 菊地 練(東海大学海洋学部水産学科) もうすでに30日以上が過ぎてしまった。ヌメアに寄港してからというもの、なぜか時間が過ぎるのがあっというまで、とてもさみしい感じがする。最初の頃は早く時間が経たないのかと思っていたが、今は時がとまって欲しいとさえ思う。コスラエに寄港できないというハプニングはあったものの、ヌメアで2日間も長く過ごす事ができた。また、ヌメアではニューカレドニア大学訪問、船上交流会という大きなイベントの中でソーラン節を前に立って踊ることができ、とてもよい経験となった。残り一週間ほどしかないが、仲間と共に過ごす時間を大切にし、もっと交流を深め、一生付き合いのできるような関係を作っていきたい。 |
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