3/21日更新




 
情報提供:東海大学情報技術センター
     東海大学宇宙情報センター

【 トピックス 】

【 研修航海の目的 】

東海大学の海洋調査研修船「望星丸」を使用して海外の諸外国を訪問し、多様な自然や文化に触れることで、国際的な視野を獲得し、実体験に基づく世界観と人生観の確立を目指します。また、船内という限られた空間と環境の中での共同生活を通して、豊かな人間形成を図るものです。

【 研修航海のテーマ 】

「通訳抜きの対話:世界と、地球と、人と自分と」

今回、私たち団役員は皆で話し合った結果、左記のようなテーマを掲げることとしました。

「通訳抜きの」というのは「直接自分で」「自分の目で、耳で、足で、手で、肌で」見たり、聞いたり、出かけたり、触ったり、感じたり、ということを比喩的、象徴的に表現しました。実際には、例えばフランス語が話されているというニューカレドニアでは、フランス語の通訳が必要になるかもしれません。しかし、研修生たちのやる気・熱意は、洋上研修で身につけたフランス語がたとえ片言であっても、それをカバーして余りあるものだと信じています。

対話は、出会いから始まり理解の入り口です。42日間の旅を通じて私たちは多くのモノとコトに出会い、直接の経験を通して多くのことを学び、理解するでしょう。

「世界」は自分の外に広がるもの総てを意味しています。物理的なことに限らず、時間を超えた歴史や未来も、想像や思索の世界もあります。つまり人間の人文・社会科学的な所産へのアプローチを「世界と」と表現しました。

「地球と」は、自然科学的な見地から私たちの地球を眺めて、環境、特に海洋の環境や島嶼国の自然、気象、人口、資源などの問題に触れ、深く考える機会にしたいとの思いが込められています。

「人と自分と」は、常に人との関係において自分があるということです。ここでの人とは、航海を共にする仲間たちや渡航先で出会う人々に限りません。これまで歩んできた人生で出会った人たち、特に自分を育んでくれた親・家族・先生・友人たちをも含んでいます。そのような人々と自分の関係を振り返り、自分の生き方を見つめ直し、未来に広がる自分の進路を定めること。この航海がそういった深い思索の機会になるようにしたいという願いを込めています。

こうしてこのテーマについて改めて考えてみると、いささか欲張りすぎた嫌いがありますが、私たち役員と参加者は一致協力してこの旗を掲げて進みたいと思います。

【 学校法人東海大学 総長挨拶 】

「生涯の理想を求める船旅に」

 学校法人東海大学 総長
 松前 達郎

【 企画委員会委員長挨拶 】

「船旅ならではの体験で
  特別な“驚き”と“感動”を」

 学校法人東海大学 理事長・副総長
 松前 義昭

【 実行委員会委員長挨拶 】

「Bon Voyage!」

 東海大学 副学長
 海外研修航海実行委員会委員長
 吉川 直人

【 第48回海外研修航海 団長挨拶 】

「通訳抜きの対話:
  世界と、地球と、人と自分と」

 東海大学国際教育センター
 留学生支援教育部門 教授
 谷口 聡人

【 東海大学海洋調査研修船 望星丸 船長挨拶 】

「海と船と」

 東海大学海洋調査研修船
 望星丸  船長
 二見 洋

【 研修内容 】

研修には、事前研修、本研修(洋上研修、寄港地研修)があります。

事前研修とは、12月27日から3日間かけて行われる事前研修だけでなく、その後の本研修に向けた準備も含まれます。船内では限られた情報しか入手することができません。より良い研修とするために、事前研修では本研修が始まる前に準備をしておくべきもの、本研修が始まってからみんなで準備をするものについて検討し、計画を立て、情報収集および準備を進めてください。

本研修には、航海中に実施される洋上研修と各寄港地で実施される寄港地研修が含まれます。航海中、船内では様々な研修プログラムを準備しています。団役員からの講義もあれば、外国語講義も開講されます。また、皆さんが自発的に計画した研修を行うことも可能です。さらに、赤道祭や洋上卒業式といったイベントも用意されています。寄港地では、事前研修で調査を行ったことを現地で検証したり、大学交流を行ったりします。皆さんが自ら寄港地での研修計画を立案して研修を行うこともあります。

【 研修団紹介 】

海洋調査研修船 望星丸 要目表

【 主要寸法 】

全長
87.98m
幅(型)
12.80m
梁(型)
8.10m
総噸数(国際)
2,174噸
総噸数(本邦登録)
1,777噸
 

【 速力等 】

試運転最大
19.1ノット
試運転最大
15.0ノット
満載航海(片舷機運転)
12.0ノット
 

【 航続距離 】

両舷機運転
約7,500海里
片舷機運転
約12,100海里
 

【 資格 】

第一種船(国際航海旅客船)
 
 

【 船級 】

JGおよびNK (ID級耐氷構造)
 
 

【 乗船定員 】

(乗組員を含む)
合計 190名
 

【 機関部要目 】

主機関
立型4サイクル加給機、空気冷却機付 ディーゼル 2,500ps × 720rpm
 

2基
減速機
2基1軸・2段変速・嵌脱クラッチ組込型

1基
プロペラ
高スキュー・4翼可変ピッチ(3m径)

1基
発電装置 主ディーゼル発電機600KVA
2基
〃 主機駆動発電機600kVA
1基
〃 非常用発電機100KVA
1基
バウ・スラスター
可変ピッチプロペラ型・推力約5トン

1基
駆動電動機  300KW
1基
造水機 真空蒸発式(能力 25ton/day)
2基
 

【 救命装置 】

半閉囲型FRP製発動機付89人用救命艇
2隻
救命用重力型ヒンジ式ボートダビット
2隻 
複合型救助艇(ガソリン船外機付)6人用
2隻
救助艇用重力型ヒンジ式ボートダビット
2隻
第1種膨張式救命筏(25人用)
4台
 

【 防火消防装置 】

火災警報装置、射水消火装置、炭酸ガス消火装置、自動スプリンクラー装置、持運び消火器(泡、炭酸ガス)等
 

【 航海計器及び無線装置 】

磁気コンパス、ジャイロコンパス
各1組
GPS装置、ロランC
各1組
AIS(船舶自動識別装置)
1式
VDR(航海情報記録装置)
1式
SSAS(船舶保安警報装置)
1式
レーダー(ARPA付き)
2台
コースレコーダー
各1式
自動気象観測装置、音響測深機
各1式
 

【 ドップラログ 】

(対水速力の測定)
 
気象ファクシミリ
ナプテックス受信機(気象、航海、遭難 救助等の情報をプリンタで印字する)


1式
インマルサット
 
フリートBB
 
インマルF(電話、テレックス、ファックス等用)
1式
インマルC(テレックス専用)
 
EGC受信機(インマルサット衛星利用に よる<船-陸>間の警報メッセージ等用)

1式
MF/HF無線通信装置(800W)
 
緊急自動電話装置 (発信周波数 2,182kHZ)
1式
VHF無線電話装置
1式
双方向VHF無線電話装置
3個
衛星系EPIRB(自動離脱、浮遊しながら遭難信号を発信、船の識別符号の情報を送信)
2個
レーダートランスポンダ(9GHZ帯捜索救助用送受信装置)
2個
衛星テレビ受信装置、アマチュア無線装置
 
その他
 
 

(観測機器)

精密音響測深機(PDR12kHZ)地層探査機(SBP3.5kHZ)、 視聴覚設備、船内情報処理システム、流測計(ADCP)、水中切離装置、CTDOV、サーモサリノグラフ、純水製造装置、高精度塩分計、ヒートフロー、オートアナライザー、磁力探査装置、大気/海水炭酸ガス分析装置、衛星画像受画解析システム、マルチナローンシステム、その他
 

第48回海外研修航海は、2017年2月16日(木)から3月29日(水)までの42日間です。清水を出港して、小笠原諸島の父島、ミクロネシアのポンペイ、仏領ニューカレドニアのヌメア、パラオのマラカルに寄港して清水に戻るという、約8,460海里(約15,668km)の行程です。

2月15日(水) 望星丸に集合・宿泊
2月16日(木) 出港式:建学記念ホール・清水港出港
2月18日(土)-2月21日(火) 小笠原諸島 父島沖~二見港
2月27日(月)-2月28日(火) ミクロネシア連邦 ポンペイ港
3月 2日(木)頃 赤道通過(往路)
3月 7日(火)-3月10日(金) 仏領ニューカレドニア ヌメア港
3月16日(木)頃 赤道通過(復路)
3月19日(日)~3月22日(水) パラオ共和国 マラカル港
3月29日(水) 清水港入港 帰港式:建学記念ホール
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