航海日誌
研修学生・団役員による日々のお便り

航海日誌

3月29日ヌーンレポート

船時間 2017/03/29 12:00
日本時間 2017/03/29 12:00
天 候 晴れ
海水温度 15.0℃
風 力 6
風 向 西北西
気 温 12.6℃
気 圧 1005hPa
風 速 9.5m/s
波 高 3.0m

3月29日 航海日誌

団役員コメント

谷口聡人 団長

一昨日夕刻来、望星丸は駿河湾に入って接岸予定時刻を待っていました。富士の姿を再び仰ぎ見ながら、無事戻ってきたとの安堵感に浸り、望星丸で共に過ごした仲間たちと共有する最後の時間を愛おしみながら、一刻一刻を下船準備しながら過ごしておりました。テレビが映るようになり、画面を見ると雪山の映像。熱帯の島から一気にまだ冬の日本に戻ってきたことを実感しました。
やがて私達は帰港式の後、それぞれの所属キャンパスに戻っていきます。北海道へ、九州へ、神奈川へ、東京へ、静岡へ。
4年生は休む間もなく会社務めの日々が始まります。
私たち役員もまたすぐに新年度、新学期の慌ただしい業務に入ります。
42日間の濃くて熱い経験は私たちに何をもたらしてくれたのでしょう? 何がどれだけとは言えませんが、研修生は誰もみな確実にバージョンアップしています。ご家族の皆さんは彼、彼女の成長にすぐに気づかれることでしょう。
それぞれの人生に、Bon Voyage!


  • 1班集合写真(最後の夕日)

1班のレポート

岡部 由佳
(東海大学海洋学部 航海工学科航海学専攻)

長かったようでそれでいてあっという間だったこの海外研修航海。毎年この長期休暇をのんびりと過ごしていた春休みが、今年は一生の宝物になるような生活を過ごすことが出来ました。望星丸で、寄港地で体験した何もかもが生まれて初めての経験は自分を何倍をも成長させてくれました。1人暮らしをかれこれ3年間も続けていたためか研修生だけで103人という集団生活はそれだけで1つの小さな世界のように思えましたが、反対に寄港地では異なる文化と環境に世界の大きさを感じることが出来ました。この42日間の航海の経験を胸に今後の学生生活も頑張っていきたいです。陸に降りたらまず、帰るべき船をずっと待ってくれている家族や親戚へ真っ先に「ただいま」と伝えたいです。

渡部 珠世
(東海大学工学部 応用化学科)

ついに42日間の航海が終わってしまいました。楽しかったこと、つらかったこと、嬉しかったこと色々ありましたが42日間1班のみんなと一緒に航海できて本当に良かったです。今は本当にこの海外研修航海に参加して良かったと思います。ひとまず103名のみんなとはお別れですが、会おうと思えばこれからも会えるのであまり深刻に捉えないようにしたいです。次会うときは何倍も成長した姿をみんなに見せられるように何事にも一生懸命頑張りたいと思います。

横井 有希
(東海大学医療技術短期大学 看護学科)

42日間の旅、初めはこんなにあっという間に終わってしまうとは思いませんでした。人見知りの私は、班のメンバーとも仲良くなれるか心配だったけど、この航海で出会った人はみんな優しく親切で面白い人ばかりで、沢山の思い出が出来ました。また、日本全国から集まった様々な学部の人と交流したことで色々なことを学び、私自身も大きく成長することができました。48回の海外研修航海に参加できて、一生の友達に巡り合えて本当に良かったです。

林 瑞葵
(東海大学教養学部 人間環境学科社会環境課程)

振り返ればあっという間の42日間でした。船の中は素敵な人達でいっぱいでたくさんの刺激と思い出をもらいました。出港前に目標としていた楽しい思い出が詰まった一生忘れられない42日間になりました!この研修航海で参加したこと感じたことをこれからの大学生活で自分を成長させる力にしたいと思います。42日間楽しい時間を一緒に過ごしてくれた48回の研修生、1班のみんな、団役員の方々、参加を許し日本で待っていてくれる家族や友人に感謝したいです。ありがとうございました!また会いましょう!

川又 萌
(東海大学観光学部 観光学科)

長かったようで短い航海が終わってしまいました。この航海を通して学んだことを忘れずに、これからの大学生活に役立てたいです。また、この航海研修で出会った仲間を大切にしたいです。この研修を支えてくれた団役員の先生、乗組員のみなさん、練習生はもちろん、参加することを許可してくれた両親に感謝します。そしてなによりも、42日間同じ部屋で色々な時間を共有した班のみんなに感謝します。1班のみんな大好きです、ありがとう。

谷地 亜祐佳
(東海大学農学部 バイオサイエンス学科)

42日間の航海がもうすぐ終わろうとしています。あと少しで今回出会ったみんなとのお別れの時が来ると思うと本当に辛いです。1班のみんなとは、103人の研修生の中でも一番長い時間を一緒に過ごしてきました。毎日楽しい時間をくれた、優しくて元気な班のみんなに感謝したいです。これから元の生活に戻りますが、この研修航海で感じたことを忘れず、今後の生活に反映していきたいです。

原田 美寧
(東海大学海洋学部 水産学科生物生産学専攻)

あっという間に42日間の航海が終わりました。みんなとはお別れじゃないけれど、望星丸で過ごした日々とは明日でお別れです。次に乗船するときは部屋にもう1班のみんながいないと思うととてもつらいです。こんな一生ものの思い出を作り上げてくれた班員、団役員の先生や船員さん、そして両親に心から感謝を伝えたいです。身支度をしたら荷物が出港の時の半分になっていて今すごく嬉しいです。これからも自分のフットワークの軽さを武器に社会で生きていきたいです。

後田 真里
(東海大学観光学部 観光学科)

ついに42日間の航海が終わりました。頑張れたこと、悔しかったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと様々な感情が一気に私を襲っています。この48回のメンバーに出会えたことは私の宝物です。みんなで眺めた大海原をずっと忘れません。そして、下船しても、常に好奇心を胸に人生という航海を続けたいです。

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