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航海後記
5班

大槻未来(清水キャンパス・海洋学部海洋生物学科・1年)
この海外研修航海で得たものは何ですか
リーダーシップの在り方について考えさせられました。リーダーはただぼんやりと代表をやっているのではだめで、班は班長次第で大きく変わるのだから、その自覚をもち、班をまとめていかなければならないと強く感じました。班長が楽しく笑顔であれば班も楽しいし、班長が優しければ班員にも自ずと優しさが生まれると思います。私は考えただけですので実際にやってみないとわかりませんが、「リ—ダーとは何か」の答えを得られたような気がします。

帰港後の生活における新たな決意(「こうしたい」、「こうなりたい」という決意)を教えてください
まず、将来、海洋の研究者になりたいという思いが再熱しました。すっかり海の魅力に取りつかれてしまったと思います。また、学生生活での集団活動も、来る前は色々あり嫌だったのですが、もうすこしがんばってみようか、ここでやめるのは逃げだなという気持ちが沸き上がってきました。自分が、がんばればがんばるほど自分に返ってくるんだと学びました。


飯森祥子(湘南キャンパス・工学部精密工学科・1年)
この海外研修航海で得たものは何ですか
この船の上の生活を通して、自然のすばらしさ、また厳しさを体感すると共に日本以外の国々の文化や歴史に触れることができました。そして、ここに集まった97名の研修生、また練習生や団役員、乗組員の方々と出会い、50日間を通して様々なことを語り合えたことで得たことは大きいです。一人ひとりが個性的で、しっかりとした考えや夢を持っていました。また自分にはないものをもっていたり、自分とは違うことを学んでいたり趣味としていました。そういう人達と関わっていくなかで、自分自身の人生を振り返ると同時に、また新たな目標や夢、挑戦したいことなどが見つかりました。

帰港後の生活における新たな決意(「こうしたい」、「こうなりたい」という決意)を教えてください
大学に入って、とにかく色々なことに挑戦し、色々な人々と関わりたいと思っていました。しかしながら案外世界は狭く、毎日やることをとりあえずこなすような感じになっていました。この船に乗った今、陸での生活で毎日のようにやっている部活を一生懸命にこなし、自分の将来の夢のためにもしっかりと学び、そしてこの船の上で自分が欠如していると思った部分を少しでもなくしていきたいと思います。この船上で尊敬できる人々が沢山いたので、その人達のようになれるように。また3年後には乗船して自分がどれ程成長したかを試す機会にしたいと感じています。


稲葉菜月(沼津キャンパス・開発工学部医用生体工学科・3年)
この海外研修航海で得たものは何ですか
この研修航海で得たものは、日本とは違った環境下におかれることで自分が今まで狭い視野でしか物事を見ていなかったことに気付かされました。1番印象にのこったのはコミュニケーションです。学校の英語授業で、将来使えれば便利になると言われてきましたが、あまり実感が持てず、軽々しい気持ちでいました。しかし、海外にきてから、自分の英語力がこれほどまでに低いと実感できたときは本気で日本に帰ったら、次、海外にいく機会ができる時までに語学力を養いたいと思いました。

帰港後の生活における新たな決意(「こうしたい」、「こうなりたい」という決意)を教えてください
50日間の日々の中で普段とは異なった生活(集団行動)を行うことで思ったことは、社会にでてから集団行動の大切さを今多少なりともできて自分に足りなかった事柄を知ることができた。1人では何もできないが、みんなが決められたルールを守り、行動を共にすることで変われることが改めて理解できた。このことを踏まえて帰港後は、決められたルールを守ることはもちろんのこと、周りの状況を判断する観察力などの集団行動における大切なことを身につけていきたいです。


藤里麻希子(福岡短期大学・情報処理学科・1年)
この海外研修航海で得たものは何ですか
私が得たものは、思いやり、コミュニケーション、積極さの大切さです。この研修航海では、自分自身や仲間の良い所・悪い所たくさん見えました。だけど、それも個性であって否定するのではなく受け入れ合う事によって、はじめて共同生活が上手くいくのだと思いました。そして人との出会いと別れはいつくるか分からないうことです。だからこそ、1日1日を大事に過ごし、伝えたいことはきちんと伝えるということを改めて学びました。この研修航海では多くの事を学び、一つ一つの体験の中に感動や発見がありました。事前研修の時は全然知らない他人だった。だけど、この航海を通して家族みたいに思えるくらいの最高で大切な仲間に出逢えて本当に幸せです。心からこの旅に参加して良かったと思いました。

帰港後の生活における新たな決意(「こうしたい」、「こうなりたい」という決意)を教えてください
私は短大のため、就職か編入するかを決めなければならない時期です。自分は心理学や福祉関係に興味があり、将来はそのような仕事に携わっていきたいと考えています。そのために、少しでも多くの資格を取得するということ、幅広い人たちと関わっていけるように語学の勉強をし、たくさんの図書を読んで知識を増やし、積極的に人に話しかけていくということです。船の上という限られた場所だからこそ、自分自身を見つめ向き合うことが出来たし、明確な目標も見つけることが出来ました。


石澤あやの(湘南キャンパス・工学部生命化学科・2年)
この海外研修航海で得たものは何ですか
言葉が通じなくても、音楽を通してつながることができると、強く感じることができた研修でした。船上交流会で日本舞踊を雅楽に合わせて踊った時、会場の空気ががらりと変わったことや、ツバルで現地の人々にソーラン節を教えたことなど、舞踊や音楽を通して何か感じ合えるものがあったと思いました。それは、踊り手にとって大変嬉しいことです。 また、50日間の船内生活で、何でも話せて、一生付き合える友人が沢山できたことです。家族のように理解し合える友人は、この研修でなければ出会えなかったと思うと参加して良かったと心から思います。

帰港後の生活における新たな決意(「こうしたい」、「こうなりたい」という決意)を教えてください
船上交流会で日本舞踊を踊ってみて、雰囲気的な部分では何か感じていただけたと思いますが、この演舞を通して自分自身の技術の未熟さや、表現力の無さを強く感じました。帰国後は、今まで以上に稽古にはげみ、日本文化伝承に少しでも貢献できたらと思います。 また、生活面においては、より相手を理解する為に、コミュニケーション力を身につけたいと思います。


庄司愛(湘南キャンパス・文学部広報メディア学科・2年)
この海外研修航海で得たものは何ですか
この海外研修航海で得たもの、それは沢山の方々との出会いであると思う。寄港地では、言葉が通じない。しかしなんとかコミュニケーションを取ろうと相手に思いを伝えた。その思いが伝わった時、国籍を超えて新たな出会いを生む事が出来たと思う。また、友人という存在も自分自身の中で大きいと思う。共に感動し、共に笑い合い、時にはぶつかり合った。この研修航海で出会えた友人達は、一生涯の宝物であり、一生つながっていたい存在であると思う。数多くの人々と出会う機会を与えてくれたこの研修航海に感謝!!

帰港後の生活における新たな決意(「こうしたい」、「こうなりたい」という決意)を教えてください
この海外研修航海で学んだ事を、楽しかっただけで終わらせてはいけないと思う。船内という限られた空間で得た協調性や積極性など、今まで自分自身にかけていたものを身に付ける事が出来た。その身に付いたものを、これからの生活、そして人生へと生かしていく事で、この研修航海としての意義を達成出来るのではないかと思う。