トップ航海後記|12班

航海後記
12班
金澤 賢一(東海大学体育学部体育学科)
この海外研修で得たもの
マジュロやフナフティの人々の、笑顔を見ていて、自分たちの国があと何年後かには沈む運命にあることを知っていて全然ネガティブな気持ちではないのだなと感じた。そこで私は、帰る家があり、待っていてくれている家族がいて、何も不自由なく暮らしているのに何を悩んでいるのかとバカらしくなった。この海外研修航海で私は、心に固い意志を得たと思う。
帰港後の生活における新たな決意
英語を今以上に勉強して、コミュニケーションを取りたい。そして日本を飛び越えて、世界に目を向けて物事を考えていきたいと思う。そうすることで、望星丸に乗った意味が初めてあると思う。


針替 伸拓(東海大学工学部材料科学科)
この海外研修で得たもの
水の大切さを。日本にいる時はあまり気にしていなかったけれど、水の量が限られた時に、シャワーを浴びることもできず、洗濯もできない日が続いた。船に乗って初めてシャワーを浴びられた時に水の大切さを知り、今まで自分がどれほど水を無駄にしていたか考えさせられた。このことから、船から下りても、水だけでなく何に対しても節約を心がけていこうと思った。
帰港後の生活における新たな決意
今まで以上に人と話をしていきたい。船の中で、分野の異なる人たちと話をした時に、自分とは異なる価値観に触れることができ、今までの自分では考えることができなかった方向から考えられるようになった。また、自分とは合わないだろうと思っていた人でも、話してみるとそんなことはなく、自分から壁を作っていた。なので、船から下りたら、自分の殻に閉じこもらず、もっと多くの人と話をしていきたい。


長岡 央樹(東海大学工学部土木工学科)
この海外研修で得たもの
船という限られた空間の中で44日間仲間と一緒に過ごして、協調性を一番高めることができたと思う。また、日本で当たり前のように使っていた水を、船では制限されていたので、水の大切さを知ることができた。あと、色んな寄港地を回ることによって、今、世界で問題とされている環境問題について、自分の目で見ることができて、今後の生活に大きくプラスになったと思う。
帰港後の生活における新たな決意
この船の中で得た協調性を生かして、色んなイベントに参加して、色んな人ともっと知り合いになろうと思った。あと、友達などに、私達が見てきた国の環境問題を伝えることによって、もっと環境問題について考えてもらおうと思った。


大貫 裕志(東海大学海洋学部海洋資源学科)
この海外研修で得たもの
この航海で得たものは2つあり、1つはこの研修航海中に知り合うことができた、大切な仲間達です。数ヶ月前までは、互いの存在すら知らなかったのに、今では仲良く話ができている。この事自体がとても不思議で、かけがえのないものだと思う。もう1つは、人を見る目です。人間の観察というのは面白いものだと感じた。
帰港後の生活における新たな決意
この研修で得ることのでき色々な経験や知識を生かして、今後の大学生としての生活に生かしていきたいと考える。


浅野 洋一(東海大学政治経済学部政治学科)
この海外研修で得たもの
人を見極めて活用する力です。副学生長というポジションを活用し、なるべくたくさんの人と接し、その人の性格・能力・志向を掴み、適応する役割をお願いしました。例えば、冷静に論理的な意見を話せる人がいるならば、私が考えている事柄が外れていないか考えてもらうことや、食事当番について知識や経験がある学生にその会議に参加してもらうこと。逆に、責任感のあまり高くなかった学生を責任者の立場にし、副責任者にしっかりした人材を登用することなどです。最初のタイトルは大げさかもしれませんが、たくさんの人と接し、その人をできるだけ否定せず、各々のカラーをうまく出せるように気をつけました。
帰港後の生活における新たな決意
背景を含めしっかりと状況説明をし、納得してもらう力を身につけたいと思いました。副学生長や調査の責任者という立場から、全体に仕切る場面が多くありました。そこでは、なぜ必要なのか背景を含めしっかりと説明し、納得してもらわなければ物事はうまく進行しません。そのことを強く感じたのは以下の出来事によります。学生長・副学長間の話し合いの中で決定したことを割り振るセクションの議題として、私が伝達役になりました。そして会議の時間、私は決定事項のみ伝えることに留めてしまいました。結果、学生長達とじっくり話し合った事柄が生かされることなく、決定事項のみが審議され、こちらの意向がうまく伝わらないまま、終わってしまいました。以上の反省から、背景を含めしっかりと説明し、納得してもらう力が必要であると感じました。


山西 秀明(東海大学海洋学部海洋文明学科)
この海外研修で得たもの
この海外研修航海で得たものは、かけがえのない仲間と、貴重な経験です。海洋文明学科では、太平洋の島々のことを学んでいた。そのため、今回の寄港地に関する予備知識があったので、見るべきところを見られたと思います。そして数多くの貴重な経験が出来ました。44日間の航海中、寄港しているのはわずかであり、ほとんどは船上生活です。91名が44日間を共にする。しかも船上生活というのは、二度と経験できないでしょう。船上生活でも様々な経験をしました。そうして育まれた絆は強いものになっていると感じています。
帰港後の生活における新たな決意
44日間の航海を通して、水の大切さ、ゴミ問題、共同生活など様々なことを学んだ。それらのことは、今後の生活に活かしていきたいと思います。また、各寄港地で学んだことや、プレゼンテーション、行事などの作業を通じて身につけたスキルは、今後の大学生活にも活かしていきたいと思います。そして、この航海で得た仲間とは、今後とも良好な関係を続けていきたいと思います。


汪 昊達(東海大学開発工学研究科生物工学専攻)
この海外研修で得たもの
第39回海外研修航海は、南太平洋の5つの島国を巡った。現地の文化、生活を学ぶと同時に、現地の人々と交流して、自分の新しい世界観、人生観も確立した。団長から提案した4つのキーワード「理解」と「協力」、「役割」と「責任」を理解しました。みんなとの共同生活で、人間関係の形成と、協力して行事を成功させることができました。
帰港後の生活における新たな決意
帰港後は自分の目標を目指して、頑張りたいと思います。人間は1人じゃない。大学時代も社会に入る時も人間関係は大事なことですから、人と人との出会いを、大事にしていきたい。そして、社会にいろいろ貢献していきたい。自分の力は小さいけど、ゴミ分類、地球温暖化の防止など自分からちゃんとやって、みんなと協力すれば、できることだと思う。


































 

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