望星丸の進行方向遠方に最初の寄港地パラオが見え、研修学生達から歓喜の声があがりました。

午前中には甲板で救急救命法講習が行われ、団役員の医師と看護師の指導のもと熱心に取り組む学生の姿が見られました。本日をもって全ての班が基本的な技術の学習を修了したこととなります。午後は明日からの研修に向け、パラオに関する事前調査の発表が担当班より行われました。歴史や文化、言語、観光物資等いくつかの分野ごとに分かりやすくまとめられた完成度の高い発表は、研修学生はもちろん団役員にとっても、大変参考になりました。

その後、パラオ入港に向けて大掃除を実施。乗組員の方や航海学科航海専攻練習学生の指導を受けながら、いつもより丁寧に清掃を行いました。特に甲板掃除は大変でしたが、「一等航海士の野陳さんが清掃方法とともに甲板掃除の歴史についてお話をしてくださり、とても勉強になった。楽しかった。」との感想を研修生から聞くことができました。

初めての経験が多く、大変だと思うこともありますが、皆で協力しながら充実した時間を過ごしています。

（団役員　礒部　友紀恵）

新妻　美保（東海大学工学部電気電子工学科）

今日は、本当に暑い。午後から後部デッキを大掃除。慣れないブラシを持って一生懸命に掃除、みんな汗だくでした。船酔いもせず元気いっぱい。

緒方　知成（東海大学農学部応用植物科学科）

船での生活にも慣れてきた。疲れなどで体調を崩す学生も少々出てきたので体調管理には十分に気をつけていこうと思う。明日はパラオに入国なので思いっきり楽しみたいと思う。

前田　大輝（東海大学工学部動力機械工学科）

ここ最近、とても暑い日々が続いています。今日は、大掃除で後部デッキをスチールたわしを使って掃除をしました。暑くてきつかったが、貴重な経験でした。今は、船にもなれて毎日が楽しいし、超元気です。

大浦　優一（東海大学政治経済学部経済学科）

毎朝六時に起きる生活にも少しずつ慣れてきました。今日は、強い日差しが降り注ぐなか後部デッキをスチールたわしで磨きました。明日は、いよいよパラオに入国です。とても楽しみです。

伊藤　雅人（東海大学健康科学部看護学科）

日本を離れてはや六日目。何度も船酔いをしながら、本日パラオの陸が見えた時は感動した。初めての海外なので、明日のパラオの入国が待ち遠しい。

梶田　聡史（東海大学理学部物理学科）

今日になってパラオが見えた。風が生暖かい。日中は日差しが強くて暑い。後部デッキの大掃除はキツかった。明日、筋肉痛かも。明日上陸か、パラオの人はコウモリを食べるらしい。

山崎　貴良（東海大学海洋学部水産学科）

海外研修が始まって、だんだんと船にも慣れてきました。そんな中パラオを目の前にしてデッキで大掃除。暑い、暑い、暑い。しかも、大掃除の内容がすごくハードでした。終了したときには、膝が真っ黒になっていました。許可をもらった早めのお風呂は最高でした。