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船時間 2001/03/05 12:00 日本時間 2001/03/06 07:30
天候 |
bc(晴れ) |
風力 |
2 |
気温 |
29℃ |
雲量 |
7 |
風速 |
2m/sec |
海水温度 |
29.2℃ |
風向 |
ESE |
気圧 |
1011h |
湿度 |
76% |
有義波高 |
4m |
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船長のコメント |
(マンガン団塊):クック諸島海域を東航中。5〜6年前ラロトンガ島に入港時、共同調査を依頼された事がある。この海域の海底にはマンガン団塊が広く分布している。マンガンと鉄の酸化物からなり、ニッケル、銅、コバルト等の有用金属を数パーセント含む。(1965年、米国ジョンメロ氏は全海底に約一兆トン、陸上の10万倍の埋蔵量と発表。)成因等の純学問から離れ、各国の利権争いに移りつつある。将来国際海洋法会議は大荒れになるであろう。
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団長のコメント |
3月4日 団長のコメント
朝方は少々曇っていたものの日中には晴れ、午後3時には気温32度になりました。波の高さは2mと比較的穏やかで気持ちの良い一日でした。本日は日程を一部変更し、一日フリータイムとしました。研修生たちは、すっかり船の生活に慣れ余裕すら感じられるようになってきています。役割分担内容の要項も解ってきたせいか手際の良さが生活のあちらこちらで窺え、頼もしささえ感じられる今日この頃です。
しかしながら、船内生活は全く違った環境です。全日程の約3分の1が過ぎようとしているこの時期、個人差はあるにしてもかなり疲労が蓄積されていることが考えられます。団役員の統一見解は、今こそ研修生に必要なことはのんびりゆったり過ごす時間だと考えました。そこで、本日から3日間予定を一部変更し、のんびりタイム(フリータイム)を設けることにしました。
ちなみに、本日の研修生の過ごし方をあげますと、ギター伴奏に合わせて合唱、列になって汗を拭きふき甲板を20周も歩いたパワー全開のグループ、チェスやトランプ、のんびり甲板でお昼寝、コバルトブルーの波を見つめながら友と語る、ベットに潜り込んで一日中グースカ、次の寄港地タヒチで行う船上パーティーの準備に時間を費やしたグループなど、その過ごし方は様々でした。大海原の真ん中に望星丸に乗って浮かんでいるこの時、日常とは違う何かを感じ取って欲しい、そんな想いがふくらみます。
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3月4日 4班当直日誌より(1) |
甲斐田 純一 (東海大学工学部電気工学科)
ミクロネシアのポンペイやツバルのフナフチでは、車のほとんどが日本車でビックリ!特に教習所の車(法隆寺教習所とか)が多くて面白かった。次の島はタヒチだー。これからもこの旅でいろいろな事を学んでいい男になるぞ。
岡野 匠 (東海大学理学部数学科)
刻の“あや”に戸惑いながら次の寄港地タヒチへ向かう。タヒチまでに予備調査発表、船上パーティー準備、食事当番など、課された仕事が多く、忙しくて疲れも癒せないが、俺達4班は“ここが勝負どころ”と頑張っている。
渡邉 拓見 (東海大学海洋学部水産学科)
第3の陸(おか)タヒチを前にして上記の岡野くんのような忙しさの中で楽しい時も過ごしている。留学生との会話は楽しく、会話を目撃された日は班員に「外人キラー」(何故?)と呼ばれるのでキラーとして生きようかな。
林 雄二郎 (東海大学政治経済学部政治学科)
もうすぐでタヒチについて航海も半分が過ぎます。毎日、お酒が飲めて楽しくすごしております。今日もおいしいお酒が飲めるといいなーと思うのです。
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3月4日 4班当直日誌より(2) |
広川 優 (東海大学政治経済学部経済学科)
この船旅もようやく半分が過ぎようとしています。速いようで遅いような・・・。ちょっと日本が恋しいみたいな、まあ、一生一度しかできないこの船旅を有意義に過ごそうと思う今日この頃・・・。
高見 亮太 (東海大学海洋学部海洋土木工学科)
赤道辺りでは風邪を引いてしまい何も出来ない日々があったが、今はまた復活したので早く次の陸地に上陸したい今日この頃。とにかくダイビングを早くやりたいしだいです。
菱田 知 (東海大学理学部化学科)
「えっ!もう半分!?」っていう感じに過ぎていく日々の中、少しあせりを感じています。初心にかえってまた今日からガンバローっと!軽く日焼けもして、体調はいいです。もっと筋肉つけたいなぁ・・。
伊藤 聡 (東海大学医学部医学科)
約二週間が過ぎた。日に日に楽しくなってきている。それと同時に、残り少なくなっていく旅の時間を惜しんでいる今日このごろ。
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