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船時間 2001/03/16 12:00 日本時間 2001/03/17 08:00
天候 |
bc(晴れ) |
風力 |
4 |
気温 |
29.6℃ |
雲量 |
7 |
風速 |
7.5m/sec |
海水温度 |
29.4℃ |
風向 |
NE |
気圧 |
1010.7h |
湿度 |
76% |
有義波高 |
3m |
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船長のコメント |
(ラグビー):本日の洋上講座は「ラグビー」だった。団役員に大学ラグビーのコーチだった方や、学生の中に経験者だった方や、昨年全国高校ラグビー優勝の仰星高校のメンバーだった方が説明してくれた。船尾甲板でパスやスクラムの実技指導があった。今後がっちりスクラムを組んで行こうと激励があった。南太平洋の青空にボールが舞い上がった。
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団長のコメント |
3月15日 団長のコメント
ボラボラ島を出港してから2日たちました。昨日のフリータイムでのんびり過ごした我々研修団員は、すっかり南の島の時の流れになれてしまったようです。今日もゆっくりと、しかし充実した一日が過ぎていきました。
今日は午前中に湘南校舎文学部の小沢君による特別発表と洋上講座が行われました。この発表は出港前に申し出がなされていたものですが、浮世絵に強い関心を持つ発表者がその魅力について熱烈に語ると同時に、自分の体験を元に人生の価値を問いかけ、聴衆の心を強く動かす内容でありました。そういえば今回の学生諸君は、自分なりの問題意識と特技を持った者が多いようです。小沢君だけではなく、コンピューターのスペシャリスト、海洋生物に詳しい学生、イラストや楽器の得意な者、武道をたしなむ者、ライフセーバーやダイビングのインストラクターなど、教壇からは見えない個性を遺憾なく発揮しています。このような発見も長く一緒に旅をしている成果だといえましょう。
また続いて行われた洋上講座は留学生による発表でありました。ロシアのイリヤ君とアントン君、韓国の曺さんが自分の国の紹介を行い、また中国の富さんが自国の海の歌を披露してくれました。学生達からは、政治・国際情勢に関するシリアスな問題から、料理や生活に関する気軽な話題に関して様々な質問が提出されました。
午後からはフリータイムとなり、団員は次回のイベントに備えたり、仲間と語らったり、思い思いの時をすごしました。今はすっかり暗くなっております。好天に恵まれ雨もなく、ここ数日の星空はすばらしいものであります。特別許可が出て、甲板に出られる時間が延長となりました。この美しい星空を満喫させようという船側の粋な計らいであります。団員達は南十字星と満天の星に声もなく、寝転んでこの至福の時を味わっています。この光景は永遠に私達の胸に焼きつくでありましょう。
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3月15日 1班当直日誌より(1) |
渡邉 健司 (東海大学教養学部生活学科)
椰子の実クラブに入部した。昨日から作り始めたが、一生懸命削ったのでもうかなりすべすべ。明日、明後日には完成の予定。椰子の実クラブもずいぶん人が増えた。
今日も星が綺麗だった。流れ星も何個か流れていた。ミールの落下も見れるかな?
佐野 公洋 (東海大学工学部土木工学科)
タヒチ・モーレア・ボラボラの1週間の陸生活が終わり、残す島はマジュロのみ。マジュロまで後1週間。また船酔いの日々が続く。研修も残りわずかだから、そろそろ船酔いに慣れてもいいのに・・・。陸を思いながら星を眺めて寝よ。
田中 鉄平 (東海大学法学部法律学科)
早いもので出航から1ヶ月が過ぎ、いよいよ最後の寄港地マジュロである。私は、この研修航海で成長したのだろうか?それは私にはわからない。しかし、一つ言える事は自分がとても小さな人間だということに気づいたことである。残りの航海でどれだけ大きくなれるだろうか・・・。
脇 典嗣 (東海大学工学部電子工学科)
今日は天文クラブで星座について語り合いました。中にはかなり詳しい人もいてかなり勉強にもなるし、興味も湧いてきました。今後の活動が楽しみです。
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3月15日 1班当直日誌より(2) |
相川 智昭 (東海大学開発工学部情報通信工学科)
13日に体重を計った。なんと60キロだった。船の生活でやせるとばかり思っていたが、5キロも太ってしまった。自分の夢でもあった60キロという数字だが、ここまであっという間にかなってしまうと、うれしい反面悲しいです。
松本 裕基 (東海大学海洋学部水産学科)
旅も半分以上を経過し、ボラボラでの夢のようなバカンスも終わって残る寄港地もマジュロだけになった。今日はそんな中をまったり、のんびりすごした。疲れも取れたしこれから星を見にいってきまーす。
小田 智 (東海大学工学部動力機械工学科)
今日午前中、自分達と同じ研修生から「浮世絵」に関する熱いお話と、留学生が自分達の国について話してくれた。午後はフリータイム。寝ている人もいたけれど、起きて元気にはしゃいでいる人もいた。
吉田 孝輝 (東海大学海洋学部水産学科)
研修航海も折り返し地点を過ぎ、後半へとさしかかったが、僕は大きな病気もなく怪我もなくまだまだ元気!このままマジュロまで行くぞー。P.Sおでこのデキモノが治ってきました。
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