行事(行事でさがす)
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船時間 2001/03/15 12:00
日本時間 2001/03/16 07:30
天候  bc(晴れ)
風力  4
気温  30.4℃
雲量  4
風速  6.6m/sec
海水温度  29.5℃
風向  E
気圧  1011.2h
湿度  76%
有義波高  3m
 
船長のコメント
 (Ciguatera):先日、仏・ポリネシア大学の若手教員の船内講義があった。題目は(Ciguatera.シガテラ)。海水中に含まれる有害な微生物で、植物プランクトン⇒動物プランクトン⇒魚⇒人間という食物連鎖の中で最終的に人間に害を与える。ムルロア環礁の核実験も遠因の一つ?中止を求めた。今度は空から「ミール」が落ちてくる。

団長のコメント
 6時に起床して朝のルーティーンをこなした後は、本日は終日「フリーデイ」である。昨日までの研修の疲労が学生達の間に感じられるので、この「フリーデイ」のタイミングは真に絶妙であると思う。学生室や甲板で、思い思いの姿で、音楽を聴いたり友人と語らい会うリラックスした時の流れの中で、ゆっくりと学生達の疲労が癒されていくことだろう。

 昨晩は、とりわけ天上の星が美しく輝いていた。通常は夜8時以降はデッキへ出ることを禁じられているのだが、役員の先生方からの美しい星を学生に見せてやりたいという願いが乗組員の方々に理解されて、8時以降もそれができるようになった。

 本日はあいにくやや曇っているが、晴天の夜に光を落とした暗い後部甲板に仰向けに寝そべると、日本では経験したことのないような膨大な数の眩い星の光が我が身全体に降ってくる。ほぼ望星丸の進行方向に沿って広がる美しい大小の宝石を撒いたミルキーウェーが、あたかも我々の航海の行く手を先導してくれているようだ。何百年か何万年かは分からないけれど、気の遠くなるような古の時にあの数々の星達の元を出発した光が、静かなエンジン音を残して進んでいくこの望星丸に気の遠くなるように長い旅の末に届いているのだと考えてみると、我々が確かにかけがえのないこの未知の宇宙の一部であることが実感されるとともに、自己の存在、そして他者との葛藤を含む生活上の悩みや苦しみがいかに小さなものであるかという思いに至る。広大な大海に希望と歓びを託して出立したこの旅が、南十字星の形のように、たった今銀河と直交している。だから我々は、この海と空と人間と船の十字クロスの真中で、遥かなる宇宙から届く豊穣な光の戯れと大海原の鼓動に包まれて育つ「マンタ」(付近の海域で見られるエイの一種)のように、些事にかまけることなくゆったりとかつ堂々たる姿で、この研修航海を進めたいと思う。

3月14日 14班当直日誌より(1)
楢山 幸 (東海大学健康科学部社会福祉学科)
 家族のみんな見ていますか?私は楽しい毎日を送っています。そちらへ着く頃には、私は真っ黒に日焼けしている事と思います。♪海は広いな大きい〜なぁ〜♪海を見ていればぜ〜んぜん飽きない生活です!!

前田 恵 (東海大学政治経済学部経営学科)
 5つの島を巡り、残り1つになってしまいました。それぞれの島で普段できないたくさんのことを経験しました。
 1つの海なのにたくさんの青があって感動です!!

山際 愛 (東海大学工学部応用物理学科)
 昨日までボラボラにいたのが夢の様です。あっという間の2泊3日。もっと居たかったのが本音です。今まで行った島の中で1番海がきれいでした。初めて間近で熱帯魚を見て感激しました。

安田 真希 (東海大学海洋学部海洋科学科)
 ボラボラ最高!海が心にしみるようだった。ずっとこんな海に行ってみたいと思っていた。友達に「沖に出過ぎ」といわれたけど風をきって進むウィンドサーフィンは気持ち良かった。進みながら魚とかサンゴとかが見れた。

3月14日 14班当直日誌より(2)
清水 由美子 (東海大学教養学部芸術学科デザイン課程)
 マリンブルーの海、白いビーチ、緑の木々、ボラボラは南の楽園でした。この海も空気も、どこかで日本とつながっているのでしょうか。魚とたわむれ、山から島を見下ろして。目を閉じると数えきれない色がよみがえってきます。

相馬 詩子 (東海大学教養学部国際学科)
 次回、ボラボラに家族といきたい!ぜったい。この青い海と空、真っ白い砂浜がたまりにたまった疲れを癒してくれるはず。いやなこと、悲しいことが頭から消えて、このボラボラにいるだけで幸せになれる、そんなとこ。
I've never forget this island. I promise my family that I'll present to go to Bora Bora before a long.

アンヤ・シュミット (東海大学別科日本語研修課程)
 Bora Bora - Paradise? It could be if there were no Tourism Centers like Club Med (and so on) which kill the natural Paradise is atmosphere...

山田 みどり (東海大学短期大学部情報・ネットワーク学科)
 ボラボラの3日間はとても楽しかったです。見たことのない美しいものが目の前に広がっていました。この航海も後半戦突入!残りを思う存分楽しみたいと思います。この研修航海に参加させてくれた両親に心から感謝しています。