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前日
|
翌日
船時間 2001/02/18 12:00
日本時間 2001/02/18 12:00
天候
o(曇り)
風力
4
気温
15.4℃
雲量
10
風速
5.6m/sec
海水温度
19.4℃
風向
W
気圧
1021h
湿度
70%
有義波高
1m
船長のコメント
(海への祈り)正月は、大阪天満宮、静岡浅間神社に初詣でに行った。今年も元研修学生から東京波除神社の絵馬を戴いた。試運転の時には、清水御穂神社から御払いを受けた。船室には、金比羅様のお守り札が鎮座している。航海安全を祈る。多数の皆様方の御声援を受け清水港を出港し、駿河湾を出た。海は驚くほど静かだった。
団長のコメント
2月17日 団長のコメント
21世紀初の研修航海となった私たち32回派遣団は、まれに見る好天に恵まれ、松前達郎総長をはじめとする数多くの方々の祝福を受け、2月17日(土)一路南太平洋タヒチへ向かって清水港を出港しました。「航海の安全と学生諸君の成長を願う。」との総長の激励に対し、学生長である根本雅徳君(政経学部4年)は「いい男・いい女になって帰ってきます!」と宣誓しました。ユーモアあり、しばしの別れを惜しむ家族・友人の思いありの感動的な出港式でありました。
海も穏やかで、団員たちは雄大な富士山、伊豆七島とはるかに噴煙を上げる三宅島、目の前に広がる大海原などを眺めながらこれからの船旅に思いをめぐらしました。船での生活2日目で、なかなか思うようにならない部分も多いのですが、荒木船長をはじめ、佐藤チョサー(一等航海士)、金野パーサー(事務長)ら海の男の、荒っぽいけれども温かい指導を受け、団役員とともに自分たちの航海をすばらしいものにしようという気構えができつつあるようです。議論をしたり、自主的なミーティングを行ったり、楽しむべきことは楽しみ、守るべきことは守るという精神に馴染み始めています。
駿河湾を出て、夕方には神津島、三宅島を左手に見、午後11時現在八丈島沖付近を南下中ですが、早くも黒潮の洗礼を受けています。震度4くらいの地震が続いている状態といいますか、ゆりかごにずっと揺られている状態といいますか、右に左にうねり、時には立っていられない状態で、全体で三分の一ほどの学生が船酔いにかかっているようです。そのうち食事の取れない学生は、リンゴ、スポーツドリンクなどでしのいでいます。あと2〜3日は我慢、我慢といったところでしょう。
2月17日 2班当直日誌より(1)
今日は出港式があり、おそらくみんなはじめての大海原に乗り出したわけなのですが、みんなある程度元気で自分もよい止めのおかげかびっくりするくらい元気です。この調子で無事に航海が進んでくれることが今一番の望みです。
北海道東海大学工学部海洋開発工学科 藤原 史基
いよいよ今日が出発です。出港式では、学生長として宣誓をしたのですが、テレビカメラが目の前にたくさんあり非常に緊張しました。しかしそれも無事終わり、後は船の旅を楽しむだけです。これからどんなことが起こるのかとても楽しみです。
東海大学政治経済学部経営学科 根本 雅徳
やっと待ちに待った出発の日を迎えた。やはり港の中と沖では大きく違うものだ。昨日の夜とは打って変わり、船は大きく揺れ、酔わないつもりだったのによってしまい、夕食をパス。早く慣れて船内生活を充実した楽しいものにしたい。
東海大学海洋学部海洋科学科 山路 浩也
とうとう今日出発したわけですが、あると思った船酔いもなく、順調に進んでいます。部屋、ベット、トイレ、シャワーなど船内は多少狭いですが、食べ物、飲み物に不自由することなく思ったよりも快適な旅です。必ずや大きく成長して帰ってきます。
東海大学工学部動力機械工学科 西澤 恭佑
2月17日 2班当直日誌より(2)
今日から出発だ。出港のときの紙テープは、きれいでかなりよかった。船に乗ってからは、多少船酔いはあるが、天気がよかったおかげで楽しい船出となった。これから楽しい旅になっていくので、船酔いに負けないようがんばっていきたい。
東海大学第二工学部電気工学科 渡辺 宏幸
いよいよ出港。日本の陸を離れる朝、とても名残惜しい気分になりました。早く起き、美しい富士を見て一つの歌ができました。”朝日差し おもてに出れば 偉大な地 浮かぶ涙で みつめる富士を”この歌には、「青い海」という言葉も隠れています。
東海大学工学部金属材料工学科 中島 淳一郎
今日から始まった船旅。出港式であれほど盛大な歓迎をしてくれるとは思わなかったので緊張したが逆に多くの人がきてくれてうれしかった。昼からは、すごい船酔いで大変だった。はやく船の生活になれるようにしたい。
東海大学工学部土木工学科 山田 大輔
長いたびが始まった。天気もよく快適な船旅がはじまったと思ったが、いきなり船酔いになってしまった。これから楽しい旅になるので、早く船に慣れていきたいと思う。そうすれば、楽しい海外研修になると思う。
東海大学体育学部社会体育学科 小熊 剛